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理想的な洗面台の高さは何センチ? リフォーム方法や注意点を紹介

  • 作成日:2024/05/28
  • 更新日:2026/04/14
  • 編集者:山根木材メディア編集部
理想的な洗面台の高さは何センチ? リフォーム方法や注意点を紹介

洗面台が使いづらいと感じる場合、高さが合っていない可能性があります。
高さの合わない洗面台を使い続けると腰痛や肩こりを招いたり、水はねが起こって掃除の手間が増えたりします。
洗面台は毎日使うものだからこそ、快適に使いたいですよね。
この記事では、家族にとって理想的な洗面台の高さや、快適に使うための工夫を解説します。
リフォームを検討している方へ向けて、おすすめのリフォーム方法についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

洗面台は高くても低くても使いづらい

腰痛で背中が痛い男性のイメージ

洗面台を快適に使うためには、高さが適切であるかが大きなポイントです。
最近では機能性に優れた洗面台も多く販売されていますが、身長に合うものを選ばなければ、使い続けるうちにさまざまな不便を感じるようになります。
洗面台が高すぎる、もしくは低すぎるとどのような不便を感じてしまうのでしょうか。
具体例を挙げながら、以下で詳しく解説します。

高すぎると水はねが増え掃除が負担に

洗顔時に水が腕をつたって肘まで垂れてくることはありませんか?
この場合、身長に対して洗面台が高すぎる可能性があります。
腕から肘へつたった水が床にこぼれ落ちたり、洗面台の周りや服がびしょびしょに濡れてしまったりと、掃除や洗濯の手間が増えてしまうことも。
また、洗顔時などに必要以上に腕を高く上げるため、肩こりの原因になる場合もあります。
さらに、洗面台の高さが上がると必然的に収納棚も高くなるため、物が取りづらくなってしまうことにも注意が必要です。

低すぎると腰をかがめるため腰痛の原因に

身長に対して洗面台が低すぎると、顔を洗う際により深く頭を下げることになります。
そうすると、腰には思っている以上に負荷がかかってしまいます。
使うたびに腰をかがめなければならず、腰痛の原因になる可能性もあるため注意が必要です。
すでに腰痛持ちの方は、とくに気をつけたいところです。洗面台の高さが合っていないまま使い続けることで腰痛を悪化させてしまうかもしれません。
洗顔は毎日行うものなので、なるべく早い対処が必要です。

家族間の身長差による不便さ

洗面台の高さ選びで多くの方が悩むのが、家族間の身長差です。
たとえば、ご主人に合わせて高めの洗面台を選ぶと、奥様やお子様が顔を洗う際に腕をつたって水が垂れやすくなり、袖を濡らしてしまう原因になります。
逆に、背の低い方に合わせると、高身長の方は毎日大きく腰を曲げなければならず、腰痛を引き起こすリスクが高まります。
誰か一人の身長に最適化すると、他の家族にとっては使い勝手が悪くなってしまうため、家族全員が無理なく使える妥協点や工夫を見つけることが重要です。

洗面台の標準的な高さは何センチ?

黄色い背景に青と黄色のメジャーが置いてある様子

では、今使っている洗面台の高さはどのくらいなのでしょうか。
洗面台の高さが自分に合っているかどうかを確認するためにも、基本的な高さの測り方と、一般的な洗面台の高さについて知っておきましょう。

一般的な高さは75~80センチ

洗面台の高さとは、床から洗面ボウルまでの高さのことです。
洗面台の高さを測るときには、床から洗面ボウルまでの高さを測ります。
洗面台の高さはメーカーによって異なるものの、一般的に750mm、800mm、850mmと、3段階程度に分かれています。
あまり気にせずに設置した場合は、床から洗面ボウルまでの高さが750〜800mmであることが多いです。

高身長向け規格の85cm

近年、日本人の平均身長が高くなっていることに伴い、各メーカーで人気を集めているのが「高さ85cm」の規格です。
身長が165cm〜170cm前後の方にとって最も使いやすい高さとされており、腰への負担を大幅に軽減できます。
これまで80cmの洗面台を使っていて「少し低くて腰が痛い」と感じていた方や、男性も頻繁に洗面台を使うご家庭のリフォームで、積極的に選ばれるようになっています。

特注サイズの90cm

身長が175cm〜180cm以上ある方の場合、85cmの洗面台でもまだ低く感じることがあります。
そのような高身長の方に向け、一部のメーカーやハイグレードモデルでは「高さ90cm」の洗面台を選ぶことが可能です(特注対応となる場合もあります)。
90cmであれば、大柄な男性でも背筋を伸ばしたまま快適に洗顔やヒゲ剃りができます。
ただし、背の低いご家族にとっては非常に使いにくくなるため、導入の際は踏み台の活用などとセットで検討する必要があります。

古いものだと標準より低い場合も

昔に比べて日本人の平均身長が伸びています。それに伴い、古いアパートやマンションに設置されている洗面台では低いと感じる方も多いでしょう。
古い洗面台は昔の日本人の身長に合わせて作られていることが多いので、現代人には低く、使いづらさを感じるのも必然なのかもしれません。

洗面台の理想的な高さとは

背を伸ばして地面から何センチか測っている様子

使いやすい洗面台の高さは、ある程度の基準があります。
その基準をもとに洗面台の高さを決めれば、掃除をする手間をぐっと減らせたり、体への負担を軽減させることができます。
しかしながら、家族間で身長差がある場合には、何センチの高さの洗面台を選べばよいのか迷いますよね。
家族全員が快適に使える洗面台の高さを知るには、以下の3つのポイントを押さえましょう。

ボウルまでの高さ「身長÷2」が最適!

使いやすい高さの基準は、洗面ボウルまでの高さが「身長÷2」といわれています。
具体的には、以下のような計算です。

  • 150㎝の身長の場合は75㎝
  • 160㎝の身長の場合は80㎝
  • 170㎝の身長の場合は85㎝

今の洗面台が使いづらいと感じている方は、ぜひ一度測ってみてください。自分の身長に対して洗面台の高さが適切でないかもしれません。

家族で身長差がある場合は高い人に合わせる

家族で身長差がある場合には背の高い人に合わせるとよいでしょう。
洗面台が低いと調整するのは難しいですが、高い場合は踏み台などを置けば対処できます。
日本人の平均身長で考えると、家族全員で使う洗面台の高さは80cm前後が無難でしょう。
ただし、家族ごとに生活スタイルが異なるように、用途や使用頻度も同じではありません。
迷ったときには、洗面台の施工に精通したリフォーム会社に相談をしてから決めることをおすすめします。

お子さんがいる場合は将来の身長を考慮

小さなお子さんがいる家庭の場合、洗面台の高さをどうすればよいのか迷いますよね。
とはいえ、幼少期はどの高さであっても踏み台が必要になります。
その後はどんどん成長するので、高さが合わないといった問題は時間とともに解決されるでしょう。
家族全員が長く快適に使える洗面台を選ぶためには、お子さんの将来の身長を考慮しながら、両親の身長に合わせて高さを決めるのがポイントです。

身長差のある家族全員が洗面台を快適に使うコツ

身長差のある親子

家族間で身長に差がある場合には、ちょっとした工夫をすることで、洗面台を快適に使うことができます。
ここではそのコツを2つご紹介しますので、洗面台の高さが合わず悩んでいる方はぜひ試してみてください。

お子さんが小さいうちは踏み台を使う

お子さんが小さいうちは、踏み台を使うのがおすすめです。
踏み台を洗面所に置くと場所を取ってしまう場合には、折りたたみ式の踏み台があると便利です。
必要なとき以外は折りたたんで収納できるので、限られたスペースでも場所を取りません。
子どもの成長を見据えて、階段式の踏み台を選ぶのも一つです。
子どもが成長してすぐに使えなくなるといったこともなく、兄弟・姉妹でも使えます。

滑り止め付きや幅広タイプなども販売されているので、ご自宅の洗面所に合うものを選びましょう。

背が低い人は厚底スリッパで対処する

洗面台が高いけれど踏み台を使うほどではない場合、厚底スリッパを履くのも解決策の一つです。
家族間で身長差があるときや、お子さんが成長して踏み台を使うほどではなくなった場合にも、厚底スリッパは活用できます。
洗面台が高すぎることが原因の肩こりや、水はね対策にも有効です。
さらに高さを微調整したいなら、厚めのマットを敷く方法もあります。
撥水加工のマットなら掃除しやすく、使い勝手もよいでしょう。

洗面台の高さが合わないときのリフォーム方法

洗面台と洗濯機があるリフォーム後のランドリールーム

洗面台の高さが合わず使いづらさを感じている場合、リフォームという選択肢もあります。
適切な高さの洗面台に交換するだけで、身支度の時間がぐっと快適になりますよ。
場合によっては、洗面台を交換せずに問題を解決できることもあります。
洗面台の高さが合わず悩んでいる方は、以下のリフォーム方法を検討してみてください。

リフォームでのかさ上げ施工

「洗面台全体はまだ綺麗だから交換したくないけれど、高さだけを上げたい」という場合、リフォーム業者に依頼して「かさ上げ施工」を行う方法があります。
これは、現在の洗面台の下に木材などで専用の土台(ベース)を造作し、洗面台そのものの位置を物理的に高くする工事です。
新しい洗面台に買い替えるよりも費用を抑えられますが、造作した土台部分の見た目を違和感なく仕上げる(クッションフロアや巾木で覆うなど)ための施工技術が求められます。

台輪設置による高さ変更

メーカーによっては、洗面台の下部に取り付ける「台輪(だいわ)」と呼ばれる専用のスペーサー(土台パーツ)をオプションで用意している場合があります。
リフォーム時にこの台輪を挟み込むことで、標準規格の高さから数センチ〜5センチ程度高く調整することが可能です。
純正パーツを使用するため、かさ上げ施工と比べてデザインの統一感が保たれ、すっきりとした見た目に仕上がるのがメリットです。

水栓の交換

洗面台のタイプによっては、高さが合わないことを理由に洗面台を丸ごと交換しなくても問題が解決できる場合があります。
洗面台によっては水栓だけを交換できるタイプがあり、水栓の高さを調整して付け替えることで、高さが合わない問題を解消することができるのです。

水栓のみを交換する場合には、既存の水栓と同じタイプを選ぶのがポイントです。
洗面台を丸ごと交換するのと比べて費用を安く抑えられるメリットもあります。

洗面台の交換

高さ以外にも不便に感じている場合、洗面台を丸ごと交換することも検討しましょう。
その際、自分たちで交換はせず、専門業者に依頼することをおすすめします。
洗面台を交換する際には水道管の他、電気配線工事なども必要です。
自分で交換・取り付けをして失敗してしまった場合、水漏れや漏電といったトラブルを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
洗面台は一度交換すると長く使うものなので、専門業者に依頼をして、正しく設置してもらうことをおすすめします。

洗面台のサイズを変える際の注意点

モダンな雰囲気のリフォーム後の洗面台

洗面台の高さやサイズを変えて新しいものに交換する際には、以下の4つのポイントに注意しましょう。

  • 天井の高さにも注意する
  • 間口や奥行とのバランスも確認する
  • 車椅子を利用する場合はバリアフリーの洗面台を選ぶ
  • ショールームで実物を確かめてみる

それぞれについて以下で詳しく解説していきます。

水栓と鏡の位置バランス調整

洗面台の高さを変更(特にかさ上げ)する場合、見落としがちなのが「鏡(ミラーキャビネット)」と「水栓」の位置関係です。
洗面台の土台だけを高くすると、元々壁に設置されていた鏡の位置が相対的に低くなってしまい、背の高い人が鏡を見たときに頭が見切れてしまうことがあります。
高さを変更する際は、洗面ボウルだけでなく、鏡の設置位置も上にずらす必要があるか、また天井の梁などに干渉しないか、空間全体のバランスをしっかり確認しましょう。

天井の高さにも注意する

洗面台は通常、下部の洗面化粧台と上部のミラーキャビネットで構成されています。
標準仕様の洗面台は、この2つを組み合わせた全長が190㎝になります。
そのため、洗面室の高さが190㎝以上ないと、一般的な洗面台を設置することはできません。
ただし注意点として、洗面室の高さが190㎝以上あった場合でも、設置箇所の上部に天井の梁などがあると、それが障害となって配置できないこともあります。
その場合は全長180㎝対応の洗面台を選ぶことになります。加えて、収納棚に無理なく手が届くかどうかも事前に確認しておきましょう。

間口や奥行とのバランスも確認する

設置したい場所に洗面台が収まらなかったり、壁との間に微妙な隙間ができてしまったり……。
設置場所にぴったり収まる洗面台であれば問題ありませんが、隙間があると小物を落としたときに取りにくく、ゴミやホコリも溜まって掃除の手間が増えてしまいます。
洗面台を選ぶときは、高さ・間口・奥行の3つのバランスを考えることも大切です。
また、配置予定のスペースを事前に測っておくことも重要なポイントです。
ぴったりサイズの洗面台を選ぶことができ、余計な隙間に悩まされずに済みます。

車椅子を利用する場合はバリアフリーの洗面台を選ぶ

高齢の方や車椅子の方と暮らしている場合、身体が不自由な方でも安心して使えるユニバーサル仕様の洗面台がおすすめです。
身体に負担がかからないように設計されているので、車椅子をお使いの方はもちろん、ほかの家族も楽な姿勢で使用できます。
ユニバーサル仕様の洗面台は、病院や福祉施設などでも利用されています。老後を見据えて洗面台を選びたい方にもおすすめです。

ショールームで実物を確かめてみる

適切な洗面台の高さは「身長÷2」が基準とはいえ、実際にその高さに変えてみると「どうも使いづらい……」と感じる場合もあるかもしれません。
洗面台は頻繁に交換するものではないので、サイズ選びに失敗しないためにも実物を見てから決めることをおすすめします。
ショールームに足を運んで実物を見たり、リフォーム会社に展示されている洗面台でシミュレーションしてみるのも一つです。

高さが選べる! おすすめの洗面台

最後に、使いやすい高さを選べるおすすめの洗面台を3つ紹介します。
洗面台の高さ選びで失敗したくない方はもちろん、快適な洗面空間を実現したい方はぜひ参考にしてください。

LIXIL(リクシル) ルミシス

LIXILの洗面台ブランド ルミシス

出典:LIXIL ルミシス/ボウル一体タイプ

リクシルの人気洗面台「ルミシス」は、身長に合わせて750~850mmまで高さを選べるのに加え、間口をミリ単位で調整できるのが魅力です。
壁との隙間がぴったりと収まるため、まるで造り付けのようなすっきりとした印象の洗面化粧台に仕上がります。
壁との隙間に物を落としたり、ホコリが溜まったりする悩みも解消できます。
住まいとライフスタイルにフィットする、ジャストサイズの洗面台をお探しの方におすすめです。

パナソニックシーライン

出典:Panasonic シーライン/洗面ドレッシング

パナソニックの「シーライン(C-Line)」は、多彩なプランとスタイリッシュなデザインが魅力の人気シリーズです。
一般的な据え置きタイプだけでなく、壁に直接固定して床から浮かす「フロートオープンタイプ」が選べるのが大きな特徴です。
フロートタイプであれば、施工時に壁へ固定する高さをある程度自由に調整できるため、ご家族の身長に合わせたこだわりの高さ設定を実現しやすくなります。
足元が空いているため、踏み台をスッキリ収納できるのも嬉しいポイントです。

TOTO オクターブ

TOTOの洗面台ブランド オクターブ

出典:TOTO オクターブ/空間プラン

TOTO「オクターブ」は、750~850mmの高さまでカスタマイズできるのはもちろん、自宅スペースに合わせて開口の広さを4タイプから選べます。
カラーバリエーションも16色と豊富で、好みの雰囲気に仕上がります。

さらに、タッチレスの水栓や照明、汚れや菌を抑える「きれい除菌水」など、快適な使い心地を叶える機能も充実しています。
機能を追加できるオプションも充実した、快適性とデザイン性を兼ね揃えた洗面台です。

タカラスタンダード リジャスト

タカラスタンダードの洗面台ブランド リジャスト

出典:タカラスタンダード リジャスト

タカラスタンダードの「リジャスト」なら、高さを75cmと80cmの2タイプから選ぶことができ、間口は1cm刻みの仕上げに対応しています。
サイズオーダーなので、マンションにありがちな特殊サイズの洗面台のリフォームにも最適です。
壁との隙間がなくぴったりと収まり、すっきりとしたシンプル空間に刷新できます。

タカラスタンダードならではのマグネットで収納できるホーローパネルなど、使い勝手の良い機能も揃っています。
家族全員の理想を叶える、ストレスフリーな洗面空間を実現できるでしょう。

家族にとって最適な洗面台の高さを検討

洗面台の高さは使い勝手を大きく左右します。毎日使うものだからこそ、家族みんなが快適に使える高さの洗面台を選びたいですよね。
洗面台が使いづらいとお悩みの方は、リフォームで問題を解消できる可能性もあります。
洗面台の交換やリフォームを検討している方は、ぜひ山根木材にご相談ください。
お客様に最適なリフォームプランをご提案します。

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※弊社では、広島県内を施工エリアとさせていただいています。

この記事を書いた人
yamane_mktg
山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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