大型家具や家電の処分方法は？リフォーム時の不用品処分の費用相場

作成日：2023/11/15
更新日：2025/11/07
編集者：山根木材メディア編集部

引っ越しやリフォーム、家具の買い替えなどで、ベッドやソファ、タンスといった大型家具の処分が必要になることがあります。
「自分一人では運び出せないし、どうやって処分すればいいんだろう」「業者に頼むと、一体いくらかかるのか分からなくて不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、不用品回収業者を利用するのが初めての場合、料金体系や業者の選び方がわからず、一歩を踏み出せないこともあるでしょう。
この記事では、そんなお悩みを抱える方のために、大型家具の処分にかかる費用の最新相場を徹底解説します。
不用品回収業者の「積み放題プラン」や「品目別の料金」はもちろん、料金が決まる仕組み、費用をぐっと安く抑えるための具体的な方法まで、どこよりも分かりやすくお伝えします。

この記事を最後まで読めば、あなたの状況に最適な処分方法がわかり、納得のいく価格で安心して大型家具を処分できるようになります。

大型家具・不用品回収の料金相場一覧

フリマアプリイメージ

大型家具の処分を不用品回収業者に依頼する場合、料金プランは大きく分けて「トラック積み放題プラン」と「品目別の個別回収プラン」の2種類があります。
まずは、それぞれの料金相場を見ていきましょう。

トラック積み放題プランの料金相場【軽トラ・1.5t・2t】

引っ越しや大掃除などで、大型家具以外にも処分したいものが複数ある場合に最もお得で分かりやすいのが「トラック積み放題プラン」です。
車両費や作業費など、基本的な費用が全て含まれたパック料金になっていることが多く、個別に依頼するよりも割安になります。
トラックのサイズごとに料金相場と積める不用品の量の目安は以下の通りです。

トラックのサイズ	料金相場	積める不用品の量の目安
軽トラック	10,000円～ 25,000円	1R・1K向け。冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、シングルベッド、テレビ台、カラーボックス、段ボール数箱など。一人暮らしの引っ越しで出る不用品一式程度。
1.5tトラック	30,000円～ 50,000円	1DK・2DK向け。軽トラックの約2倍の量。一人暮らしの不用品に加え、ダブルベッドやソファ、食器棚などが積載可能。
2tトラック	50,000円～ 80,000円	2LDK以上・ファミリー向け。軽トラックの約2.5～3倍の量。大型のタンスやソファ、ダイニングテーブルセットなど、家族の引っ越しで出る不用品もまとめて処分できます。

このプランは、指定されたトラックに乗る範囲であれば、どれだけ積んでも料金が変わらないのが大きな魅力です。
ただし、「積み放題」といっても、業者によっては積める荷物の高さに制限があったり、特定の品目（建築廃材など）は対象外だったりする場合があるため、見積もり時にプランの内容をしっかり確認しましょう。

品目別の大型家具処分費用【ベッド・ソファ・食器棚・タンス】

処分したい大型家具が1～2点と少ない場合は、品目ごとに料金が設定されている個別回収プランが適しています。
以下に、主要な大型家具の処分費用の相場をまとめました。
この料金には、基本的な搬出作業費や車両費が含まれていることが一般的ですが、業者によって料金体系は異なります。
あくまで目安として参考にし、正確な費用は必ず見積もりで確認してください。

家具の種類	処分費用の相場	備考
ベッド・マットレス	4,000円～ 12,000円	シングル・セミダブル・ダブルなどサイズで変動。解体が必要な場合は追加料金がかかることも。
ソファ	4,000円～ 18,000円	1人掛け・2人掛け・3人掛け・コーナーソファなど大きさや素材で変動。
タンス・チェスト	4,000円～ 15,000円	高さや横幅、素材（木製・プラスチック）で変動。
食器棚・カップボード	5,000円～ 15,000円	サイズやガラスの有無で変動。
ダイニングテーブルセット	5,000円～ 15,000円	テーブルのみか、椅子（2脚・4脚など）もセットかで変動。
本棚・スチールラック	3,000円～ 10,000円	大きさや素材で変動。
冷蔵庫	5,000円～ 13,000円	容量（ドアの数）で変動。別途リサイクル料金が必要。
テレビ	3,000円～ 8,000円	画面の大きさで変動。別途リサイクル料金が必要。

単品での回収は、積み放題プランに比べて割高に感じられるかもしれませんが、処分したいものが少ない場合には最も合理的な選択肢となります。

不用品回収の料金が決まる仕組みと料金体系の内訳

「業者によって料金が違うのはなぜ？」と疑問に思う方もいるでしょう。
不用品回収の料金は、主に「基本料金」と「オプション料金」の組み合わせで決まります。
この仕組みを理解しておくと、見積もり内容を正しく判断でき、不当な高額請求を防ぐことにも繋がります。

基本料金の内訳【出張費・車両費・作業費】

多くの不用品回収業者が設定している基本料金には、以下の項目が含まれています。
積み放題プランは、これらの費用が全てコミコミになったパック料金と考えると分かりやすいでしょう。

出張費（諸経費）
スタッフがご自宅まで伺うための基本的な経費です。
対応エリア内であれば無料の業者もあれば、一律3,000円～5,000円程度を設定している業者もあります。
ガソリン代や高速道路代などが含まれます。
車両費
使用するトラックの維持費やレンタル代です。
軽トラック、2tトラックといった車両のサイズによって料金が変動します。
積み放題プランでは、この車両費が料金の大部分を占めています。
作業費（人件費）
不用品を搬出するスタッフの人件費です。
作業員の人数や、作業にかかる時間によって算出されます。
重たい家具を運んだり、解体したりする作業に対する対価となります。
通常、1名あたり3,000円～5,000円程度が相場です。

これらの項目が、個別の料金として明記されているか、あるいはパック料金として一つにまとめられているかは業者によって異なります。
見積もりを取った際には、どの費用がどこまで含まれているのかを確認することが大切です。

追加発生するオプション料金【階段料金・解体作業費】

基本料金やパック料金に含まれず、状況に応じて別途必要になるのがオプション料金です。
知らずにいると、当日になって「話が違う」ということにもなりかねません。
見積もり時に、ご自身の状況を正確に伝えて、追加料金の有無を確認しておきましょう。

代表的なオプション料金の例

階段料金
エレベーターがない建物の2階以上から不用品を運び出す際にかかる費用です。
1フロアごとに2,000円～3,000円が相場です。メゾネットタイプのお部屋なども対象になることがあります。
解体作業費
ベッドや大型の棚など、そのままの状態では部屋から運び出せない家具を解体するための作業費です。
一点あたり3,000円～8,000円程度が目安です。
深夜・早朝割増料金
業者の営業時間外である夜間や早朝に作業を依頼する場合に発生します。
通常料金の25%～50%増しが一般的です。
吊り下げ作業費
窓から家具を吊り下げて搬出するような特殊な作業が必要な場合に発生します。
作業員の追加などが必要になるため、10,000円以上かかることも多いです。
家電リサイクル料金
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目は、家電リサイクル法に基づきリサイクルが義務付けられています。
業者に処分を依頼する場合、法律で定められたリサイクル料金と、業者の運搬収集費が別途必要になります。
（参考：経済産業省)

大型家具の処分費用を相場より安く抑える5つの方法

引越し業者イメージ

少しでも処分費用を安くしたい、と考えるのは当然のことです。
ここでは、誰でも実践できる費用を安く抑えるための5つの具体的な方法をご紹介します。

方法1【最も安い】自治体の粗大ゴミ収集を利用する

費用を最小限に抑えることを最優先するなら、お住まいの自治体が行っている粗大ゴミ収集が第一の選択肢です。
不用品回収業者に依頼するのに比べて、圧倒的に安く処分できます。
例えば広島市の場合、ベッドは1,000円、ソファ（2人以上用）は1,000円、タンスは500円～1,000円の手数料で収集してもらえます。（参考：広島市公式ウェブサイト）

ただし、安い分だけデメリットもあります。不用品回収業者のサービスと比較してみましょう。

比較項目	自治体の粗大ゴミ収集	不用品回収業者
費用	◎ 数百円～3,000円程度	△ 3,000円～
搬出の手間	× 自分で指定場所まで運ぶ	◎ 全てお任せできる
日時の指定	× 月に数回など指定日のみ	◎ 柔軟に対応可能
対応品目	× 家電リサイクル品などは不可	○ ほとんどの物に対応
即日対応	× 不可（申し込みから1週間以上）	○ 可能な場合が多い

このように、自治体のサービスは「自分で問題なく運び出せる」かつ「処分を急いでいない」場合に最適な方法です。
重くて運べない、すぐに処分したいという場合は、費用がかかっても不用品回収業者に依頼する方が現実的と言えるでしょう。

方法2複数の不用品回収業者から相見積もりを取る

不用品回収業者に依頼すると決めた場合、費用を安くし、かつ悪質な業者を避けるために最も効果的なのが「相見積もり」です。
面倒に感じるかもしれませんが、最低でも3社から見積もりを取ることを強くおすすめします。
相見積もりを取ることで、ご自身のケースの適正な料金相場が把握できます。
また、1社の見積もりが不当に高い場合や、安すぎる場合（後から高額請求されるリスクがある）も見抜くことができます。
見積もりを依頼する際は、処分したい家具の種類、サイズ、数量、そして建物の状況（エレベーターの有無、階数など）を各社に同じ条件で正確に伝えましょう。

電話やメールだけでなく、LINEで見積もり依頼ができる業者も増えています。
料金だけでなく、スタッフの対応の丁寧さなども比較することで、より納得のいく業者選びができます。

方法3不用品買取サービスを併用して費用を0円に近づける

「処分」と考えるのではなく、「売却」するという視点を持つことも大切です。
もし処分したい家具がまだ使える状態であったり、人気ブランドのものであったりするなら、買取サービスを併用することで処分費用を大幅に節約できる可能性があります。
不用品回収業者の中には、買取サービスを同時に行っているところも多くあります。
その場合、回収費用から買取金額を差し引いてもらえるため、支払う金額を減らすことができます。
状態や需要によっては、買取金額が上回り、逆にお金がもらえるケースさえあります。

高価買取が期待できる家具の例

人気ブランドの家具（カリモク、無印良品、unicoなど）
デザイナーズ家具
購入から5年以内の新しい家具や家電
アンティーク家具

査定は無料で行ってくれる業者がほとんどです。
自分の家具に価値があるかわからない場合でも、まずは一度査定を依頼してみるのがおすすめです。
その際、購入時の保証書や付属品を揃えておき、綺麗に掃除しておくと査定額がアップしやすくなります。

方法4引越し業者や家具購入店の引取サービスを活用する

特定の状況下では、不用品回収専門業者以外に依頼する方が効率的な場合があります。
一つは、引っ越しと同時に不用品を処分する場合です。
多くの引越し業者が、オプションサービスとして不用品の引き取りを行っています。
引越しと処分の窓口が一つで済むため、手間が省けるのが大きなメリットです。
ただし、専門業者に比べて料金が割高になる傾向があったり、引き取りできる品目が限られたりする場合があるため、不用品回収業者の見積もりと比較検討することをおすすめします。

もう一つは、新しい家具や家電に買い替える場合です。
ニトリや無印良品といった大手家具店では、新しい商品の配送時に、同種・同数の古い家具を有料で引き取ってくれるサービスを提供しています。新しい家具の搬入と古い家具の搬出が一度で済むため、非常にスムーズです。この場合も、引き取りの条件（購入商品と同数までなど）を確認しておきましょう。

方法5自分で処分できる不用品は事前に片付けておく

トラック積み放題プランの利用を考えているなら、この方法は特に有効です。積み放題プランはトラックの容量で料金が決まるため、業者に回収してもらう荷物の量を減らせば、より小さな（安い）プランに変更できる可能性があります。
例えば、衣類や雑誌、小物といった一般ゴミや資源ゴミで捨てられるものは、自治体のルールに従って自分で処分しておきましょう。
そうすることで、トラックのスペースを大型家具や家電の処分に集中して使うことができます。

また、事前に荷物を分別し、運び出しやすいようにまとめておくだけでも、作業時間が短縮され、結果的に料金が安くなる可能性があります。業者に依頼する前に、自分にできることはないか一度見直してみることをおすすめします。

失敗しない優良不用品回収業者の選び方3つのポイント

残念ながら、不用品回収業者の中には、無料回収を謳って不法投棄を行ったり、作業後に法外な料金を請求したりする悪質な業者が存在するのも事実です。初めて業者を利用する方が安心して依頼できるよう、信頼できる優良業者を見極めるための3つの重要なポイントをご紹介します。

ポイント1「一般廃棄物収集運搬業許可」の有無を確認する

家庭から出る一般のゴミ（不用品）を有料で収集・運搬するには、市町村から「一般廃棄物収集運搬業許可」を得る必要があります。
これが、優良業者を見分けるための最も重要で基本的なチェックポイントです。
この許可を持たずに営業している業者は違法です。回収した不用品を不法投棄したり、不適切に処理したりするリスクが非常に高くなります。

優良な業者であれば、必ず公式ウェブサイトの会社概要ページなどに「一般廃棄物収集運搬業許可第〇〇〇〇号」といった形で許可番号を明記しています。
見積もりを依頼する前に、必ずこの許可の有無を確認しましょう。
ちなみに、「産業廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」だけでは家庭ごみの収集はできないため、間違えないように注意が必要です。

ポイント2料金体系と見積書の内容が明確か

優良な業者は、料金体系をウェブサイトなどで分かりやすく公開しており、見積もりも丁寧に対応してくれます。
逆に、料金に関する質問に曖昧に答えたり、電話だけで「全部で〇〇円です」と安易に金額を提示したりする業者には注意が必要です。
正式な見積もりを依頼した際には、必ず書面で提出してもらい、以下の点が明記されているかを確認しましょう。

見積書のチェックポイント

作業内容 どの不用品をどのように回収するかが具体的に書かれているか
料金の内訳 基本料金、作業費、車両費、オプション料金などが項目ごとに記載されているか
追加料金の有無 見積もり金額から追加料金が発生する可能性があるか、その場合の条件が明記されているか
会社の連絡先 会社の住所、電話番号がきちんと記載されているか

これらの内容が不明瞭な見積書を提示する業者は、作業後に「これも必要だった」などと理由をつけて高額な追加料金を請求してくる可能性があるため、契約を避けるべきです。

ポイント3万が一の損害賠償保険に加入しているか

大型家具の搬出作業は、プロの業者であっても常に細心の注意を払って行われます。
しかし、万が一の事故で、マンションの壁や床、あるいは他の大切な家具を傷つけてしまう可能性はゼロではありません。
そうした不測の事態に備え、ほとんどの優良業者は「損害賠償責任保険」に加入しています。この保険に加入していれば、万が一作業中に物損事故が発生した場合でも、きちんと補償を受けることができます。
ウェブサイトに保険加入の旨が記載されていることが多いですが、もし見当たらなければ、見積もり時に「損害賠償保険には加入されていますか？」と直接質問してみましょう。
快く回答してくれる業者であれば、より安心して作業を任せることができます。

【状況・間取り別】大型家具・不用品回収の費用事例

ここでは、より具体的に費用感をイメージしていただくために、実際の回収事例を2つご紹介します。
ご自身の状況と照らし合わせて参考にしてください。

事例1【一人暮らし・1K】引越しに伴う回収費用

大学卒業に伴い、実家に戻るためアパートを引き払うAさんのケースです。
家電やベッドなど、一人暮らしで使っていた家財一式をまとめて処分したいとのご依頼でした。

回収品目 シングルベッド、マットレス、2ドア冷蔵庫、全自動洗濯機、電子レンジ、テレビ台、カラーボックス2点、衣装ケース3点、その他生活ゴミ（段ボール5箱分）
利用プラン 軽トラック積み放題プラン
作業時間 約1時間（作業員2名）
総額費用 23,000円

ご自身で処分すると手間のかかる家電リサイクル対象品や大型のベッドも、まとめて回収できる積み放題プランを利用したことで、引越し準備の負担を大幅に減らすことができました。
ご自身で運び出す手間や時間を考えれば、十分に価値のある費用だとご満足いただけました。

事例2【二人暮らし・2DK】大型家具買い替えの回収費用

結婚を機に広いマンションへ引っ越すBさんご夫婦のケースです。
新居に合わせて家具を新調するため、これまで使っていた大型家具の処分をご希望でした。

回収品目 ダブルベッド、マットレス、3人掛けソファ、食器棚（高さ180cm）、ダイニングテーブルセット（椅子4脚）
利用プラン 1.5tトラック積み放題プラン
作業時間 約1時間半（作業員2名）
総額費用 45,000円

一点一点が大きく重たい家具ばかりでしたが、プロの作業員が連携し、壁や床を傷つけないよう丁寧に養生しながらスムーズに搬出しました。
特に3人掛けソファはそのままではドアを通らなかったため、その場で脚を取り外して運び出しました。ご夫婦二人では到底運び出せなかったと、大変安心されていました。
買取可能な状態の良いダイニングテーブルセットがあったため、査定額3,000円を差し引き、最終的なお支払い額は42,000円となりました。

不用品回収の依頼から作業完了までの4ステップ

大型家具の処分イメージ

不用品回収を初めて依頼する方でもスムーズに進められるよう、問い合わせから作業完了までの一般的な流れを4つのステップでご紹介します。

ステップ1問い合わせと無料見積もり

まずは、気になる業者を2～3社ピックアップし、電話やウェブサイトの問い合わせフォーム、LINEなどから無料見積もりを依頼します。
このとき、処分したい家具の種類やサイズ、お住まいの状況（階数、エレベーターの有無など）をできるだけ正確に伝えましょう。
スマホで撮った写真を送ると、より正確な概算見積もりを出してもらいやすくなります。

ステップ2訪問見積もりと契約

処分したいものの量が多い場合や、搬出経路が複雑な場合は、スタッフが実際に訪問して見積もりを行います。
訪問見積もりも無料で行っている業者がほとんどです。
作業内容と最終的な確定料金に納得できたら、正式に契約となります。
契約内容やキャンセルポリシーについてもしっかり確認しておきましょう。

ステップ3不用品の搬出・回収作業

契約した日時に、スタッフが回収作業に伺います。貴重品や残しておくものを事前に片付けておくと、作業がスムーズに進みます。
大型家具の解体や搬出はすべてプロのスタッフにお任せください。
作業中はお立ち会いいただくのが基本ですが、外出が必要な場合は事前に相談しておきましょう。

ステップ4作業確認と料金の支払い

すべての不用品が回収されたことを確認したら、作業は完了です。
最後に料金を支払います。
支払い方法は、現金払いのほか、クレジットカードや銀行振込に対応している業者も増えています。領収書を必ず受け取り、保管しておきましょう。

大型家具の処分費用に関するよくある質問

最後に、大型家具の処分費用に関して、お客様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

見積もり後に追加料金が発生することはありますか？

優良な業者であれば、お客様からの申告内容と当日の状況に変わりがない限り、見積もり金額から追加料金が発生することはありません。
ただし、当日になって「これも追加でお願いしたい」と申告外の不用品が増えた場合や、「エレベーターが使えないことが分かった」など状況が変わった場合は、追加料金が必要になることがあります。
悪質な業者は理由をつけて高額請求することがあるため、見積もり時に「追加料金が発生するケース」を書面で確認しておくことが重要です。

回収当日に不用品が増えても対応してもらえますか？

はい、トラックの積載スペースに余裕があれば、当日の追加も対応可能な場合が多いです。
ただし、積み放題プランの容量を超えてしまう場合や、追加分がリサイクル料金の必要な家電である場合は、別途追加料金が発生します。
処分したいものが増える可能性が少しでもある場合は、見積もり時にその旨を伝えておくと、当日のやり取りがスムーズになります。

大型で運び出せない家具だけでも依頼できますか？

はい、もちろん可能です。
「タンス1点だけ」「ベッドとマットレスのセットだけ」といったご依頼も喜んで承ります。
不用品回収業者は、そうした「自分では運べない」というお悩みを解決するのが仕事です。
ただし、単品での回収は出張費などの関係で割高になる傾向があるため、もし他に処分を迷っている小物などがあれば、この機会にまとめて依頼する方がトータルでお得になることが多いです。