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リフォームにおすすめのキッチン10選!メーカーごとの特徴や選び方

  • 作成日:2024/01/05
  • 更新日:2025/11/14
  • 編集者:山根木材メディア編集部
リフォームにおすすめのキッチン10選!メーカーごとの特徴や選び方
目次

キッチンは主婦が1日に多くの時間を過ごす場所であり、ダイニング・リビングと同じ空間に置かれる間取りが多いことから、家族にとっても重要な場所と言えます。
キッチンはメーカーや商品により異なる特徴があるので、自分に適したキッチンを選べば家事がスムーズに進むようになります。

今回の記事では、メーカーを限定せずに人気のキッチンを10個まとめました。
キッチンリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

キッチンリフォームにおすすめ!おしゃれなキッチン10選!

キッチンをリフォームする際には、どのシステムキッチンにするか選ぶことが重要です。
ここでは、人気のキッチンを10個まとめました。自分にぴったりのキッチンを探してみてください。

①LIXIL:シエラS

おすすめのキッチン① LIXIL シエラS
出典:シエラS(LIXIL)

LIXILのシエラSはデザインが豊富でキッチンの雰囲気を自由に変更できる商品です。シンプルかつ使いやすさが重要視されており、長年人気を集めています。
「ひろびろシャワー」と「スキットシンク」の組み合わせによる使いやすいシンク周りが特徴的で、汚れが簡単に取り除けるキッチンです。
「スキットシンク」はシンクの底辺の傾きを工夫し、水が広がりにくくシンクのどこからでも排水可能な仕組みが施されています。

LIXIL:シエラS
特徴 ・スリムデザインワークトップ
・水平ラインを強調する「スリム取手」
・「ひろびろシャワー」でシンクの汚れが落としやすい
・汚れがスムーズに流れる「スキットシンク」
・余裕のある広さの「ひろまるコンロ」
価格目安 586,500円〜793,500円

②クリナップ:ラクエラ

おすすめのキッチン② クリナップ ラクエラ
出典:ラクエラ(クリナップ)

キッチンは家具であると考えるクリナップでは、デザイン性の高いシステムキッチンを販売しています。
サイズ展開も豊富なため、自宅のキッチンにぴったりのサイズが見つけやすいでしょう。

キッチン扉には木や石の質感を再現したものや、シンプルなカラーなどが30種類用意されています。
さらにグリルレスコンロ・インテリアに溶け込む食器洗い乾燥機・高性能な換気扇システムなど、機能面にも力を入れています。

クリナップ:ラクエラ
特徴 ・美しく静かな「サイレントシンク」
・豊富なデザインから各パーツを選択可能
・ブラックカラーレンジフード
・大容量の収納
・高級感溢れるコーリアンワークトップ
・ワークトップに馴染むアクリストンシンク
・シンク全体の美コート加工
・可動式の壁面収納「ハンドムーブ」
価格目安 593,500円〜

③TOTO:ミッテ

おすすめのキッチン③ TOTO ミッテ
出典:ミッテ(TOTO株式会社)

すっきりとしたシンプルなデザインと使いやすさを追求したミッテには、少ない水の量でも食器が洗えるエアインシャワーの水ほうき水栓が用意されています。
エアインシャワーは水に空気を含ませて水の粒をボリュームアップし、快適な洗い心地と節水を両立します。
また、足でこまめに水を出し止めできる「つま先らく押し水栓スイッチ」がついているという点も特徴的です。

TOTO:ミッテ
特徴 ・水ほうき水栓によるエアインシャワー
・つま先で水の出し止めをコントロールする「つま先らく押し水栓スイッチ」
・出し入れしやすいセンターラインキャビネット
・水が流れやすい「すべり台シンク」
・掃除の労力を減らす一体型排水口周り
価格目安 830,000円〜1350,000円

④パナソニック:ラクシーナ

おすすめのキッチン④ パナソニック ラクシーナ
出典:ラクシーナ(Panasonic)

料理のしやすさを追求したキッチンであるパナソニックのラクシーナは、幅広いコーディネートが可能なシステムキッチンです。ラクシーナを含むパナソニックキッチンの代表的な機能の一つに、コンロを横並びにしたワイドコンロがあります。

ワイドコンロなら家族で横に並んで調理をするスペースが生まれ、フラット設計であるため調理後も簡単に掃除できます。また、コンロ手前に16cmの空間ができることから、下ごしらえをしつつ料理を火にかけられます。

パナソニック:ラクシーナ
特徴 ・ワイドコンロ
・10年お手入れ不要のレンジフード「ほっとくリーン」
・人造大理石のカウンター
・傷や汚れに強い「スゴピカ素材ラクするーシンク」
・調理家電が使いやすい「クッキングコンセント」
価格目安 1,150,000円〜

⑤クリナップ:ステディア

おすすめのキッチン⑤ クリナップ ステディア
出典:ステディア(クリナップ)

クリナップのステディアは対面キッチンの開放感と、程よく手元を隠せる工夫が施されたシステムキッチンです。特殊セラミックコーティングの美コートワークトップは傷と汚れに強く、油汚れもサッと水拭きするだけで綺麗に落とせます。
また、細かい傷がつきにくいことから、長期間ワークトップの美しさを保てます。

クリナップ:ステディア
特徴 ・水の流れをコントローする「流レールシンク」
・シンク全体の美コート加工
・2ヶ月に1回ボタンを押すのみの「洗エールレンジフード」
・サッと取り出せる「ツールポケット」
・取り出しやすい立体収納
価格目安 795,000円〜

⑥パナソニック:リビングステーションV-style

おすすめのキッチン⑥ パナソニック リビングステーションV-style
出典:リビングステーション V-style(Panasonic)

V-styleはパナソニックのキッチンの中ではお手頃価格で、優れた機能を搭載したキッチンが導入できます。
37色の扉柄と4つの取手が選択できるため、自分好みのデザインに仕上げられます。
通常のキッチンよりも50mm小さい規格のリフォームに適したサイズも用意されています。

パナソニック:リビングステーションV-style
特徴 ・トリプルワイドコンロ
・10年お手入れ不要のレンジフード「ほっとくリーン」
・シンクの掃除がしやすい「スキマレスシンク」
・豊富な収納
価格目安 943,000円〜

⑦TOTO:ザ・クラッソ

おすすめのキッチン⑦ TOTO ザ・クラッソ
出典:ザ・クラッソ(TOTO株式会社)

自然光や照明など当たる光によって表情を変化させるクリスタルカウンターを採用しているクラッソは、使いやすさと美しさを両立したシステムキッチンです。
クリスタルカウンターは衝撃や高熱にも強いため、常に美しいキッチンを保てます。

TOTO:ザ・クラッソ
特徴 ・特徴的なクリスタルカウンター
・手をかざすだけで水を出し止め可能な「タッチレス水ほうき水栓」
・ぬめり防止と除菌が可能な「タッチレスきれい除菌水」
・汚れが溜まりにくい「スクエアすべり台シンク」
・10年間ファンのお手入れ不要な「ゼロフィルターフードeco」
価格目安 1100,000円〜

⑧LIXIL:リシェルSI

おすすめのキッチン⑧ LIXIL リシェルSI
出典:リシェルSI(LIXIL)

LIXILのリシェルSIは、機能やデザインのみでなく料理を楽しめる場所としてのキッチンを提案しています。
お手入れが簡単で家事による体の負担を最小限に抑える工夫が施されており、調理はもちろん後片付けもスムーズに進みます。
また、特徴的なハイブリッドクォーツシンクは硬さとしなやかさを備え、熱が残る鍋を置いたり調味料をこぼしたりしても変色・変形しにくい素材が使われています。

LIXIL:リシェルSI
特徴 ・熱や傷・汚れに強いワークトップ
・下ごしらえがしやすいWサポートシンク
・手をかざすだけで水が出る「ナビッシュハンズフリー水栓」
・軽い力で開く「らくパッと収納」
・10年間ファンとフードの掃除が不要な「よごれんフード」
価格目安 1010,000円〜

⑨パナソニック:Lクラス

おすすめのキッチン⑨ パナソニック Lクラス
出典:Lクラス キッチン(Panasonic)

パナソニックのLクラスはパナソニックのキッチンの中でも特別な仕様であり、Lクラスを導入した方はパナソニックの「Lクラスオーナー」として各種アフターサポートサービスを受けられます。
通常5年間の本体保証は10年間に延長され、Lクラス専用のコンシェルジュがお手入れのアドバイスや故障相談を担当します。

パナソニック:Lクラス
特徴 ・ワイドコンロ
・10年お手入れ不要のレンジフード「ほっとくリーン」
・人造大理石のカウンター
・傷や汚れに強い「スゴピカ素材ラクするーシンク」
・調理家電が使いやすい「クッキングコンセント」
・高級感のあるデザインを採用
価格目安 1237,000円〜

⑩タカラスタンダード:エーデル

おすすめのキッチン⑩ タカラスタンダード エーデル
出典:システムキッチン エーデル(タカラスタンダード)

豊富なデザインが選択できるタカラスタンダードのエーデルなら、自宅に適したデザインのシステムキッチンを用意できます。
非常に手頃な価格で販売されているため、キッチンリフォームの費用を抑えたい方におすすめです。

タカラスタンダード:エーデル
特徴 ・汚れがつきにくいホーローキッチンパネルとキャビネット
・豊富な収納
・6色のキッチンカラー
価格目安 368,500円〜

キッチンリフォームにおすすめのメーカーの選び方

黒で統一されたキッチンと棚がおしゃれなキッチン

キッチンリフォームを行う際、どのメーカーのキッチンを選ぶかは非常に重要な決断です。
価格、デザイン、機能性、カスタマイズのしやすさなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。
ここでは、キッチンメーカーを選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

予算に合わせたメーカーの選定

キッチンメーカーによって、商品ごとの価格帯や提供される機能が大きく異なります。予算をしっかり決めてから選ぶことが重要です。
例えば、クリナップの「ラクエラ」やタカラスタンダードの「エーデル」は、リーズナブルな価格帯でもしっかりとした機能を備えており、予算を抑えたい方に適しています。
一方、パナソニックの「Lクラス」やLIXILの「リシェルSI」は、デザイン性や機能性が高く、価格も高めですが、長く使うことを前提とした贅沢なキッチンを希望する場合におすすめです。
まずは自分の予算を明確にし、その範囲内で最適な選択肢を見つけるようにしましょう。

デザインと機能性のバランスを考える

キッチンは、デザインと機能性が両立していることが理想です。美しいキッチンでも、使い勝手が悪ければ日常生活に不便を感じるでしょう。
そのため、デザインだけでなく、収納力や掃除のしやすさといった機能面も重要視する必要があります。

例えば、TOTOの「ザ・クラッソ」は、独特なクリスタルカウンターが美しい一方で、耐熱性や耐久性に優れ、キッチン全体の使いやすさを損ないません。
また、パナソニックの「ラクシーナ」では、横並びのワイドコンロが特徴で、家族で同時に調理できる広々とした空間を提供しています。
デザインと機能のバランスや、見た目のスタイリッシュさと家事のしやすさを考慮して選びましょう。

メーカーごとのアフターサポートの違い

キッチンは長期間使用する設備ですので、購入後のアフターサポートの充実度も選定時の大きなポイントとなります。
メーカーごとにサポート内容や保証期間が異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。

例えば、パナソニックの「Lクラス」では、通常5年間の保証を10年間に延長できるうえ、専用のコンシェルジュサービスが提供され、製品の使い方やメンテナンスについての相談が可能です。
一方、タカラスタンダードのキッチンは、耐久性の高いホーロー素材が使用されており、メンテナンスが簡単で、保証期間が短くても、トラブルが少ない製品と評価されています。
メーカーのアフターサポートの内容を確認し、長期的なメンテナンスコストや安心感を考慮して選びましょう。

住宅環境に合わせたカスタマイズ性

キッチンを設置するスペースが限られている場合や、梁(はり)や配管といった建物の構造的な制約がある住宅では、カスタマイズ性が非常に重要です。
メーカーによっては、住宅の広さや間取りに細かく対応できる商品やオプションが用意されています。

例えば、TOTOの「ミッテ」は、10mm単位でキッチンの間口を調整できるため、既存の梁や壁に合わせたリフォームが可能です。
シンクやコンロの位置も150mm単位で調整でき、狭いスペースでも効率よくレイアウトを組むことができます。マンションなど配管の移動が難しい場合でも、配管を生かしたリフォームが可能です。
また、クリナップの「ステディア」では、対面キッチンの設置時に手元を隠せるデュアルトップ対面が採用されており、リビングやダイニングとの一体感を保ちながらも、作業の様子を隠すことができる工夫がされています。
設置後の快適さや使いやすさを考慮し、住宅の状況に応じたカスタマイズができるメーカーを選びましょう。

環境に配慮したキッチン選び

環境に優しいキッチンを選ぶことは、近年ますます重要視されています。
TOTOの「ザ・クラッソ」に搭載されている「きれい除菌水」は、環境に配慮した代表的な機能のひとつです。
この技術は、水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解することで、次亜塩素酸を含む除菌水を生成します。薬品や洗剤を使用せずに、まな板や包丁、シンクの網かごを清潔に保てるため、環境に優しいだけでなく、家庭内の衛生面も向上します。

また、TOTOの「ミッテ」に搭載されている「エアインシャワー」機能は、少ない水量で効果的に洗浄できるため、節水効果が非常に高いです。
エコなキッチンを選ぶことで、水道光熱費の削減はもちろん、長期的に見てコストパフォーマンスも向上します。
これからキッチンを選ぶ際は、こうした環境に配慮した機能や素材を持つ商品を検討し、持続可能な暮らしに貢献できるキッチン選びを心掛けましょう。

後悔しないキッチンの選び方5選

無垢のフローリングと白いおしゃれなキッチンが特徴的なリビング

システムキッチン選びは、日々の家事の効率や住まいの雰囲気を左右する重要な決断です。情報が多すぎて何から手をつければいいか分からないという方のために、理想のキッチンにたどり着くための5つのステップをまとめました。

①家事動線とキッチンのレイアウト(配置)を決める

まず最初に、調理中の動きやすさに直結する家事動線を考え、最適なレイアウトを決定します。
現在のキッチンに対する不満点を洗い出し、「新しいキッチンでどんな風に過ごしたいか」をイメージしましょう。
リフォームを検討している場合は、これまで慣れている動線にこだわらず、よりスムーズになる配置を見直すチャンスです。

主なキッチンのレイアウト

レイアウト 特徴 注意点
I型キッチン シンク・コンロ・調理スペースが一直線。省スペースで設置可能。 横移動が長くなりがち。
L型キッチン L字型に配置され、移動距離が短く作業効率が良い。 コーナー部分がデッドスペースになりやすい。
対面キッチン リビング・ダイニングと向き合える人気配置(ペニンシュラ型/アイランド型)。 家族とのコミュニケーションが取りやすい一方、広いスペースが必要。ニオイや煙が広がりやすい側面もある。

②ワークトップ・シンクの素材を選ぶ

天板(ワークトップ)やシンクの素材は、見た目だけでなく、日々の使い勝手やお手入れのしやすさに大きく影響します。
デザインの好みと、お手入れのスタイルの両方から検討することが大切です。

主な素材のメリット・デメリット

素材 メリット デメリット
ステンレス 熱・サビ・汚れに強く衛生的。比較的安価。プロの厨房でも使用される定番素材。 表面に細かい傷がつきやすい。
人工大理石 色・デザインが豊富でインテリアに合わせやすい。耐久性が向上した製品も多い。 ステンレスに比べて衝撃に弱い側面がある。
セラミック 熱、傷、汚れに非常に強い。焼き物ならではの高級感ある質感が魅力。 素材自体が硬く、食器などを落とすと割れやすい。価格が高価。

③必要な収納の量と位置を考える

キッチンリフォームは頻繁にできるものではないため、収納には余裕を持つことが重要です。
現在のキッチン収納を見ながら、自分が必要とする収納量や、効率的な配置を決めましょう。

収納計画の例

  • 対面型キッチンの後ろ側を背面収納にする。

  • キッチンの上部にウォールキャビネットを設ける。

  • 食材や日用品をまとめて保管できるパントリーを設ける。

④商品・メーカー別の特徴的な機能を理解する

最新のシステムキッチンには、より家事がしやすい様々な機能が搭載されています。メーカーや商品ごとに機能は異なるため、自分が求める機能を明確にしておきましょう。
特に、後片付けやお手入れが楽になる機能を選ぶことで、家事の負担を大幅に減らすことができます。

⑤ショールームで実物を確認し、予算を決める

カタログやウェブサイトだけでは分からない「本当の使い心地」を確かめるために、必ずショールームへ足を運び、複数のメーカーを比較検討しましょう。

ショールームでのチェックポイント

  • 高さと奥行き: 自分の身長に合い、無理な姿勢にならずに作業できるか。

  • 収納: 引き出しはスムーズに開閉できるか、奥の物まで取り出しやすいか。

  • 素材の質感: ワークトップや扉の色、手触りを照明の下で確認する。

  • 清掃性: 継ぎ目や段差が少なく、掃除がしやすそうか。

また、キッチンには商品ごとに相場があるため、初めから予算(価格帯)を決定しておき、業者に伝えておくことで、予算内で希望のキッチンを見つけ、予算オーバーを防ぐことができます。
事前に予約をしてアドバイザーに相談すると、専門的なアドバイスを受けられます。

状況別キッチンの選び方と費用相場

女性が電卓を持ってキッチについて説明している様子

キッチンの選び方は、家を新しく建てるのか、それとも今ある家をリフォームするのかによって、考えるべきポイントや費用感が少し異なります。
それぞれの状況に合わせた注意点を確認しましょう。

新築・注文住宅でのキッチン選びのポイント

新築注文住宅でキッチンを選ぶ最大のメリットは、間取りやレイアウトの自由度が高いことです。
壁付けにするか、開放的なアイランドキッチンにするか、パントリーとの動線をどうするかなど、理想の暮らしに合わせてゼロから設計できます。

多くのハウスメーカーでは「標準仕様」のキッチンが設定されていますが、まずはその仕様(メーカーやグレード)を確認しましょう。
標準仕様はコストパフォーマンスが高いことが多いですが、もし気に入らなければ、オプションで他のメーカーや上位グレードに変更(施主支給)することも可能です。
ただし、その場合は差額費用が発生します。
キッチンはLDK全体の印象を大きく左右するため、床材や壁紙、家具とのトータルコーディネートを意識して、注文住宅の設計段階から担当者とじっくり相談することが成功の鍵です。

リフォーム・交換でのキッチン選びのポイント

リフォームでキッチンを交換する場合、既存のスペースや配管の位置といった制約の中で最適なプランを考える必要があります。
キッチンのサイズを大きくしたり、レイアウトを壁付けから対面式に変更したりすることも可能ですが、その場合は床や壁の工事も必要になり、費用と工期が増加します。
特にマンションの場合は、排水管の位置を動かせないなど、構造上の制約が多いので注意が必要です。

リフォーム費用は、新しいキッチン本体の価格に加えて、古いキッチンの解体・撤去費用、新しいキッチンの取り付け費用、内装工事費などがかかります。本体価格だけで考えず、工事費を含めた総額で予算を組むことが重要です。
複数のリフォーム会社から見積もりを取り、提案内容と費用を比較検討することをおすすめします。

キッチン選びに関するよくある質問

家の模型の隣にQ&Aと書かれたブロックが置かれている

ここでは、キッチン選びを進める中で多くの人が抱く、費用や評判に関する具体的な質問にお答えします。

キッチン本体以外にかかる費用は工事費と諸経費

キッチンリフォームや新築でキッチンを導入する際、費用はキッチン本体の価格だけではありません。
総額は大きく分けて「本体価格」「組立・設置工事費」「関連工事費・諸経費」の3つで構成されます。
組立・設置工事費は、システムキッチンを現場で組み立てて設置するための費用です。関連工事費には、既存キッチンの解体・撤去費用、給排水・ガス・電気の接続工事、壁や床の内装工事などが含まれます。
特にレイアウトを大きく変更する場合は、これらの関連工事費が高くなる傾向があります。

諸経費は、現場管理費や廃材の処分費などです。一般的に、工事費や諸経費は本体価格の50%~70%程度が目安と言われていますが、工事内容によって大きく変動します。
必ず複数の会社から工事費を含めた総額の見積もりを取り、内容をしっかり比較検討することが重要です。

実際の口コミや評判はSNSやショールームで確認

メーカーのカタログだけでは分からない、実際の使い心地やリアルな評判を知りたい場合、いくつかの方法があります。一つは、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSで「#リシェルSI」や「#タカラスタンダードキッチン」のように、具体的なメーカー名や商品名で検索することです。実際に使っているユーザーの投稿写真や感想は、非常に参考になります。

良い点だけでなく、後悔ポイントなどを書いている人もいるので、多角的な情報を得られます。もう一つは、ショールームのアドバイザーに尋ねることです。
彼らは日々多くのお客様と接しているため、どんな機能が人気なのか、どんな点で悩む人が多いのかといった、リアルな情報を持っています。
第三者の客観的な意見として、これらの情報を上手に活用しましょう。

値引きや安く購入するコツはリフォーム会社の選定

キッチンの値引きを期待する場合、メーカーに直接交渉するよりも、工事を依頼する工務店やリフォーム会社を通して交渉するのが一般的です。
住宅設備会社は、メーカーから商品を仕入れる際に「掛率」という割引価格が設定されており、その割引率が会社の規模や取引実績によって異なります。
そのため、複数のリフォーム会社から相見積もりを取ることで、同じキッチンでも総額が大きく変わることがあります。

また、リフォーム会社によっては、特定のメーカーの製品を「キャンペーン商品」として安く提供している場合もあります。
単に価格が安いだけでなく、施工実績が豊富で、アフターサポートがしっかりしている信頼できる会社を選ぶことが、最終的な満足度につながります。
価格交渉と合わせて、会社の信頼性もしっかりと見極めましょう。

メーカーの特徴を知って理想のキッチンリフォームを実現しよう!

キッチンは、住まいの中でも家族が多く集まるダイニングやリビング付近にある重要な存在です。
キッチンリフォームを考えているのなら、これまでのキッチンにこだわらず最適な家事動線を考え、自分と家族に適した商品が見つけられるようにしましょう。
キッチンに用意されている機能は商品ごとに異なるため、必要な機能をピックアップしておくことも大切です。

山根木材では「永く住み継がれる家づくり」を目指し、これまでに累積1万件を超える施工を手掛けてきました。
私たちはお客様の住まいと暮らしに寄り添うライフパートナーとして、ご家族の思いに耳を傾け、ライフステージの変化も見据えた、お客様の暮らしに寄り添ったリフォームプランをご提案します。

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※弊社では、広島県内を施工エリアとさせていただいています。

この記事を書いた人
yamane_mktg
山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

山根木材リモデリングウェブサイト

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