リフォームの注意点とは?失敗や後悔を防ぐためのポイント

  • 作成日:2023/11/15
  • 更新日:2024/03/08
  • 編集者:山根木材メディア編集部
リフォームの注意点とは?失敗や後悔を防ぐためのポイント

念願のリフォームが完了した後に、リフォームに失敗したと感じる方もいます。
予算を大幅にオーバーしたり、施主の意図がリフォーム業者に伝わっていなかったりすると、理想的なリフォームを実現できないでしょう。

今回の記事ではリフォームの注意点を分かりやすくまとめました。
リフォームの失敗を予防したいと考えているのなら、ぜひ参考にしてください。

リフォームに失敗してしまう人は少なくない

リフォームは家族全員の意見を取り入れ、十分な予算と期間を用意して進めるものです。
しかし、残念ながらリフォームに失敗してしまう方は少なくありません。

リフォーム完了時に「思っていた仕上がりではない」「大幅に予算をオーバーしている」などの問題が起こらないようにするには、事前に十分な話し合いをすることが大切です。
工事が終わってしまっている以上、リフォーム完了後に感じた不満の解消は難しいでしょう。

失敗  

リフォームに後悔?リフォームの失敗事例

リフォームに失敗したと感じている方は、次のような問題に疑問や不満を持っています。

見積もりを大幅にオーバーしてしまった

リフォーム工事で設備や床・壁などを解体して補修が必要な部分が発見された時には、追加工事を実施します。
トラブルの内容によっては、想定外の追加費用が請求されるでしょう。

しかし、問題のある配管や配線などを放置することはできません。
リフォームを実施する際には、初めから追加工事の可能性を考えた予算を組んでおいてください。
追加変更契約書に対応しているまたは、段階ごとに見積もりを作成するリフォーム業者であれば、安心して工事を任せられます。

リフォーム工事のスケジュールが大幅に遅れた

追加工事が発生した・想定外の悪天候が続いた・設備や建材の納期が遅れたなどの問題により、リフォーム工事のスケジュールが大幅に遅れることもあります。
特にリフォーム中の住宅に暮らせず、仮住まいを用意する場合には、二重の住居費がかかる期間が延びるほど、施主の負担が重くなるでしょう。
リフォーム業者から定期的に進捗報告を受け取れるようにすれば、リフォーム工事が遅れるリスクを減らせます。

リフォーム工事中に近隣住民からクレームが入った

リフォーム工事の内容次第では、騒音や建材の匂いにより近隣住民に迷惑がかかる恐れがあります。
業者の車を駐車する場所にも配慮が必要でしょう。

リフォーム中のクレームがリフォーム後の近隣トラブルに発展する可能性も考えられるのです。
近隣住民からのクレームを防ぐためには、事前に近隣の方に挨拶に行き、工事日程や時間帯を伝えるようにしてください。
万が一クレームが入った場合は、可能な対策についてリフォーム業者と話し合いましょう。

希望していた仕上がりではなかった

リフォーム工事では、指示した内容とは異なる仕上がりになってしまう・想像した仕上がりではなかったなどの問題が起こることもあります。
特に設備の入れ替えでは、ショールームで展示されている状態と自宅に設置された状態でイメージが異なる可能性が高いのです。

リフォーム②

リフォームが失敗する原因

ここでは、リフォーム失敗の代表的な原因についてまとめました。

家事動線が考え抜かれていなかった

掃除・洗濯・調理のみでなく、帰宅後の手洗いや買い物後の荷物の移動など、家族は住宅内で無意識にいつも同じ動線を辿っています。
家事動線と家族の動線が調整できない状態では、洗濯物を物干場まで持っていくまでに手間がかかる・家族の移動が一箇所に集中してしまうなどの問題が起こるでしょう。

その結果、家事効率が下がり、住まいが散らかりやすくなったり掃除がしにくくなったりする可能性があります。
家族構成に合わせて、最適な家事動線を考えられるようにしてください。

リフォーム業者との話し合いが不足していた

リフォーム業者と十分な話し合いができていれば、理想的な仕上がりに向けたアプローチを提案してもらえます。
特に大規模リフォームでは、施主のこだわりに対する優先順位をリフォーム業者に理解してもらったり、自分と家族の好みのテイストを把握してもらったりするためにも、業者との話し合いが重要な役割を果たします。

実物の設備を確認しなかった

キッチンやトイレなどの住宅設備を交換する際には、ショールームで実際の設備を確認するべきです。
カタログのみで設備を決めてしまうと、デザインや機能が期待したものと異なる可能性があるでしょう。

また、先ほどもお伝えしたように、ショールームで見た設備を自宅に設置すると、イメージが変わることも考えられます。
特にショールームは広く明るい環境であるため、自宅に設置後に「圧迫感がある」「思っていたより大きい」「暗い印象がある」と感じる方が多いのです。
リフォーム業者に意見を聞きながら、自宅に適した設備を見つけてください。

リフォーム業者選びに失敗した

リフォーム業者の中には、アフターサービスが不足していたり、施主の立場に立った施工ができなかったりする業者も存在します。
また、リフォーム業者が得意とするリフォーム工事の内容は業者ごとに異なるでしょう。
十分な調査をせずにリフォーム業者を選定すると、希望通りのリフォームが実現しないこともあります。

十分な採寸ができていなかった

リフォーム後の間取りを把握できていないと、設置予定の家具や家電が入らないトラブルにつながる恐れがあります。
また、冷蔵庫やベッドなどの大型家具が搬入できない可能性も考えられるでしょう。
購入・設置予定の家具や家電が決まっているのなら、事前にリフォーム業者に相談しておくことをおすすめします。

リフォーム①

リフォームのタイミングごとの注意点

リフォームを実施する際の注意点を、タイミングごとにまとめました。
注意点を理解し、リフォームの失敗が予防できるようにしましょう。

家族間で意見交換をしてリフォームの希望を明らかにしておく

リフォームは家族の希望を形にできる仕上がりでなければいけません。
しかし、家族一人ひとりが違った意見を持つこともあります。
リフォーム計画を進める前には、家族間で十分な話し合いを進めて理想的なリフォームを明らかにする必要があります。

リフォームにかける予算を明らかにしておく

どんなに理想的なリフォームでも、大幅に予算をオーバーしてしまうような工事をすると、リフォーム後の家族の生活に負担がかかります。
初めからリフォームの予算を明確にし、予算内でリフォームが完了できるようにしましょう。
リフォーム業者にも事前に予算を伝えることが大切です。

慎重にリフォーム業者選びをする

リフォーム業者選びが、リフォームの成功を左右すると言っても過言ではありません。
リフォーム業者選びでは、次の点をチェックしましょう。

  • 親身な対応をしてくれるか
  • 万全なアフターサービスが整っているか
  • 希望するリフォーム工事の実績や口コミの確認
  • 契約を急かしたり不具合箇所を強調したりしないか
  • リフォーム業者の事務所が自宅から遠すぎないか

希望するリフォームの相場を知るためにも、複数のリフォーム業者から相見積もりを取り、同時に業者の対応も比較しましょう。

リフォーム業者のアフターサービスを比較する際には、この記事を参考にしてください。

 

まとめ

リフォームの失敗や後悔を防ぐためには、リフォームの注意点を理解して十分な準備と対策をとることが重要です。
まずは家族で十分話し合いをして予算を決定した上で、信頼できるリフォーム業者を探しましょう。
施主の立場に立った提案をしてくれるリフォーム業者なら、安心してリフォーム工事を任せられます。

山根木材では「永く住み継がれる家づくり」を目指し、これまでに累積1万件を超える施工を手掛けてきました。
私たちはお客様の住まいと暮らしに寄り添うライフパートナーとして、ご家族の思いに耳を傾け、ライフステージの変化も見据えた、お客様の暮らしに寄り添ったリフォームプランをご提案します。

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※弊社では、広島県内を施工エリアとさせていただいています。

この記事を書いた人
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山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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