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リフォーム瑕疵保険とは?メリット・デメリットや加入費用について解説

  • 作成日:2024/02/15
  • 更新日:2026/02/26
  • 編集者:山根木材メディア編集部
リフォーム瑕疵保険とは?メリット・デメリットや加入費用について解説

リフォーム瑕疵保険の基礎知識

家の周りをガラスのドームで防御しているイメージ

瑕疵の読み方と意味

「瑕疵」は「かし」と読みます。建築やリフォームにおける瑕疵とは、契約通りに工事が行われておらず、本来備わっているべき機能や品質が欠けている状態のことです。
例えば、雨漏りがする、建付けが悪くてドアが閉まらない、壁に大きなひび割れが入っているといった欠陥がこれに該当します。
リフォーム工事においてこのような問題が発生した場合、施工を行ったリフォーム会社には、その欠陥を無償で直す「瑕疵担保責任」が問われます。
しかし、万が一業者が倒産してしまったり、補修費用を払えなかったりすると、せっかくのリフォームが台無しになってしまいます。
そうしたリスクに備えるための保険が「リフォーム瑕疵保険」と呼ばれる制度なのです。

リフォーム瑕疵保険の仕組み

リフォーム瑕疵保険とは、リフォーム時の検査と保証がセットになった専門的な保険制度のことです。
正式には「リフォーム工事瑕疵担保責任保険」と呼ばれることもあります。
もしリフォームした箇所に問題が発見された場合には、その補修にかかる費用などの補償を受けられます。
最大の特徴は、保険に加入するのは施主(お客様)ではなく、工事を請け負うリフォーム会社であるという点です。
リフォーム会社があらかじめ保険法人に事業者登録を行い、工事ごとに保険の契約を結びます。

これにより、万が一リフォーム業者が倒産してしまった場合でも、施主は保険法人から直接保険金を受け取って別の業者に補修を依頼できるため、安心して工事を任せることができるのです。

構造耐力上主要な部分の5年保証など対象期間

保険の対象となる期間は、工事の内容や部位によって細かく定められています。
たとえば、柱や壁など住宅の構造上必要不可欠な部分や、屋根や外壁など防水機能が必要不可欠な部分に関するリフォーム工事については、5年間の保証が適用されます。
リフォーム後の状態が法律に適合する耐力性能に満たない場合や、防水機能が不足している時に補償を受けられます。
一方で、水回りのリフォームや内装の変更など、一般的な補修工事の場合は、1年間の保証期間となることが多くなっています。
また、基礎部分を追加するような大規模な増築工事の場合は、特例として10年間の保証期間が設定されることもあります。

ご自身が行うリフォーム工事がどの保証期間に該当するのか、事前にリフォーム業者へしっかりと確認しておくことが大切です。

保険加入の法的義務の有無

新築住宅を建てる際には、法律によって住宅瑕疵担保責任保険への加入などが義務付けられていますが、リフォーム工事においては保険への加入は任意の制度であり、法的な義務ではありません。
そのため「リフォーム瑕疵保険は本当に必要なのか」と迷われる方も多いでしょう。
義務ではないものの、この保険に入る必要性は非常に高いと言えます。
なぜなら、リフォーム工事は建物の内部を開けてみないと分からない部分も多く、新築以上に予期せぬトラブルが起こりやすいからです。
保険に加入していれば、万が一の施工不良時にも補修費用がカバーされるため、大きな安心につながります。

特に水回りや外壁、構造に関わるような高額なリフォーム工事を行う場合には、自己防衛の手段として積極的に加入を検討することをおすすめします。

リフォーム瑕疵保険の費用相場と支払い負担者

家に関する契約書類を書いている様子

数万円から10万円の保険料目安

リフォーム瑕疵保険に加入するためのコストは、保険料と現場検査の手数料を合わせた金額で設定されます。
工事の規模や内容によって金額は変動しますが、一般的なリフォームであれば数万円から10万円程度が費用の目安となります。
たとえば、300万円程度の太陽光パネル設置工事であれば保険料は4万円前後、80万円程度のキッチン交換リフォームであれば3万円前後、200万円程度の屋根と外壁の改修であれば5万円前後が相場です。
1,200万円程度の大規模な増築工事になると、9万円程度の保険料がかかることもあります。
また、万が一瑕疵が発見された場合には、補修費と調査費用の合計から免責金額10万円を差し引いた金額の80パーセントが保険金として支払われる仕組みになっています。

リフォーム業者と施主の費用負担

保険料の支払いについては、誰が負担するのか疑問に思う方も多いでしょう。
制度上、保険の契約者はリフォーム会社となるため、保険料を保険法人に直接支払うのはリフォーム業者です。
しかし、その保険料の原資は、最終的にリフォーム工事の代金に上乗せされる形で施主(お客様)が負担するのが一般的です。
見積書に「リフォーム瑕疵保険料」や「検査費用」として明確に項目が記載されるケースもあれば、リフォーム会社が自社の諸経費のなかに含めて処理しているケースもあります。
どちらにしても実質的な負担者は施主となることが多いため、見積もりの段階で保険料がどのように扱われているのか、リフォーム担当者にしっかりと確認しておくことが重要です。

リフォーム瑕疵保険のメリット

COSTと書いている木のブロックと家が芝生の上に並んでいる

建築士の現場検査による施工不良防止

リフォーム瑕疵保険を利用する最大のメリットのひとつが、工事中や工事完了後に、保険法人から派遣される建築士(プロの検査員)による現場検査を受けられることです。
リフォーム工事の品質は、どうしても職人の技術や経験に左右されがちです。
しかし、利害関係のない第三者の専門家が客観的な目でしっかりと検査を行うことで、手抜き工事や施工不良を未然に防ぐことができます。
素人では見つけることが難しい壁の中や床下の問題点も、プロの目による厳しいチェックが入るため、非常に心強い制度です。
結果として、リフォームの仕上がりに対する信頼性が大きく向上し、安心して長く住み続けられる住まいを実現できます。

リフォーム会社倒産時の保険金直接請求権

一般的なリフォーム工事において、工事後に欠陥が見つかった場合は、工事を請け負ったリフォーム業者に無償で直してもらうのが基本です。
しかし、もしその時点でリフォーム業者が倒産してしまっていたらどうなるでしょうか。
通常の損害保険などに入っていない場合、施主は泣き寝入りするしかなく、自腹で別の業者に補修を依頼しなければなりません。
ここでリフォーム瑕疵保険の大きなメリットが生きてきます。
保険に加入していれば、リフォーム業者が倒産などで対応できない状態であっても、施主は保険法人に対して直接保険金を請求することができるのです。

これにより、万が一のトラブル時にも確実に補修費用を確保でき、経済的なリスクを大幅に軽減することが可能です。

リフォーム瑕疵保険のデメリット

オレンジ色の背景にあるカレンダーと時計

保険料と検査費用の施主追加負担

リフォーム瑕疵保険には多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点も存在します。
最も分かりやすいデメリットは、金銭的な負担が増えることです。
前述の通り、数万円から10万円程度の保険料や検査手数料は、最終的に施主の負担となるケースがほとんどです。
リフォーム工事そのものに数百万円の費用がかかっている場合、さらに保険料を追加で支払うことをためらってしまう方も少なくありません。
しかし、この追加費用は「安心を買うための必要経費」とも言えます。

リフォーム後に重大な欠陥が発覚し、数百万円の自腹補修を余儀なくされるリスクを考えれば、数万円の出費で強固な保証を得られることは、むしろ費用対効果が高いと判断する専門家も多くいます。

現場検査に伴う工事期間の延長

もうひとつの注意点は、第三者機関による現場検査が入ることで、リフォームの工期スケジュールが予定よりも長引く可能性があるという点です。
リフォーム瑕疵保険では、工事完了後の検査実施が定められているほか、工事の内容によっては工事の途中段階でも複数回の検査が行われます。
検査員が現場に立ち入ってチェックを行うためには、リフォーム会社との間で日程調整を行う必要があり、その間は工事を一時的にストップさせなければならないこともあります。
結果として、保険を利用しない場合と比べて、工事が数日遅れてしまうケースも考えられます。
引越しの日程や仮住まいの期間が決まっている場合は、検査スケジュールを見越して余裕のある工期を組んでもらうようにしましょう。

保険登録業者の探し方と加入手順

三角屋根の家を両手で守っている様子

国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険法人5社

リフォーム瑕疵保険は、どのような保険会社でも扱っているわけではありません。
国土交通大臣から指定を受けた特定の「住宅瑕疵担保責任保険法人」のみが提供できる特別な保険です。
現在、日本国内でこの保険を提供している指定法人は以下の5社のみとなっています。

  • 株式会社住宅あんしん保証
  • 住宅保証機構株式会社
  • 株式会社日本住宅保証検査機構
  • 株式会社ハウスジーメン
  • ハウスプラス住宅保証株式会社

これらの法人は日本全国を対象にしており、リフォーム瑕疵保険を取り扱う業者は、必ずこの5社のうちのいずれかと保険契約を結ぶことになります。
どの法人の保険を利用しても基本的な仕組みは同じですが、提供しているプランの細かな条件などが異なる場合があります。

住宅瑕疵担保責任保険協会の検索サイト利用

リフォーム瑕疵保険を利用するためには、まずこの保険制度に事業者登録をしているリフォーム会社を選ぶことが最もスムーズです。
登録済みの業者を探すには、一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会の公式ウェブサイトを活用するのが大変便利です。
同サイト内には「かし保険を利用する登録事業者等の検索」という専用ページが用意されており、お住まいの都道府県や市区町村を選択するだけで、近隣で保険に対応している優良なリフォーム会社を簡単にリストアップすることができます。
まだリフォーム会社を決めていない場合は、まずはこの検索システムを使って、実績があり信頼できる地元の登録業者を探してみることを強くおすすめします。
(参考:一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会

契約前のリフォーム業者への加入申し出

具体的な加入手続きの流れについて解説します。
リフォーム瑕疵保険への加入手続きは、施主ではなくリフォーム業者が中心となって行います。
利用者がやるべきことは、リフォーム工事の契約を結ぶ「前」の段階で、リフォーム担当者に対して「リフォーム瑕疵保険を利用したい」という意思をはっきりと伝えることです。
業者がすでに保険法人に登録済みであれば、工事の契約と同時に保険の申し込み手続きをスムーズに進めてくれます。
もし、依頼したい業者が未登録だった場合は、業者側に新規の登録作業を行ってもらう必要があるため、手続きに時間がかかることがあります。

いずれにしても、見積もり依頼の段階から保険利用の希望を伝えておくことが、トラブルを防ぐ一番の加入方法です。

リフォーム瑕疵保険のよくある質問

家に関する書類を記入していただく説明を行っている様子

着工後や工事完了後の事後加入の不可

多くの方が疑問に感じるのが、工事が始まってからでも保険に入れるのかという点です。
結論から言うと、リフォーム工事がすでに着工してしまったり、工事が完了してしまったりした後の事後加入は一切認められていません。
リフォーム瑕疵保険は、工事中のプロセスを含めて第三者の建築士が現場検査を行うことで、施工品質を担保する仕組みになっています。
そのため、壁を塞いでしまった後や工事が終わった後では、内部の構造が適切に施工されたかどうかを専門家が確認することができず、保険を引き受けることができないのです。
加入を検討している場合は、必ずリフォームの請負契約を結ぶ前、あるいは遅くとも工事が始まる前に、すべての申し込み手続きを完了させておく必要があります。

施主個人による直接加入の不可

もうひとつのよくある質問が、生命保険や自動車保険のように、施主である個人が自分で損害保険会社に連絡をして直接加入できないかというものです。
これも制度上、不可能です。
リフォーム瑕疵保険をはじめとする住宅リフォーム瑕疵担保責任保険は、あくまで「工事を請け負う事業者(リフォーム会社)」が自らの瑕疵担保責任を果たすための資金を確保する目的で加入する事業者向けの保険です。
そのため、施主個人が契約者になることはできません。
施主ができることは、保険の事業者登録をしているリフォーム会社を選び、その会社に保険を使ってもらうように依頼することだけです。

個人向けの一般的な損害保険とは根本的に仕組みが異なる点に注意してください。

まとめ

リフォーム瑕疵保険は、万が一の施工不良や手抜き工事といった重大な欠陥に対して、確実な補修費用を確保できる非常に心強い制度です。
第三者の建築士による厳格な現場検査が入るため、工事の品質が保たれやすく、万が一リフォーム会社が倒産した場合でも直接保険金を受け取れるという大きなメリットがあります。
一方で、数万円程度の保険料や検査費用が実質的に施主の負担となる点や、検査によって工期が長引く可能性がある点には注意が必要です。
加入は義務ではありませんが、リフォーム後の安心で快適な暮らしを守るためには、欠かせない防衛策と言えるでしょう。
これから大規模なリフォームを検討されている方は、ぜひ見積もりの段階でリフォーム会社に相談し、保険の活用を積極的に検討してみてください。

山根木材では「永く住み継がれる家づくり」を目指し、これまでに累積1万件を超える施工を手掛けてきました。
私たちはお客様の住まいと暮らしに寄り添うライフパートナーとして、ご家族の思いに耳を傾け、ライフステージの変化も見据えた、お客様の暮らしに寄り添ったリフォームプランをご提案します。

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この記事を書いた人
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山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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