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1000万円のリノベーションでできることは?費用相場や実例も解説

  • 作成日:2024/02/20
  • 更新日:2026/01/26
  • 編集者:山根木材メディア編集部
1000万円のリノベーションでできることは?費用相場や実例も解説

予算1000万円で一戸建てフルリフォームは可能か

内装リノベーションイメージ

1000万円で実現可能なリノベーション範囲の限界点

結論から申し上げますと、一般的な一戸建てにおいて予算1000万円で完全な「スケルトンリフォーム(建物を骨組みだけにして作り直す工事)」を行うのは、難易度が非常に高いと言わざるを得ません。
通常、戸建てのスケルトンリフォームには1500万円から2000万円程度の予算が必要になることが多いためです。
しかし「1000万円で何もできない」というわけではありません。
この予算帯で最も現実的かつ満足度が高いのは、建物の構造や外装を活かしつつ、内装と設備を全面的に刷新するフルリフォームです。
具体的には、キッチン、浴室、洗面、トイレという水回り4点の最新設備への交換に加え、壁紙や床材の全面張り替え、そしてリビングを広げるなどの一部の間取り変更までが射程圏内に入ります。

ただし、屋根や外壁といった外装工事まで含めて1000万円に収める場合は、内装のグレードを調整するか、施工範囲を絞るなどの工夫が必須となります。
まずは「家全体を新築同様にする」のではなく「生活の質に直結する部分を徹底的に磨き上げる」というスタンスで計画を立てることが、1000万円リノベーションを成功させる限界点の見極め方となります。

30坪から40坪の戸建てにおける工事内容の差異

同じ1000万円の予算でも、対象となる建物の延床面積が30坪(約100平米)なのか40坪(約132平米)なのかによって、1坪あたりにかけられる「リフォーム密度」は大きく変わります。
30坪程度の標準的な2階建て住宅であれば、1000万円という予算は比較的余裕を持って配分できます。
全ての居室の内装を新しくし、水回りを一新した上で、さらに断熱改修などの性能向上にも一定の予算を回すことが可能です。
一方で、40坪を超える広さになってくると、全ての部屋を1000万円で均一にリフォームしようとすると、一部屋あたりの予算が不足し、結果として安価な素材ばかりを使用することになりかねません。
40坪以上の物件を1000万円でリノベーションする場合は、「重点投資」の考え方が重要になります。

例えば、家族が集まる1階のリビングと水回りは徹底的にこだわり、2階の寝室や子供部屋は壁紙の張り替えのみに留める、といったメリハリが必要です。
面積が広いほど、工事の優先順位を明確にしなければ、全体として中途半端な仕上がりになってしまうリスクがあることを覚えておきましょう。

一戸建てリノベーション1000万円の内訳と相場

1000万円のリノベーション③

キッチン・浴室・トイレ・洗面所の水回り4点刷新費用

リノベーションの満足度を左右する最大の要素は、毎日使用する水回り設備の刷新です。
一般的に、キッチン、浴室、トイレ、洗面化粧台の4点をまとめて交換する場合の費用相場は、200万円から400万円程度です。
キッチンの位置を大きく移動させたり、既存のタイル張りのお風呂をユニットバスに変更したりする場合は、配管工事や下地処理の費用が加算されるため、300万円以上を見込んでおくと安心です。
1000万円の予算内では、各設備のグレード選びが鍵となります。
例えばキッチンであれば、標準的なI型キッチンであれば50万円から80万円程度ですが、人気のアイランドキッチンや高機能な海外製食洗機を導入すると、それだけで150万円を超えることもあります。

水回りはセットで依頼することで、工期が短縮され、各メーカーのキャンペーンなどを利用してコストを抑えやすくなります。
築年数が30年を超えている場合は、目に見えない配管部分の老朽化も進んでいるため、設備本体の交換だけでなく、専有部分の配管更新費用として別途50万円程度を予算に組み込んでおくのが、プロが推奨する賢い内訳の作り方です。

リビング拡張や間取り変更に伴う内装解体と補修費用

「暗くて狭いキッチンを広々としたLDKにしたい」という要望は、1000万円リノベーションにおいて最も多いニーズの一つです。
間仕切り壁を撤去してリビングを拡張する工事の費用相場は、解体費や床・壁の補修費を含めて50万円から150万円程度が目安となります。
しかし、単に壁を取り払うだけでなく、その壁が建物を支える「耐力壁」であった場合は、梁(はり)を補強するなどの追加工事が発生し、費用が跳ね上がる可能性があります。
また、床材を一般的な合板フローリングから無垢材に変更したり、壁をビニールクロスではなく漆喰や珪藻土で仕上げたりする場合、1000万円の予算内ではリビングなどの主要エリアに限定して採用するのが現実的です。
内装解体を行うと、普段は見ることができない床下の腐食やシロアリ被害が発覚することもあり、その補修費用として「予備費」を5%から10%程度見ておくことが重要です。

間取り変更は家の印象を劇的に変えますが、構造との兼ね合いでコストが変動しやすいため、詳細な現地調査に基づいた見積もりが不可欠となります。

築40年以上の物件で必須となる耐震補強と断熱改修費

築40年を超える戸建て、特に1981年以前の「旧耐震基準」で建てられた住まいのリノベーションでは、見た目の美しさよりも優先すべきなのが「安全性能」と「断熱性能」です。
耐震補強工事の費用相場は120万円から250万円程度、家全体の断熱改修(窓の交換や断熱材の充填)には200万円から400万円程度かかります。
1000万円という予算の約半分がこれらの「目に見えない基礎工事」に充てられることになりますが、これは長く住み続けるための必須投資です。
断熱改修を行うことで、冬の寒さや夏の暑さが劇的に改善され、冷暖房費の削減につながるだけでなく、ヒートショックの予防など家族の健康を守ることにも直結します。
特に、窓を最新の樹脂サッシや複層ガラスに交換する「窓リフォーム」は、費用対効果が非常に高く、後述する国の補助金制度も活用しやすい項目です。

築40年以上のリノベーションは、まず「命と健康を守るための200万円〜400万円」を確保し、残りの予算でキッチンや内装をどう彩るか、という逆算の思考でプランニングを進めるのが成功の鉄則です。

予算1000万円に収めるための優先順位と選択肢

1階のみに集約した全面リフォームによる満足度向上

予算1000万円で戸建て全体のフルリフォームが難しい場合、最もおすすめしたい戦略が「1階完結型リフォーム」です。
これは、生活の拠点となる1階部分に予算を集中させ、2階は最低限の補修に留めるという手法です。
多くの家庭において、日中の大半を過ごし、炊事や洗濯などの家事動線が集中しているのは1階です。
1階を全面的にリノベーションすることで、新築のような住み心地を低コストで実現できます。
将来的に高齢になった際の「平屋的な暮らし」を見据え、1階に寝室スペースを設けたり、バリアフリー化を徹底したりすることで、住まいの資産価値も高まります。

1階のみであれば、1000万円という予算内で、ハイグレードなキッチンを導入したり、床暖房を設置したりといった「こだわり」を詰め込む余裕が生まれます。
「家全体を中途半端に直すよりも、過ごす時間が長い場所を完璧にする」という選択は、リノベーションの満足度を最大化させる非常に合理的な判断と言えます。

減築や既存設備の再利用によるコストカット手法

予算を1000万円に抑えるための高度なテクニックとして、「減築(げんちく)」や「既存利用」があります。
減築とは、使用していない部屋を取り壊して建物を小さくすることです。
一見すると解体費用がかかるため損に思えますが、外壁の面積が減ることで将来のメンテナンス費が安くなり、また耐震性が向上するメリットもあります。
余った予算を内装の充実に回すことができるため、子供が独立して部屋が余っているケースなどに適しています。
また、全てを新しくするのではなく、まだ使える「柱」や「建具」、「梁」をあえて露出させてデザインの一部に取り入れることもコストカットに有効です。

例えば、立派な和室の欄間(らんま)を洋室のアクセントとして再利用したり、既存の建具を塗装してビンテージ風に仕上げたりすることで、既製品にはない独特の風合いを出しつつ、解体・処分費と新規購入費を抑えることができます。
何でも新しくするのではなく、今の家が持つ「良い資産」を見極めて活かすことが、1000万円で質の高いリノベーションを行うコツです。

1000万円台のリノベーションビフォーアフター実例

実家の築50年戸建てを再生したフルリフォーム事例

築50年の実家を、予算950万円で再生したAさんの事例を紹介します。
この物件の最大の問題は、冬の耐え難い寒さと、細かく区切られた使い勝手の悪い間取りでした。
リノベーションでは、1階の主要な壁を取り払い、キッチンを家族と会話ができる対面式に変更。
リビング横にあった和室をLDKの一部に取り込むことで、20畳の大空間を実現しました。
予算を抑える工夫として、外装は塗装による補修に留め、2階の個室は既存の床の上から新しいフローリングを貼る「重ね貼り」を採用。

その分、窓全てに内窓(二重サッシ)を設置する断熱改修に予算を重点配分しました。
結果として、エアコン一台で1階全体が暖まるようになり、「実家の面影を残しながら、最新の住宅性能を手に入れた」と大変満足されています。
築古物件でも、構造を熟知した専門家の診断に基づけば、1000万円でここまで変われるという好例です。

中古物件を1000万円以内でスケルトンリフォームした事例

中古戸建てを購入し、自分好みの住まいに作り替えたBさんの事例です。
購入した物件は築35年。予算1000万円に収めるため、Bさんが選んだのは「一部既存利用のスケルトンリフォーム」でした。建物の骨組みを一部活かしつつ、内装を全て解体。
配管と配線を全面的に新しくし、将来のトラブルを未然に防ぐインフラ投資を優先しました。
デザイン面では、壁の多くを施主自ら塗装する「DIY」を取り入れ、材料費のみに抑えることで約100万円のコストダウンに成功。
浮いた予算で、憧れだった無垢材のオークフローリングと、特注の造作洗面台を導入しました。

1000万円という制約の中で、「インフラにはプロの手を、仕上げには自分の手を」という役割分担をしたことが成功の鍵でした。
中古住宅購入とリノベーションをセットで考える場合、このような工夫次第で理想の空間を手に入れることが可能です。

予算オーバーを回避するためのリフォームローンと補助金

自己資金1000万円と併用可能なリフォームローンの月々返済額

リノベーションを進める中で、「あと200万円あれば、屋根の葺き替えもできるのに」と悩むケースは少なくありません。
1000万円の自己資金を上限と決めてしまうのも一つの手ですが、不足分を低金利のリフォームローンで補うことで、住まいの耐久性や快適性を大きく向上させられる場合があります。
例えば、不足分の300万円を期間15年、金利1.5%(固定)で借り入れた場合、月々の返済額は約1.8万円程度です。
月々2万円弱の負担で、将来的に必要となる大規模修繕を前倒しで行えたり、光熱費を大幅に下げる高断熱化が可能になったりするのであれば、ローン併用は非常に合理的な選択肢となります。
最近では、住宅ローンにリフォーム費用を組み込める「一本化ローン」も増えており、金利をさらに低く抑えることも可能です。

無理のない返済計画を立てるためには、1000万円という数字に固執しすぎず、住宅の寿命を延ばすための「投資」として借入を検討する柔軟性も大切です。

子育てグリーン住宅支援事業などの補助金活用による実質負担軽減

2025年度のリフォームを強力に後押しするのが、国土交通省による「子育てグリーン住宅支援事業」です。
この事業は、子育て世帯や若夫婦世帯が、高い省エネ性能を持つ住宅へのリフォームを行う際に、最大で60万円
の補助金が受けられる制度です。
それ以外の世帯でも、窓の断熱改修や高効率給湯器の設置、バリアフリー改修などを行うことで、最大20万円(条件により増額あり)の補助を受けることが可能です。
(参考:https://kosodate-green.mlit.go.jp/
1000万円の予算計画において、この補助金は見逃せません。
例えば、断熱リフォームや節水型トイレへの交換などを組み合わせることで、数十万円単位のキャッシュバックが得られ、その分をキッチンのグレードアップや家具の購入費用に充てることができます。

ただし、この支援事業は予算上限に達し次第終了となるため、早めの相談と着工が重要です。
また、自治体独自で実施している耐震改修補助金制度と併用できるケースもあるため、施工会社に「活用可能な補助金は全て提案してほしい」と伝えることが、実質負担を抑える最大のポイントです。

1000万円リフォームで後悔しないための会社選びの基準

大手メーカーと地元工務店の見積もり比較と選び方

1000万円のリノベーションをどこに依頼すべきか、大手ハウスメーカーと地元工務店にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
大手メーカーは、独自の工法や保証体制が整っており、倒産リスクも低いため、高い安心感を得られます。
しかし、広告宣伝費やショールームの維持費が価格に上乗せされるため、同じ1000万円でも「実際に工事にかけられる費用」が地元工務店より少なくなってしまう傾向があります。
対して地元工務店は、地域密着でフットワークが軽く、広告費を抑えている分、コストパフォーマンスに優れています。
1000万円という予算を最大限に現場に反映させたいのであれば、工務店が有利ですが、技術力やデザインセンスにバラつきがあるため、過去の施工事例を自身の目で確認することが欠かせません。

「1000万円でどこまでできるか」という同じ条件で3社程度から「相見積もり」を取り、金額の安さだけでなく、提案内容の具体性や担当者の信頼感で比較することが、後悔しない会社選びの王道です。

追加費用の発生を防ぐための詳細な現地調査の重要性

リノベーションにおけるトラブルで最も多いのが、「工事が始まってから、追加費用を請求された」というケースです。
特に1000万円というキリの良い予算で進めている場合、数十万円の追加費用でも大きな打撃となります。これを防ぐために最も重要なのが、契約前の「詳細な現地調査」です。
一戸建ての場合、床下や小屋裏、壁の内部の状態をどこまで正確に把握できるかが、見積もりの精度を左右します。
単に部屋の広さを測るだけでなく、「住宅医」のような建物の構造や劣化診断の専門家に調査を依頼することが推奨されます。
例えば、シロアリ被害や柱の腐食を見落としたまま契約してしまうと、解体後に「補修が必要なのであと50万円必要です」と言われても断ることができません。

事前にしっかり調査を行い、起こりうるリスクを見越して見積もりに「予備費」や「補修概算」を含めてくれる会社こそ、誠実で信頼できるパートナーだと言えます。

まとめ

一戸建ての1000万円リノベーションは、家全体を新築同様にするには工夫が必要ですが、「1階への集中投資」「水回りの刷新」「最新の補助金活用」を組み合わせることで、住まいの価値と快適性を劇的に向上させることが可能です。
特に2025年度は「子育てグリーン住宅支援事業」などの強力な追い風もあり、断熱性能を高めた賢いリノベーションを行う絶好のタイミングと言えます。
大切なのは、予算の「限界」を知った上で、何を優先し、何を既存利用するかという判断基準を持つことです。
まずは信頼できる専門家に現在の住まいの診断を依頼し、1000万円という投資を最大化させるためのファーストステップを踏み出しましょう。

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※弊社では、広島県内を施工エリアとさせていただいています。

この記事を書いた人
yamane_mktg
山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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