土間リフォームをマンションや戸建てで実現するメリットは?費用はいくら?

  • 作成日:2024/02/20
  • 更新日:2024/03/14
  • 編集者:山根木材メディア編集部
土間リフォームをマンションや戸建てで実現するメリットは?費用はいくら?

土間は室内と屋外の中間に位置する設備であり、室内には持ち込みにくいような荷物を置く場所・室内では行いにくい日曜大工やアウトドア用品を手入れする場所として活躍します。
その用途の多さから、新築ではなくリフォームで土間を取り入れたいと考える方が増えています。

今回の記事では、戸建て住宅・マンションのどちらかに限定せず、リフォームで土間を作るメリットとデメリット、導入時のポイントなどをまとめました。
実際のリフォーム事例も紹介するため、土間リフォームに興味がある方はぜひ参考にしてください。

土間とは

土間①

土間は玄関などの室内に位置するものの靴で移動可能な空間であり、伝統的な日本の家屋では作業場や炊事場として導入されていました。
昔ながらの土間は文字通り土で作られていますが、現在の土間はコンクリートなどで仕上げられます。

土間のサイズや設置位置は、家族の生活スタイルや土間の用途に合わせて自由に変更可能です。

土間についての詳しい情報は、こちらの記事でも紹介しています。

土間のメリット

土間を自宅に設置するメリットには、次のようなものがあります。

空間に広がりができる

土間は通常の床よりも一段低い位置に設置されるため、土間がある部屋は立体的で空間に広がりが出ます。
土間をリビングと庭の中間に設置すれば、リビングをより広い空間に見せられるのです。
また、土間ならではの演出が楽しめ、おしゃれな空間を実現できます。

来客時に困らない

玄関が散らかっていたり来客の人数が多かったりすると、靴が置き切れないことがあります。
玄関につながる土間があれば、ホームパーティーのような多くの人が自宅を訪れる機会でも余裕を持って靴を並べられます。
普段から来客が多い家族は、玄関に土間を設置すると良いでしょう。

多目的な収納スペースとして使える

土間には屋外で使用する多少汚れているものも置けます。
例えばアウトドア用品やスポーツ用品を室内に持ち込むと、床や壁を汚してしまう心配がありますが、土間であれば汚れがついても簡単に掃除できるのです。
ベビーカーや傘などはもちろん、土間スペースの広さによっては自転車も家の中に持ち込めます。

天候の影響を受けない

土間は屋外の延長のようなスペースであるものの、雨風が凌げるため天候の影響を受けません。
雨や風のせいでガーデニングや日曜大工を諦める必要がなく、いつでも土間を活用できるのです。

土間のデメリット

土間の設置にはメリット以外にデメリットもあります。

居住空間が狭まる

リフォームで土間を設置する場合には、すでに決められた面積の中で土間のスペースを確保することになるため、居住空間が狭くなります。
間取りの変更も考えた上で、他の空間が狭くなり過ぎないように注意しましょう。

冬場の底冷え対策が必要になる

土間は床よりも低い場所に位置するため、冬に底冷えしやすいというデメリットがあります。
物置や玄関の延長としての使い方であれば大きな問題には該当しないものの、冬場も土間で作業を行う予定がある場合は、土間に暖房設備を導入すると良いでしょう。

将来的にバリアフリー対策が必要になる

特にリビングなど頻繁に行き来する空間に土間を設置すると、年齢を重ねてから怪我の原因になったり家事の負担を増やしたりする可能性があります。
現段階では問題がないとしても、土間の設置箇所によっては将来バリアフリー対策が必要になると考えておきましょう。

土間リフォームのポイント

土間リフォームを行う際には、以下のポイントを意識しましょう。
ポイントを理解していれば、使いやすい土間リフォームを実現できます。

汚れ

土間は室内には持ち込みにくいような自転車やアウトドア用品などを置けるスペースであり、靴で移動します。そのため汚れやすく、頻繁な掃除が必要です。
土間リフォームではコンクリートやタイルなど、水に強い素材を選択して掃除がスムーズに行えるようにしましょう。

温度

先ほどもお伝えしたように土間スペースは、特性上他の居住空間よりも底冷えします。
土間で日曜大工をする・自転車などの手入れをしたいと考えている方は暖房設備を設置すると良いでしょう。
ただし、土間のようなひんやりした空間は、野菜や果物をストックしておく場所として適しています。

湿気

土間は結露が発生しやすい・湿気が溜まりやすい空間でもあります。
土間にカビが発生すればその他の空間も影響を受ける可能性が考えられるため、換気扇の設置や吸湿性のある素材を選択しましょう。
特に土間に雨上がりの傘や濡れた靴を置く際には、注意が必要です。

土間の活用方法

土間には非常に多くの活用方法があります。ここでは、土間の活用方法の例をまとめました。

アウトドア用品の収納

アウトドア用品は外で使用するため、室内には収納しにくいと感じる方が多いです。
土間に収納を設ければ、アウトドア用品も気兼ねなく家の中に持ち込めます。
また、土間はアウトドア用品の手入れをする場所としても使えます。

友人と過ごすカフェコーナー

リビングなど居住空間の中に土間を設ければ、カフェコーナーとしての使い方ができます。
特に庭に面した土間であれば、開放的かつ外にいるような感覚で特別な時間が過ごせるのです。

靴などのコレクションを飾る

土間は靴など室内では管理しにくいもののコレクションスペースとしても活用できます。
並べるものに合わせて収納を作れば、大切なものを管理しながら見せる収納を楽しめるのです。

ペットと過ごす

土間は天候の影響を受けないことから、悪天候時にペットと過ごせる空間として活躍します。
ペットがいるご家庭では、土間リフォームでペットが滑りにくく汚れを落としやすい素材を選択しましょう。

マンションの土間リフォームが人気の理由

土間は一戸建ての玄関に設置されているイメージが強いものの、今ではマンションに土間を導入する方が増えています。マンションの土間リフォームが人気の理由は以下の通りです。

開放感を実現できる

マンションは多くの場合庭が設置できず、住宅の面積にも限りがあります。そのため、開放感が実現しにくいと感じる方もいらっしゃいます。
マンションに土間を設置すれば、空間が広がり実際の面積よりも広々とした印象に仕上げられます。

ガーデニングで自然との繋がりができる

マンションのベランダは法律上共有部分に属し、避難時の妨げになる可能性からガーデニングが禁止されていることがあります。
土間は室内に作られるため、マンション独自のベランダに関するルールを気にせずにガーデニングが楽しめます。

自転車を室内で管理できる

大半のマンションには自転車置き場が用意されているものの、思い入れのある自転車は室内に持ち込みたいと考える方もいます。
土間があれば、自転車を自宅で管理可能でメンテナンスもできるのです。

 土間リフォームの費用相場

ここでは、土間リフォームに必要な費用の相場をまとめました。

戸建てに土間を作る費用

戸建てに土間を作る際には、3畳程度の広さで約30〜60万円の費用がかかります。費用は施工箇所や選択する素材により異なります。
また、土間リフォームで間取りを大幅に変更する際には、さらに多くの費用が必要です。

マンションに土間を作る費用

マンションに土間を作る際には、3畳程度の広さで約25〜50万円の費用がかかります。
間取りの変更が必要な場合には、約50〜100万円のコストを見越しておきましょう。
一戸建ての土間リフォームと同じように、施工箇所や選択する素材により費用が変わります。

土間のメンテナンス・補修方法

土間は適切なメンテナンス・補修をして美しい状態を保つ必要があります。土間のメンテナンス・補修方法を知っておき、土間を綺麗な状態で長く使えるようにしましょう。

定期的に掃除を行う

土間は靴で移動することから土や砂が溜まりやすいです。定期的に掃除をして汚れがたまらないようにしましょう。
土や砂は見た目を悪くするだけでなく、衛生的な問題につながる可能性もあります。
また、土や砂が土間に散ってしまうのが気になるという方は、玄関マットで靴の汚れを落とす習慣をつけると良いでしょう。

破損箇所を補修する

掃除で土間に破損箇所を見つけた時には、可能な限り早く補修しましょう。
特にコンクリートは亀裂やひびが入りやすい素材です。専用の補修材を活用して自分で修繕しても良いですが、難しい時や症状が悪化している場合はプロに依頼するのをおすすめします。

戸建ての土間リノベーション事例

戸建ての土間リノベーション事例を紹介します。

【築50年】土間を残しつつ光と風を取り入れるリフォーム

暗さと寒さを改善したいというご夫婦からのリフォーム依頼で、光と風を取り入れるのがテーマとなっています。
農業を営むご主人にとって土間はなくてはならない場所なので、土間を綺麗なかたちでリフォームして残しつつ、課題である光と風のある家を実現できる内容でリフォームを行いました。

マンションの土間リノベーション事例

最後に、マンションの土間リノベーション事例を紹介します。

【築25年】狭い玄関に土間を設けて明るく広い空間を実現

玄関の狭さ、収納の不足、廊下の暗さが課題のエントランスでしたが、土間でつながるユーティリティーを新設することで広い収納スペースを確保でき、外出時・帰宅時の動線がスムーズになりました。
必要に応じて間仕切りできるアクリル引き戸は透過性があり、閉めても暗さや圧迫感がありません。
また、ガラス面の大きなリビングドアから入る光で明るさも確保しました。

マンション土間リフォーム

 まとめ

土間リフォームをすれば、空間を広く使えるようになり室内に持ち込みにくいものの収納・お手入れスペースなどさまざまな用途に活用できます。
ただし、土間リフォームは用途に合わせて適切な場所・サイズ・収納を設ける必要があります。土間を自宅に設置したいと考えているのなら、まずは希望する用途は何か考えてみてください。
理想通りの土間を形にできれば、家族はより充実した生活が送れるようになります。

山根木材では「永く住み継がれる家づくり」を目指し、これまでに累積1万件を超える施工を手掛けてきました。
私たちはお客様の住まいと暮らしに寄り添うライフパートナーとして、ご家族の思いに耳を傾け、ライフステージの変化も見据えた、お客様の暮らしに寄り添ったリフォームプランをご提案します。

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※弊社では、広島県内を施工エリアとさせていただいています。

この記事を書いた人
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山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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