リビング階段のメリットとデメリットとは?失敗事例や設置の注意点

  • 作成日:2024/01/12
  • 更新日:2024/05/01
  • 編集者:山根木材メディア編集部
リビング階段のメリットとデメリットとは?失敗事例や設置の注意点

開放的なリビング階段は多くの方にとって魅力的な存在です。
リビング階段を設置すれば、自然に家族がリビングに集まります。
しかし、リビング階段を導入するメリットやデメリットを理解しないままでは、思わぬ問題につながる可能性があります。

今回の記事では、リビング階段を設置するメリットやデメリットの他に、失敗を防ぐポイントについてもまとめました。
リビング階段に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

リビング階段とは

リビングにある階段

リビング階段はリビングイン階段と呼ばれることもある設備を指しており、その名前通りリビングの中に設置される階段を指しています。
少し前まで、階段は玄関や廊下に設置する家庭が一般的あったものの、今ではさまざまな間取りの選択肢があるのです。
リビング階段はその他の階段と比較して、豊富なデザインが用意されています。

リビング階段の魅力と設置メリット

リビング階段には次のような魅力があります。
リビング階段の設置を考えているのなら、そのメリットを知っておきましょう。

家族のコミュニケーション不足を予防できる

リビング階段があれば、家族は一階と二階を移動するたびにリビングを通ることになります。
そのため、家族の生活の時間帯がバラバラでも、丸一日顔を合わせないような事態にならないのです。

気がついたら家族が外出している・いつの間にか二階に戻っているような状況にならず、防犯面でも優れています。
特に子どもが親と距離を保ちたいと考え始める年頃になった時にも、子どもの生活に目が届きやすくなります。

開放的な間取りが実現する

一般的に階段は薄暗く閉鎖的な印象であるものの、リビング階段は開放的で階段もインテリアの一つとして楽しめます。
特に螺旋階段などおしゃれなデザインの階段を選択すれば、リビングのアクセントになります。
さらにリビング階段は吹き抜けとの相性が良く、吹き抜けの開放感をより強調できるのです。

家全体が明るい雰囲気になる

リビング階段による明るい空間

リビング階段と吹き抜けが一階と二階をつなげば、リビングの明るい雰囲気を二階に伝えられます。
一階に家族が集まると、二階は暗く寂しい印象になるような問題を防ぐことができ、住宅全体に一体感が生まれます。

リビング階段を設置するデメリット

リビング階段にはメリットのみでなくデメリットも存在します。
ここでは、リビング階段のデメリットについてまとめました。
メリットとデメリットを比較して、重要視するべきポイントは何か考えてみましょう。

リビングの冷暖房効率が下がる

リビング階段は開放的でマイホームを明るい印象に変えるものの、リビング空間が広くなることで冷暖房効率が下がります。
そのため、断熱性や機密性が低い住宅にリビング階段を設置すると、冷暖房費が大幅に高くなってしまいます。
ただし、現代の住宅は住宅性能が向上しているため、リビング階段を設置しても寒さや暑さに困る心配はほとんどありません。

プライバシーが確保しにくい

家族のコミュニケーションが取りやすいというリビング階段のメリットは、プライバシーが確保しにくいというデメリットにもなります。
例えば、リビングに訪問者が来ている時には、二階で過ごす家族が一階に降りられず生活しにくいと感じる場合もあるでしょう。
休日にゆっくり眠っていたら、リビングに家族の友人や親戚が来て身動きが取れなくなるなどの問題が起こります。

キッチンの匂いが家中に広がってしまう

リビング階段は開放的である分、キッチンで調理した食品の香りが家全体に広がってしまうことがあります。
二階の個室まで食べ物の匂いが残る状態を好まない家族もいるでしょう。
匂いの強い食べ物であれば、衣類や寝具に匂いが付いてしまう可能性も考えられます。

リビング階段の設置費用の目安

建築費用イメージ

リビング階段を設置する際に必要な費用の目安は、20〜100万円です。
費用の目安は導入する階段の種類によって異なり、デザイン性が高いスケルトン階段やガラス入りの階段は値段が高くなる傾向があります。
リビング階段設置工事と同時に間取りの変更も必要になる場合は、より多くのコストがかかります。

失敗事例から学ぶ!リビング階段を設置する際の注意点と対策

リビング階段の設置を後悔しないためには、失敗事例をもととした対策と注意点を理解しておきましょう。

冷暖房費用が高い

リビング階段を設置して冷暖房費用が高くなってしまったという失敗事例は多いです。
リビング階段があるリビングで冷暖房効率を向上させるためには、吹き抜け部分にシーリングファンを設置すると良いでしょう。

シーリングファンがあれば、空気の循環が促進されて開放的な空間でも冷暖房効率が下がりにくくなります。
また、リビング階段の設置と同時に住宅の大規模リフォームも検討しているのなら、住まいの断熱性能を向上させ、家全体の温度を快適に保てるような工夫を施しても良いでしょう。

一階の音が二階に丸聞こえになってしまう

家族の生活時間帯が異なる場合は、リビングの話し声や賑やかな雰囲気が二階で眠っていたり勉強をしていたりする家族の迷惑になる可能性があります。
リビング階段を設置するのなら、防音性の高い壁や扉を個室に導入することをおすすめします。

防音対策を事前に実施していれば、リビング階段を設置しても家族全員が快適に過ごせるでしょう。
現段階では不便を感じないご家庭でも、子どもの成長や家族構成の変更により、家族の希望が変わっていきます。

来客時に部屋から出にくくなる

リビング階段のせいで二階にいる家族が来客時に生活しにくくなる問題は、リビング以外に応接エリアを設けることで解決します。
また、もとから来客が多いご家族はリビング階段以外のスタイルの階段を選択すると良いでしょう。
開放的なリビングは魅力的ではあるものの、家族の暮らしやすさを重要視するべきです。

キッチンに高性能な換気扇を設置する

リビング階段を設置すると、リビングからキッチンで調理する食べ物の香りが家中に広がってしまいます。
キッチンに高性能な換気扇を設置すれば、二階まで食べ物の匂いが充満する問題を防げます。

快適な暮らしを叶えるリビング階段を設置する際のコツ

階段下空間を利用した階段

リビング階段の設置で生活をより快適にするためのコツを紹介します。

階段下スペースを有効活用する

螺旋階段のようなデザインではなく、階段下のスペースがデッドスペースになるタイプの階段を選ぶ場合には、階段下のスペースを収納やスタディスペースなどに活用するのがおすすめです。
空間を有効活用すれば限られた敷地を使いこなせるようになるのみでなく、リビングに与える圧迫感も減らせます。

リビングのインテリアに適したデザインの階段を選ぶ

リビング階段はリビングの印象を左右する存在になります。
そのため、自宅のリビングにマッチしたデザインの階段を選ばなければ、リビングのインテリアが統一できなくなります。
木製のもの・金属製のもの・ガラスを活用したものなど、さまざまなデザインを比較検討し、マイホームのリビングにぴったりのリビング階段を見つけましょう。

まとめ

リビング階段のある家庭空間

リビング階段は家族のコミュニケーションを活性化させ、開放的な空間を作る魅力的な設備です。
しかし、冷暖房効率が下がりやすいなどのデメリットも存在します。
リビング階段のメリットとデメリットを理解し、必要な対策を施せば、理想的なリビング階段が設置できるでしょう。

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この記事を書いた人
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山根木材メディア編集部

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