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浴槽交換リフォームの費用相場と安く抑えるコツは?タイプ別・素材別に解説

  • 作成日:2025/01/29
  • 更新日:2025/07/31
  • 編集者:山根木材メディア編集部
浴槽交換リフォームの費用相場と安く抑えるコツは?タイプ別・素材別に解説
目次

「浴槽にひび割れや落ちない汚れが…」「でも、お風呂全体のリフォームは高そう…」 そんなお悩みから、「浴槽だけを新しく交換ってできないの?」とお考えではないでしょうか。

特に、壁や床と一体に見えるユニットバスの場合、浴槽のみの交換が可能かどうかわからず、お困りの方も多いはずです。

この記事では、ご自宅の浴室タイプ別に「浴槽のみの交換」が可能かどうかを明確にし、工事費込みのリアルな費用相場から、交換以外のリフォーム方法まで徹底解説します。

浴槽のみの交換は浴室のタイプで可否が決まる

壁がおしゃれなリフォーム後の浴室

「浴槽だけ新しくしたい」と考えたとき、最も重要なのはご自宅の浴室が、床や壁がタイルでできた「在来工法」か、パーツが一体となった「ユニットバス」か、ということです。
浴槽のみの交換が可能かどうかは、この浴室の構造によって決まります。

在来工法(タイル風呂)は交換可能

床や壁がタイルでできているような、昔ながらの「在来工法」の浴室の場合、浴槽のみの交換は基本的に可能です。
床の上に浴槽を置くだけの「据え置きタイプ」であれば、比較的簡単な工事で交換できます。
浴槽が床に埋め込まれている「埋め込みタイプ」の場合でも、浴槽周りのタイルやコンクリートを部分的に解体することで交換が可能です。

ただし、その場合は解体した部分の補修工事が別途必要になるため、費用や工期は据え置きタイプよりもかかります。
いずれにせよ、在来工法の浴室であれば、浴室全体をリフォームすることなく、浴槽だけを新しくするという選択肢が取れると考えて良いでしょう。
ご自身の希望や予算に合わせて、浴槽の種類や工事内容を検討することができます。

ユニットバスは基本的に交換不可だが、一部例外あり

壁・床・天井・浴槽が一体となった箱のような構造の「ユニットバス」の場合、浴槽のみを交換することは、残念ながら基本的にできません。 多くのユニットバスは、工場で各パーツが一体として製造・設計されており、浴槽だけをきれいに取り外して新しいものに入れ替えることが構造上想定されていないためです。
無理に浴槽を外そうとすると、床や壁の防水性が損なわれ、階下への水漏れの原因になるリスクが非常に高くなります。

そのため、ユニットバスで浴槽が劣化した場合は、浴室全体を新しいユニットバスに交換するのが一般的です。
ただし、ごく一部のメーカーや、浴槽と壁が分離できる構造の古いモデルでは、浴槽のみ交換可能なケースも稀にあります。
確実な判断のためには、専門の業者に現地調査を依頼して見てもらう必要があります。

【浴槽タイプ別】浴槽交換にかかる費用相場

白で統一された壁と浴槽がキレイな浴室

浴槽交換を検討する際、リフォーム費用がいくらかかるのか気になる方も多いでしょう。
そこで、「据え置き」「埋め込み」「半埋め込み」「ユニットバス」の4つの浴槽タイプに分けて、費用相場を解説していきます。

据え置きタイプの浴槽交換にかかる費用相場:5〜20万円

据え置き型の浴槽は、既存のタイルの上に浴槽を設置するシンプルなタイプのお風呂です。
工事は浴槽を置くだけなので、短期間でリフォームが完了することがメリットです。
ただし、据え置き型の浴槽のお湯は、栓を抜くと直接洗い場へ流れて排水される構造になっているので、工事の際には排水経路の勾配などに注意が必要です。

また、お湯を沸かすバランス釜が別途必要で、古くなっていれば交換費用が15~20万円ほどかかる場合があるのも覚えておきたいところです。
工事費用の内訳は以下の通りです。

  • 既存浴槽撤去処分:2~5万円
  • 浴槽取付工事:2~6万円
  • 配管工事:1~3万円
  • 管理諸経費:工事費用の数%

埋め込みタイプの浴槽交換にかかる費用相場:12~35万円

埋め込み型の浴槽は、浴槽を床面とほぼ同じ高さに埋め込むタイプです。
浴槽が床面とフラットになることで浴室が広く感じられ、スタイリッシュな印象になります。

しかし、跳ねた泡や湯水が浴槽に入りやすく、掃除の手間がかかりやすいといったデメリットがあります。
また、浴槽と床の間にわずかな段差ができるため、小さなお子さんやご高齢の方の転倒防止対策が必要です。

さらに、交換する際には周囲を解体する必要があり、工事費用が高額になりがちです。
そのため、掃除の手間や安全性、費用面などを考慮して選ぶことが大切です。

  • 既存浴槽撤去処分:2~10万円
  • 壁や床の取り壊し:現状況により変動
  • 下地調整:2~5万円
  • 浴槽取付工事:5~15万円
  • 配管工事:1~3万円
  • 養生費:2~5万円
  • 管理諸経費:工事費用の数%

半埋め込みタイプの浴槽交換にかかる費用相場:12~35万円

半埋め込み型の浴槽は、浴槽の約3分の1を床面に埋め込むタイプです。
埋め込み型よりも浴槽の縁が高いため、水や石鹸の泡が浴槽内に流れ込むのを防ぎ、掃除しやすいのがメリットです。
また、床面から浴槽までの高さが低く、小さなお子さんやご高齢の方でも入りやすく、浴槽が広く見えます。

浴槽交換費用は、12〜35万円程度が相場です。
掃除のしやすさや出入りのしやすさや、広々とした浴室を実現したい方におすすめです。
ただし、交換工事の費用はやや高額になるので、事前にしっかりと比較検討しましょう。

ユニットバスの交換費用相場:80~120万円

ユニットバスは、浴槽や壁などが一体となった構造をしています。
近年多くの住宅で見かけるようになりましたが、浴槽が壊れた場合には浴槽だけを交換することが難しく、ユニットごと交換するのが一般的です。

ユニットバスの交換費用は、浴槽のサイズやグレード、追加するオプション機能によって変動しますが、80〜120万円程度が相場とされています。
交換には、浴槽本体の費用に加えて、取り付け工事費も含まれます。

ユニットバスの交換は、浴槽だけでなく、壁や床なども含めた大規模な工事となるため、費用が高額になりがちです。
交換を検討される際には複数の業者に見積もりを依頼し、詳細な費用内訳を確認することをおすすめします。

浴槽の素材による費用の違い

リフォームにかかる費用は、浴槽の素材によっても変動します。
浴槽の種類は主に「FRP(繊維強化プラスチック)」「ステンレス」「ホーロー」「人工大理石」「檜」があります。
ここでは、浴槽の素材ごとの費用の違いや特徴を解説します。

FRP(繊維強化プラスチック)

FRP素材の浴槽

出典:タカラスタンダード FRP浴槽

FRP浴槽は、ガラス繊維を樹脂で固めた軽量で丈夫な素材です。
強度が高く、保温性にも優れているため、ユニットバスの浴槽によく使われています。

FRPの浴槽の費用は、サイズやデザインによって異なりますが、小型であれば比較的安価で販売されています。
もし、FRP製の浴槽を同じ素材の新しいものに交換する場合、安いものであれば3万円程度から購入できます。

ホーロー

ものづくりの極み、本物のぬくもり プレデンシア

出典:タカラスタンダード 鋳物ホーロー浴槽

ホーロー浴槽は、金属の表面にガラス質を焼き付けた美しい光沢を持つ浴槽です。
保温性が高く、カビが生えにくいことから、戸建て住宅はもちろんマンションでも広く使われています。
ただ、重量があるため2階への設置が難しく、長年使用していると表面にひび割れが生じやすいといったデメリットがあります。

価格はFRPやステンレス浴槽に比べて高めで、20万円前後が相場です。
高価な製品であれば100万円を超えるものもあります。

人工大理石

人口大理石の浴槽 グランスパ

出典:タカラスタンダード グランスパ

人工大理石の浴槽は、アクリル樹脂などを使い、天然の大理石のような美しい見た目を再現したタイプです。
本物の大理石と比べても遜色ない質感と光沢が特徴で、高級感のある浴室空間を演出します。
また耐久性が高く、汚れもつきにくいのでお手入れも簡単です。

一方、素材の特性上、追い焚き機能などの追加が難しく、機能面で制限があることがあります。
価格は浴槽のサイズやデザインによって異なりますが、一般的に80万円前後とやや高めです。

檜(ヒノキ)

ヒノキの浴槽が特徴的な温泉

出典:檜 創建 製品案内

ヒノキの浴槽は香りがよく、殺菌作用にも優れています。
リラックス効果が期待できる天然素材の浴槽であるのに加え、木目の美しさも魅力で、和風住宅や旅館などで多く採用されています。

その一方、カビが生えやすく、適切なメンテナンスが必要です。
価格は30~80万円と高価ですが、自然の温もりを感じながらバスタイムを満喫したい方や、心身のリラックスを求める方に最適でしょう。

ステンレス

ステンレス浴槽

出典:タカラスタンダード ステンレス浴槽

ステンレス浴槽は、鉄にクロムやニッケルを混ぜて作られた合金で、錆びにくいのが特徴です。
かつては多くの住宅に採用されていましたが、近年は他の素材の浴槽が増えたことにより見かける機会が少なくなりました。

ステンレス浴槽は、耐久性が高く衛生的である一方、冷たさを感じやすいというデメリットがあります。
価格はサイズやデザインによって異なりますが、一般的に6万円程度が相場です。

メーカーごとのおすすめの浴槽については、こちらの記事をご覧ください。

また、浴槽のおすすめのサイズや選び方についてもこちらの記事でまとめております。

浴槽本体以外にかかる工事費用の内訳

浴室の壁にドリルで穴をを開けている様子

浴槽交換の費用は、新しい浴槽本体の価格だけで決まるわけではありません。
むしろ、どのような工事が必要になるかで総額は大きく変わります。
ここでは、見積書を正しく理解するために知っておきたい、主な工事費の内訳を解説します。

既存浴槽の撤去・処分費

現在設置されている浴槽を取り外し、廃材として処分するための費用です。
費用相場は2万円~5万円程度ですが、ホーロー製など重い浴槽や、解体が必要な埋め込み型の浴槽の場合は、費用が高くなることがあります。

給排水接続・設置工事費

新しい浴槽を設置し、お湯や水を供給するための給水管・給湯管と、排水口に繋がる排水管を接続する専門的な工事です。
費用相場は3万円~8万円程度です。既存の配管が劣化している場合は、その交換費用が別途かかることもあります。

壁・床・タイルの補修費

この項目は、特に埋め込み型の浴槽を交換する場合に発生する重要な費用です。
浴槽を撤 Perempuanするために解体した壁や床を、元通りに補修するための工事費です。
モルタルで下地を作り、新しいタイルを張るなどの作業が含まれます。
補修する範囲や使用するタイルの種類によって費用は大きく変動し、5万円~15万円以上かかることもあります。

浴槽を交換する以外のリフォーム方法3選

ナチュラルテイストで清潔感のある浴室

浴槽の交換が大掛かりで予算に合わない場合や、お使いのユニットバスが浴槽のみの交換に対応していない場合でも、諦める必要はありません。
既存の浴槽を活かしたまま、見た目や機能を再生させるリフォーム方法もあります。

浴槽塗装(コーティング)で再生する

既存の浴槽の表面に、専用の塗料を吹き付けたり塗ったりしてコーティングする方法です。
細かいひび割れや取れない変色、表面のザラつきを滑らかで光沢のある状態に再生させることができます。
費用相場は10万円~15万円程度と、交換するよりも安価なのが最大のメリットです。
浴室全体の色を変えることも可能で、手軽にイメージを一新できます。

ただし、塗装の耐久年数は7年~10年程度が目安で、強くこすると剥がれてしまう可能性があるため、丁寧な手入れが必要です。
また、浴槽に大きなひび割れや穴が開いている場合は、塗装だけでは補修できないことがあります。

浴室シート・フィルム施工で見た目を一新する

浴槽の内側に、防水性・防カビ性に優れた専用のシート(フィルム)を貼り付ける方法です。
浴槽塗装と同様に、ひび割れや変色をカバーし、新品のような見た目にリフレッシュできます。
費用相場は12万円~20万円程度です。
シートには様々な色や柄があるため、デザイン性を高めたい場合にもおすすめです。耐久性も高く、掃除がしやすいのもメリットです。

ただし、浴槽の形状が極端にカーブしていたり複雑だったりする場合は、シートをきれいに貼り付けるのが難しく、施工できないことがあります。
また、専門的な技術が必要なため、施工できる業者が限られている点も注意が必要です。

カバー工法で浴槽を重ねる

既存の浴槽の上から、一回り小さい新しい浴槽をすっぽりと被せてカバーする方法です。
既存の浴槽を解体・撤去する必要がないため、工事が短時間で済み、騒音やホコリも最小限に抑えられます。
費用相場は20万円~40万円程度と、塗装やシートに比べると高価ですが、新品の浴槽になるため満足度は非常に高いです。
浴槽が少し狭くなってしまうというデメリットはありますが、解体工事が不要なため、特に埋め込み式の浴槽などで周りのタイルを壊したくない場合に有効な選択肢となります。

浴槽交換にかかる費用を安く抑える方法

costと書かれた木製のサイコロがコインの上に置かれている

リフォームにはそれなりの費用がかかるのは仕方のないことですが、できれば安く抑えたいですよね。
そこで、浴槽交換の費用を安く抑えるコツをご紹介します。
以下の6つのポイントを押さえて、コストパフォーマンスの高いリフォームを実現しましょう。

ユニットバスにリフォームする

お風呂全体が老朽化している場合、浴槽だけを新しくしても、数年後には壁や床が古くなってしまい、また修理が必要になるかもしれません。
その場合、このユニットバスに一度に交換すれば、長期的に見て費用を抑えられる場合があります。

またユニットバスは、浴槽、床、壁などが一体化しているので、オーダーメイドの在来工法と比べて工期が短く、費用も抑えられるケースが多いです。
お風呂全体のリフォームを検討する際は、ユニットバスへのリフォームも選択肢の一つとして検討してみてください。

浴槽のグレードを下げる

浴槽交換の費用は、浴槽本体が大きな割合を占めます。
そのため、浴槽のグレードを下げることで、費用を抑えることができます。
例えば、展示品や少し前のモデルの浴槽を選ぶと、新品なのに割安で購入できることがあります。

素材選びも費用を安く抑えるポイントです。
例えば、FRP(繊維強化プラスチック)製の浴槽なら比較的安価で手に入ります。
ただし注意点として、FRP製の浴槽は傷がつきやすく、早く交換が必要になるため、その点も考慮しつつ予算に合わせた最適な浴槽を選びましょう。

相見積もりをとる

お風呂のリフォームを検討する際は、複数の業者に相見積もりを依頼することをおすすめします。
各社の価格や工事内容、保証期間などを比較することで、自分に合った最適な業者を選ぶことができます。

また、相見積もりを取ることで、適正な価格で安心して工事をお願いできる業者を見つけられます。
工事内容によっては思わぬ追加費用が発生する場合もあるので、事前にしっかりと比較検討することが大切です。

介護保険を利用する

介護が必要な家族がいる場合、介護保険を利用して浴室をリフォームすることができます。
その際、要支援・要介護認定を受けていることが条件で、手すりの取り付けや段差解消などの介護に必要な工事に限られます。

介護保険の支給は認定後に行われ、上限は20万円(自己負担1割)です。
介護保険を利用することで、介護が必要な方のためにより安全で快適な浴室環境を整えることができます。
リフォームを検討される際は、事前に介護保険の利用について詳しく調べてみましょう。

補助金を利用する

介護保険以外にも、浴室リフォームで利用できる補助金制度があります。
この補助金制度を利用すれば、浴室リフォームの費用を抑えられる可能性があります。

ただし、地方自治体によって対象となる工事や支給額が異なります。
リフォームを検討する際には、お住まいの地域の自治体ホームページなどで、どのような補助金制度があるのか事前に確認することをおすすめします。

洗面所もリフォームして全体のコストを下げる

浴室交換をする際、洗面所の劣化も同時に気になるようなら、一緒にリフォームするのも一つです。
お風呂をリフォームする場合には洗面所の壁を壊すことが多く、お風呂と洗面所を一緒にリフォームすれば、壁を壊す作業を一度で済ませることができます。
それにより、工事の時間が短縮できるだけでなく、費用も節約できます。

さらに、お風呂と洗面所を同じタイミングでリフォームすると、両方の箇所を同じ素材やデザインで統一でき、より美しい空間を演出できます。

浴槽交換の工事期間と注意点

設置する前の新しい浴槽

最後に、浴槽交換をする際の工事期間と、事前に知っておくべき注意点をお伝えします。

工事期間の目安は1~4日

お風呂のリフォームにかかる期間は工事内容によって異なります。

  • 据え置き型浴槽の交換 最もシンプルな工事で、1日~2日で完了するのが一般的です。
  • 埋め込み型浴槽の交換 床や壁の解体と補修が必要なため、工期は長くなり、3日~5日ほどかかります。
  • ユニットバス全体の交換 解体から組み立て、配管接続まで含め、4日~7日程度が目安です。

リフォームをする際には業者に相談し、正確な工期を確認しましょう。

マンションの場合は管理規約を必ず確認する

マンションで浴槽交換をする際、事前に管理規約を確認しておくことが非常に重要です。
マンションによっては使用できる商品の規格や工事の時間帯、騒音に関する制限など、さまざまなルールが定められています。

特に、排水管が共用部分になっている場合、管理組合への届け出や承認が必要となることが多く、無断で工事を進めると大きなトラブルになりかねません。
事前に管理規約をしっかりと確認して管理組合とよく相談することで、スムーズにリフォームを進めることができるでしょう。

リフォーム中のお風呂をどうするか考えておく

お風呂のリフォームの工事期間中は入浴できないので、事前に計画を立てておくことが大切です。
工事期間は、リフォームの内容や浴室の広さなどによって異なります。事前にリフォーム業者に工期をしっかりと確認し、その間をどのように過ごすか計画を立てておきましょう。

例えば、近所の銭湯を利用したり、お風呂を借りられる親戚などに頼んでおいたりなど、さまざまな方法があります。
また、工事中の生活で不便を感じないように必要な生活用品をあらかじめ用意しておくこともおすすめです。

浴槽の交換時期については、こちらの記事をご覧ください。

浴槽交換する際の注意点

管理規約使用細則

最後に、浴槽交換をする際の注意点をお伝えします。
劣化した浴槽を新しくすることで快適なバスタイムを手に入れられる一方、リフォームをする際には以下のような事前準備が必要です。

搬入経路を確保する

浴槽交換を検討する際は、新しい浴槽の搬入経路を事前にしっかりと確認することが大切です。
玄関や廊下の幅が狭かったり、曲がり角が多かったりすると、浴槽が搬入できず、工事の遅延や追加費用が発生する場合があります。

基本的に、リフォーム会社が業者を選定を行っている場合は搬入経路の確認を必ず行います。
しかし、自分で業者を選んでいるときには注意が必要です。その場合、必ず自分で確認するか、業者にしっかりと確認しましょう。

マンションの場合は管理規約を確認する

マンションで浴槽交換をする際、事前に管理規約を確認しておくことが重要です。
マンションによっては使用できる商品の規格や工事のタイミング、騒音に関する制限など、さまざまなルールが定められています。

特に、排水管が共用になっている場合、管理組合への届け出が必要となることが多く、工事期間についても制限があるところもあります。
事前に管理規約をしっかりと確認して管理組合とよく相談することで、スムーズにリフォームを進めることができるでしょう。

マンションのお風呂リフォームについては、こちらの記事をご覧ください。

リフォーム中のお風呂をどうするか考えておく

お風呂のリフォームの工事期間中は入浴できないので、事前に計画を立てておくことが大切です。
工事期間は、リフォームの内容や浴室の広さなどによって異なります。事前にリフォーム業者に工期をしっかりと確認し、その間をどのように過ごすか計画を立てておくことが大切です。

例えば、近所の銭湯を利用したり、お風呂を借りられる親戚などに頼んでおいたりなど、さまざまな方法があります。
また、工事中の生活で不便を感じないように必要な生活用品をあらかじめ用意しておくこともおすすめです。

浴槽交換で快適なバスタイムを

浴槽を交換することで、毎日のバスタイムがより快適になります。
保温性が高く汚れがつきにくい浴槽を選べば、掃除の手間も軽減されます。
また、最新の浴槽には、ジェットバス機能や照明機能などが搭載されているものもあり、リラックスタイムをさらに豊かにすることができます。
この記事を参考に、ぜひ理想の浴室を実現してください。

山根木材では、お客様の理想の浴室を実現するためにさまざまなプランをご用意しております。
浴室交換をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。

※弊社では、広島県内を施工エリアとさせていただいています。

この記事を書いた人
yamane_mktg
山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

山根木材リモデリングウェブサイト

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