黒い外壁のメリットとデメリットとは?カラーコーディネートと注意点

  • 作成日:2023/12/20
  • 更新日:2024/01/13
  • 編集者:山根木材メディア編集部
黒い外壁のメリットとデメリットとは?カラーコーディネートと注意点

黒色の外壁は高級感があり、クールでおしゃれだと感じる方が多いようです。
そのため、現在では多くの新築住宅が黒いカラーの外壁を取り入れています。

しかし、黒色の外壁には注意するべき点があることを知っておくべきでしょう。

今回の記事では、黒色の外壁のメリット・デメリットとともに事前に知っておくべき注意点をまとめました。
マイホームの外観を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

黒い外壁の魅力とは

黒色の外壁には次のような魅力やメリットが存在します。
外壁のカラーを考える時に優先するべき事柄について考えてみましょう。

高級感がある

黒色には高級感・重厚感があり、黒の外壁の住宅はグレードが高いと考える方もいます。
特に木目と黒を組み合わせると、高級かつスタイリッシュな和モダンスタイルを演出できます。

黒の外壁であれば、洗練された雰囲気が特徴的な住まいを建築可能です。
そのため、マイホーム建築の計画段階で、黒い外壁に憧れを持つ方も多いでしょう。

他の色と組み合わせやすい

黒はいくつもあるカラーの中でも、他の色と組み合わせやすいという特徴を持ちます。
他の色と反発しにくく、黒+他の色の組み合わせが楽しめるでしょう。

ツートーンカラーやアクセントカラーとして他の色を用いれば、黒一色の外壁とは大きく印象が異なります。

黒ずみが目立たない

黒い壁の住宅は、黒ずみの汚れが目立ちません。
外壁は常に雨風にさらされる汚れやすいパーツであるものの掃除がしにくいことから、汚れが目立たないという点は黒い外壁の大きなメリットに該当するでしょう。

黒い外壁のデメリットとは

黒い外壁①

黒い外壁にはメリットのみでなくデメリットも存在します。

外壁の温度が高くなりやすい

黒は光を吸収する色です。そのため黒の外壁は日光から熱を吸収して室内の温度が高くなりやすいというデメリットがあります。
外壁の色が室内の温度に大きな影響を与えるのです。

日本の夏は温度が高いだけでなく日差しも強いため、黒い外壁を採用する際には優れた断熱性能の資材を活用してください。
最近の住宅は高い断熱性能を維持しているものが多いものの、リフォームで壁の色を変更する際は特に注意が必要です。

紫外線のダメージを受けやすい

日光から熱を集めやすい黒色は、紫外線のダメージも強くなる傾向があります。
日の当たり方によっては、日差しが強い時季は壁自体が暑くなる場合があります。
火傷をするような温度ではありませんが、夏場は黒い外壁に積極的に触れないのが良いでしょう。

白い汚れが目立つ

黒い壁は黒ずみの汚れが目立たないものの、白い汚れは目立ちます。
例えば鳥のフン・砂埃・カビなどが目立ってしまう可能性があります。

そのため、黒い外壁にはセルフクリーニング機能を持つ塗料を使用すると良いでしょう。
セルフクリーニング機能付きの塗料であれば、汚れが外壁に密着せず雨風で自然に洗い流せます。

近隣住人とのトラブルにつながる可能性がある

黒い外壁はスタイリッシュな印象ですが、近隣に暮らす方からすると「圧迫感がある」「暗くなる」「暑苦しい」と感じられてしまうことがあります。
特に住宅同士が密集している地域では、特別な配慮が必要です。

近隣トラブルを防ぐためには、住宅建築前の段階で影響が出る可能性がある近隣の方に外壁のカラーについて話をしておくと良いでしょう。

黒い外壁の住宅を建てる時の注意点

黒い外壁②

黒い外壁の住宅を建築する際には、次の注意点を意識しましょう。

黒色の特性を理解する

外壁のカラーに黒色を選ぶ時には、黒色の特性を理解する必要があります。
黒色はカラーの中でも特に特性が目立つ色です。

黒色の代表的な特性は以下の通りです。

  • 収縮性:実際のサイズよりも小さく見える
  • 重量性:実際の重さよりも重く感じさせる
  • 強硬性:実際の質感よりも硬い印象になる
  • 後退性:実際に存在する位置よりも後ろにあるように見える

黒色のこのような特性はファッションコーディネートにも用いられます。
また、黒から連想されるイメージには不吉・恐怖・闇などの悪いものも存在します。

カラーコーディネートでデメリットをカバーする

黒色が持つデメリットの多くは、他の色との組み合わせでカバーできます。
例えば真っ黒の外壁ではなく、明るい色をアクセントカラーに用いるだけで、住宅の印象が大きく異なります。
外壁をツートーンにするという手段もあるものの、次のようなパーツのカラーを変更してアクセントにしても良いでしょう。

  • 玄関ドア
  • ウェザーキャップ
  • 屋根

黒色はさまざまなカラーと組み合わせやすい色であるため、非常に多くのカラーバリエーションを楽しめます。

黒色が存在しない外壁塗料もある

外壁を黒くしたいと考えていても、希望する外壁塗料に黒色が存在しないこともあります。
特に遮熱・断熱性能が高い高性能塗料には濃い色が用意されていない場合があります。
外壁塗料のカラーバリエーションや商品展開は年々増えているため、今後状況が変わっていく可能性もあります。

極端に明度が低い外壁の住宅が建てられない地域もある

地域によっては自治体で景観計画を作り、外壁に使用可能なカラーが限定されている場合があります。
具体的には、極端に明度が低いカラーの外壁の規制により、黒い外壁が禁止される場合もあります。

これから住宅の土地探しをするのなら、自治体の景観計画を確認する必要があります。
黒い外壁にこだわるのであれば、景観計画で住宅の外壁の明度に指定がない土地を選びましょう。

黒い外壁は他の色と組み合わせておしゃれに仕上げる

黒い外壁③

黒い外壁と他のカラーの組み合わせの例は次の通りです。
家族が求める住宅の外観イメージに合うものは何か考えてみましょう。

カラー 特徴
黒+ホワイト スタイリッシュな印象になり、黒の暗さを軽減できる
黒+グレー クールで統一感がある仕上がりで都会っぽさを演出できる
黒+赤 ポップかつ個性的な印象、赤の分量には注意する
黒+ブラウン 木目のブラウンを選ぶとナチュラルかつ高級なイメージになる
黒+ベージュ 大人っぽく落ち着いた印象になる

実際の実例などを見ながらイメージを膨らませると良いでしょう。

黒色の外壁で失敗しないためのポイント

黒色の外壁の住宅を建てて失敗したと感じないためには、事前に十分な情報収集とイメージをしておくことが大切です。

例えば外観のシミュレーションを活用したり、建築実例集を調べたりすると良いでしょう。
インターネットでも非常に多くの実例が確認できます。
建築予定の住宅の形や立地を想像しながら、家族が求める外壁のカラーについて考えてみましょう。

まとめ

住宅の外壁はマイホームの印象を左右する重要なパーツです。理想的な住まいを形にするためには、外壁にもこだわりましょう。
黒い外壁はスタイリッシュで高級感があるというメリットが存在するものの、暑さや白い汚れに対しての対策は事前に考える必要があります。

また、暗い印象になるのを避けるには、ツートーンカラーやアクセントカラーを用いて他の色を組み合わせると良いでしょう。
この記事を参考に、自宅の外壁のカラーについて考えてみてください。

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この記事を書いた人
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