吹き抜けがある家は寒い?後悔しない吹き抜け対策まとめ

  • 作成日:2024/02/20
  • 更新日:2024/03/10
  • 編集者:山根木材メディア編集部
吹き抜けがある家は寒い?後悔しない吹き抜け対策まとめ

吹き抜けがある住宅は開放的でおしゃれな雰囲気に仕上がります。
しかし、吹き抜けは一階から二階以上の階まで大きな空間を設けるため冷暖房効率が下がります。特にリビングに吹き抜けを取り入れる場合は住宅建築時に十分な対策を取る必要があります。

対策がされないままでは冬の寒さで家族が快適に過ごせなくなってしまうでしょう。
今回の記事では、吹き抜けを設置する際に知っておいて欲しい対策をまとめました。

吹き抜けがある家は寒いと言われるのはなぜ?

以前から「吹き抜けがある家は冬寒い」と言われることがありますがなぜでしょう。
まずは、その理由についてまとめました。

冷たい空気は下に、暖かい空気は上にたまりやすい

空気は温度により重さが変わり、暖かい空気は軽く、冷たい空気は重くなります。吹き抜けのある空間では、暖房で温めた空気が吹き抜け部分に上がってしまうため、一階部分がなかなか暖かくなりません。

空間自体が広いため冷暖房効率が下がる

吹き抜けは一階と二階との間に天井を設けないことで広い空間を形にします。そのため温度調整が必要な範囲が広くなり、冷暖房効率が下がります。
冷暖房には推奨される部屋の広さが定められていますが、吹き抜けのある部屋はそれ以上のハイパワー性能を持った冷暖房機器が必要になるということです。

吹き抜けのある住宅で快適に過ごすための対策

前述のとおり暖めた空気は上にたまりやすく、寒い冬は快適に過ごせないこともあります。
また、快適な温度に近づけるために暖房機器はより多くの電力を消費することになり、電気料金が高くなってしまいます。
ここでは、吹き抜けのある住宅で、冬は暖かく過ごし光熱費も抑え、快適に過ごすための対策を紹介します。
十分な対策を施せば、冬の寒さに悩む心配はありません。

高気密高断熱の構造にする

住宅に高気密高断熱の構造を導入すれば、外気温に左右されにくくなります。
高気密高断熱の住宅は、構造部分に高性能な断熱材や気密テープなどを活用することで住宅を密封し、夏の暑い空気や冬の冷たい空気が室内に入るのを防いでくれます。また室内の空気も外に漏れにくくするため、冷暖房効率を上げることができます。

高気密高断熱の住宅については、以下の記事を参考にしてください。

窓の断熱性能を高くする

吹き抜けを取り入れた部屋は、多くの場合サイズの大きい窓や複数の窓が設置されます。
窓は彩光や通風のために欠かせないものですが、住宅の断熱性能を下げてしまいます。
そのため、吹き抜けのある部屋の窓の断熱性能を高くすることで、冬の寒さを改善することができます。

全館空調システムを導入する

全館空調システムは、建物全体の冷暖房管理と、24時間換気を実施するシステムです。
全館空調システムで家中の温度が一定に保たれるため、吹き抜けのある住宅でも快適に過ごすことができます。さらに、廊下やトイレなどの空間も過ごしやすい温度を維持することが可能で、ヒートショック対策としても有効です。

窓からの日差しを有効活用する

日が差し込む部屋は明るいだけでなく部屋全体が暖かくなります。
吹き抜けがある部屋を日当たりに配慮した方角に設置し、窓からの日差しを有効活用しましょう。

住宅の日当たりや方角については、こちらの記事で詳しく説明しています。

シーリングファンで空気を循環させる

前述のとおり、暖かい空気は吹き抜けの上部にたまるため、思うような暖房効果を得られません。
シーリングファンを吹き抜けの天井に設置して室内の空気を循環させれば、暖かい空気が足元までしっかり届き寒い冬でも快適に過ごすことができます。

天井の形状などによりシーリングファンが設置できない場合は、サーキュレーターを使う方法もあります。サーキュレーターには設置型や壁掛け型などさまざまな商品があるので、部屋に合った使いやすいものを選びましょう。

ロールスクリーンで窓を覆う

吹き抜けの高窓から冷気が入り込んでしまう場合は、窓をロールスクリーンで覆うという方法があります。
ロールスクリーンは冬の冷気だけでなく、夏の日差しによる暑さの軽減にも効果を発揮します。

エアコンの性能を考える

吹き抜けがある部屋のエアコンは、実際の対応畳数よりも広い面積に対応可能なものを選んでください。
十分なパワーがあるエアコンなら、吹き抜けがある部屋もしっかり温めることができます。

吹き抜けのメリット

ここまで、吹き抜けのある部屋での快適な室内環境を実現するためには、十分な対策を施す必要があることを説明しました。そのため「吹き抜けはデメリットが多い」という印象を与えてしまったかも知れません。
しかし、吹き抜けには、それだけの対策をしてでも取り入れたいメリットがあります。

  • 住宅の面積に関係なく開放感が感じられる
  • 室内が明るく風通しが良くなる
  • 一階と二階がつながり家族のコミュニケーションが活性化する
  • 立体的なデザインが形になりおしゃれな空間を実現できる

実際に、吹き抜けのメリットに魅力を感じてリビングに吹き抜けを設置する住宅が増えています。

まとめ

吹き抜けは、冷暖房効率が下がりやすいというデメリットがあるものの、そのメリットには大きな魅力があります。また、対策をすればデメリットをカバーすることも可能です。
この記事を参考に、マイホームに後悔しない吹き抜けの設置を考えてみましょう。

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この記事を書いた人
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山根木材メディア編集部

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