3LDKの平屋で快適に暮らす間取りアイデア!おすすめの間取りも紹介

  • 作成日:2024/02/15
  • 更新日:2024/04/19
  • 編集者:山根木材メディア編集部
3LDKの平屋で快適に暮らす間取りアイデア!おすすめの間取りも紹介

近年、おしゃれでデザイン性の高い平屋が増えており、子育て世帯でも「マイホームを作るなら平屋がいいかも!」と考える人は多いのではないでしょうか。

子育て世帯向けの間取りといえば、3LDKが主流です。
3LDKなら夫婦2人の寝室に加え、子ども2人にそれぞれの部屋を用意できます。

しかし子育て中には都合がよい間取りでも、子どもが独立したら空いた部屋を持て余すかもしれません。
せっかくなら、ライフスタイルを見据えて長く暮らせるマイホームを建てたいものです。

この記事では、夫婦と子ども2人で暮らすための平屋を建てたい人向けに、3LDKの平屋で快適に暮らせる間取りのアイデアを紹介します。

3LDKの平屋を建てるために必要な建物・土地の広さ、建築費の目安も合わせて解説するので、この記事を読んで「どんな平屋を作りたいか」、明確なビジョンを描いてみましょう。

3LDKの平屋に必要な建物の広さは?

スタイリッシュな平屋の外観

3LDKで家族4人で快適に暮らすには、最低でもどのくらいの広さを確保すれば良いのでしょうか?

一般的に、1人あたりに必要な居住面積は8~10坪程度といわれているため、家族4人が暮らすために必要な広さは32~40坪ほどが目安になります。

国土交通省が公表している「誘導居住面積水準」でも、郊外や都市部以外での戸建てにおける世帯人数4人に必要な住まいの面積は、「約38坪」と算出しています。

【誘導居住面積水準】
世帯人数に応じて、豊かな生活の実現の前提として、多様なライフスタイルを想定した場合に必要と考えられる住宅の面積に関する水準

引用:住生活基本計画における「水準」について|国土交通省

3LDKの平屋は30~40坪あれば、広めのLDKに夫婦の寝室や子ども部屋2つを確保でき、家族4人でもゆとりある暮らしが送れるはずです。

ただし、家族のライフスタイルや価値観によりマイホームに必要な広さは変わります。

例えば収納スペースを多く確保したいなら、さらに2坪程度多く見積もっておくと良いでしょう。
他にも「20畳以上のゆったりしたリビングがほしい」「書斎を作りたい」となれば、さらに坪数が必要です。

3LDKの平屋に必要な土地の広さは?

3LDKの平屋を建てるなら4人家族で30~40坪が1つの目安とお伝えしましたが、土地はそれ以上の広さが必要になります。

土地には「建ぺい率」という「敷地面積に対する建築面積の割合」が規定されているため、基本的に土地目一杯に建物を建てることはできません。
建ぺい率は30~80%の範囲で、用途地域ごとに異なります。

例えば、建ぺい率の上限が50%の土地で30坪の家を建てる場合は、最低でも60坪の土地が必要になる計算です。
駐車スペースを2台分確保したい、ガーデニングできるくらいの庭を作りたいなどの希望があるなら、さらに広い土地が必要になります。

3LDKの平屋を建てるのに必要な建築費の目安は?

一般的に木造の平屋を新築する場合、坪単価は80~100万円ほどが相場といわれています。
30坪の平屋を建てるなら2,400~3,000万円、40坪なら3,200~4,000万円が建築費の相場となります。

2階建てと比べると、平屋は基礎部分が多く屋根の広い分、建築費が高くなると思われますが、むしろ階段や2階建て部分がない分、同規模の2階建てに比べるとトータルコストは安く済むのです。

ただし、複雑な形状を採用したり設備のグレードを上げたり、断熱性など住宅性能をアップさせたりすると建築費はかさみます。

子育て世帯が3LDKの平屋を建てるメリット

ダイニングでくつろぐファミリー

最近はシニア層だけでなく、子育て世帯でも3LDKなど家族で暮らすための平屋を建てる人が増えています。
ではどんなメリットに惹かれているのでしょうか。詳しく解説します。

動線がコンパクトになり、家事が時短になる

何かと忙しい子育て世帯にとって、家事効率が良くなる点は最大のメリットといえます。

平屋は水回りがワンフロアにまとまっているため、家事動線がコンパクトです。
家事動線がコンパクトだと、料理の合間に洗濯物を干したりお風呂やトイレをまとめて掃除したりと時短につながるでしょう。

しかも、階段部分の掃除をする手間からも解放されます。
2階建てなら段差のある階段の掃除を面倒に感じる方も多いかもしれません。

平屋なら階段がないため、掃除の時間を短縮できます。ロボット掃除機も大活躍です。

家族とのコミュニケーションが取りやすい

リビングで座ってくつろぐカップル

ワンフロアで暮らす平屋は2階建てと比べて家族が顔を合わせる機会は多く、コミュニケーションが円滑になります。
各自の部屋にいても同じフロア内に家族がそろっているため、直接言葉を交わさなくても家族の温もりを感じられるでしょう。

間取りを工夫するとフロア内の見通しがよくなり、家事や仕事をしながらでも子どもが見守りやすいでしょう。

バリアフリーになり、階段からの転落リスクがない

平屋には階段がないため、幼い子どもが階段から転落してケガをするリスクがありません。

家の中での子どもの転落事故で最も多い場所は「階段」です。
特に歩き始めた1~2歳くらいが多く、少し目が離せる3~4歳になると今度は「ベランダ」からの転落事故が増えるそうです。

また自分たちが高齢になると足腰が弱り、階段を上がっている途中でバランスを崩して転落したり、下りているときに足を踏み外したりしてケガをする恐れもあります。

その点平屋なら、階段やベランダがないことで子どもや高齢者の転落事故のリスクが軽減されます。

高齢になってから改修やリフォームの必要性が減る

広々としたリビングダイニング空間

階段がある家を建てると、将来的にバリアフリー化を目的に段差を低く作り直したり、車いす用階段昇降機を導入したりする費用が発生するかもしれません。
その点、若いうちに平屋を建てておけば、高齢になってからリフォームや改修の必要性が減ります。

ただし建物は時間とともに劣化し、ライフスタイルも変化します。
場合によっては、間取りの変更や老朽化した設備の交換、壁面の塗り直しやクロスの張り替えなどのリフォームが発生するかもしれません。

とはいえ2階建てに比べると、リフォームにかかる経済的な負担は軽減されやすいといえます。

子育て世帯が3LDKの平屋を建てるデメリット

子育て世帯にとって平屋暮らしにはメリットが多い一方、どうしても避けられないデメリットもあります。

広い土地が確保できないと家が狭くなる

広い土地を確保できなければ、思ってた家の広さが確保できず、水回りや居室、リビングなどのスペースが狭くなって窮屈さを感じるかもしれません。

家族4人が暮らすためには、前述した通り最低でも30坪、できれば40坪の広さが欲しいところです。
しかし土地には「建ぺい率」があり、建てられる家の広さの上限が決まっています。その範囲で建てる家の広さを決めなければなりません。

もし家の広さが確保できない場合は、削るスペースについて家族で相談したり、天井を高くするなど開放感を高める工夫をしたりして、快適に暮らせる間取りを検討しましょう。

周辺環境によっては日当たりや風通しが悪い

平屋は建物が低いため、周辺に2階建てや3階建てが多いと日当たりや風通しが悪いケースがあります。

日当たりが悪いと、子どもが自然光のもとで勉強をしたり遊んだりすることができません。
しかも照明を付ける時間が長いと、その分電気代がかさみます。

また風通しが悪いと家中がジメジメした環境になり、家の寿命にも影響するでしょう。

そんなときは、中庭を作って窓の多い平屋にすると日当たりや風通しがよくなります。
時間帯や季節によって日の差す角度や風の向きは変わるため、中庭を設置する際はハウスメーカーや工務店に相談しながら窓の位置や大きさを検討しましょう。

防犯面での対策が必要

すべての部屋が地面に面している平屋は空き巣の目から見ると侵入経路が多く、2階建てより浸入しやすいというデメリットがあります。

平屋は、外から家の中の様子が確認しやすい面があります。
特に昼間留守にしていたり、庭の手入れがされていなかったりする家は、「侵入できる」とみなされるケースが多いようです。

夫婦共働きで、日中は誰も家にいない家庭も多いかもしれません。
しかし夕方まで洗濯物を外に干しっぱなしにしていると「留守がち」と思われやすいため、帰宅が遅くなるなら室内に干した方が安心です。

また普段は子育てや仕事に忙しく、休日に庭の雑草や庭木の手入れまで手が回らないことがあるかもしれません。

そんなときは土いじりできる部分を多少残しつつ、他は砂利敷きにしましょう。
雑草対策はもちろん、防犯対策にもなります。

このように子育て世帯が平屋に暮らす際は、家族の安全を守るためにも防犯対策に力を入れる必要があります。

3LDKの平屋におすすめの間取りプラン

ロの字型の平屋にある中庭

今回紹介するのは、インナーテラス(中庭)を中心に置いた平屋の間取りです。
インナーテラスであれば、外からの視線を遮りながらテラスを通じて日光を取り込めるため、室内の採光性がアップします。

テラスは家事動線の効率化にも貢献しています。
洗面脱衣室のすぐ近くにテラスを設置することで、洗い上がりの洗濯物をすぐにテラスで干せます。

テラスの窓越しにLDKや子ども部屋が見えるため、洗濯物を干しながらでも子どもの様子を見られるので安心です。

子育て世帯の暮らしやすさアップ!3LDKの平屋に取り入れたい間取りアイデア

子育て世帯にとって嬉しい、平屋に取り入れたい間取りのアイデアを紹介します。
設備の設置場所や使い道を紹介するので、3LDKの平屋の間取りを考える際にお役立てください。

ランドリールーム

乾燥機のあるランドリールーム

子育て中は何かと洗濯物が多く、部屋干しするとニオイが気になる…と悩む人は多いもの。
そんな悩みを解決するのが「ランドリールーム」です。

ランドリールームとは、洗濯に特化したスペースのこと。洗濯を回す・干す・たたむ・アイロンをかけるといった作業を1つの場所でできると移動時間を省ける分、スムーズに洗濯作業がはかどります。

洗濯物を干す専用の場所ができる点も、ランドリールームのメリットです。
平屋にはバルコニーがありませんが、外からの視線が気になり庭で洗濯物を干しにくいケースもあるでしょう。

花粉や砂ぼこりが気になる日も、部屋干しができるランドリールームなら気にせずに洗濯ができます。

ファミリークローゼット

夫婦の洗濯物を寝室のクローゼットに片づけたら、次は子どもたちの分を各クローゼットにしまって…。
家族4人分の洗濯物をそれぞれ片づけるだけでも、かなりの家事負担です。

そんなときは、「ファミリークローゼット」が役に立ちます。

ファミリークローゼットとは、家族全員分の衣類や荷物を1カ所に収納できるスペースのこと。
ランドリールームの隣に配置すると、畳んだ洗濯物をすぐにしまえて便利です。

他にも玄関脇にファミリークローゼットを設置すれば、帰宅後に着替えてからリビングに行けるなど、帰宅動線がスムーズになります。
家族のライフスタイルに合わせて、設置場所を検討してみましょう。

土間仕様の玄関

おしゃれな土間空間

玄関を土間仕様にすると、外で使うものを気軽に収納できたり汚れを気にせず使えたりして使い勝手のよい場所になります。

例えば子どもが小さい時期は、外遊びで砂場セットや自転車などのおもちゃを頻繁に使います。
しかし外の汚れを持ち込みたくないと、おもちゃ類を屋外に置いておくと盗難にあったり雨に濡れたりするかもしれません。

土間仕様の玄関なら、汚れたものでもそのまま屋内に置いておけるので、室内をきれいに保ったまま物を大切に管理できます。

他にもガーデニングや畑仕事、DIYなどをする人にとっても、土間は便利な場所といえるでしょう。

パントリー

アーチ形下がり天井のパントリー

子育てや仕事が忙しく、頻繁に買い物に行けない…という人は、食品やキッチン回りのアイテムを収納できる「パントリー」がおすすめです。
パントリーがあれば、食品のストック品などを大量に収納できます。

買い物の際に行き来する動線上に、パントリーを設置しておくと便利です。

例えばキッチン~パントリー~玄関といった回遊動線を作れば、買い物前にパントリーに立ち寄り、必要なものをチェックできます。
帰宅後は、キッチンに行く前にパントリーで収納できるというメリットも!

パントリーを設置する際は、「買い物から収納まで」を意識した動線計画を立てましょう。

スキップフロア

空間を上手に活用したスキップフロア

子どもは秘密基地のような、ちょっとこじんまりした空間が大好きです。
遊び心のある平屋を建てたいなら、「スキップフロア」を作ってはいかがでしょうか。

スキップフロアとは1つの空間を壁などで区切らず、床の高さで変化を加えたスペースのことです。
収納スペースとしてはもちろん、子どもたちのプレイルームやスタディールームとしても使い勝手がいい部屋になります。

平屋の場合、天井を少し高くして小屋裏にスキップフロアを設置したり、1.5階としてリビング近くにスキップフロアを設置したりできます。

1.5階のスキップフロアなら、キッチンに立っている親の目線の先に子どもがいるため、料理をしながら見守りやすくなります。

3LDKの平屋の間取りを検討する際の注意点

子育て世帯が長く暮らせる3LDKの平屋を建てるポイントは、「ライフスタイルの変化に対応しやすい間取りを考えること」です。

例えば、子ども部屋は将来的に使われなくなる可能性があります。
小さな子ども部屋を2つ作っておくよりも、大きな部屋を可動間仕切りで2つに分ける方が間取りに自由が利くでしょう。

加えて、子ども部屋が空いたときの使い道をあらかじめ考えておくことも重要です。

寝室とは別に夫婦それぞれの個室にする、ゲストルームに活用するなど、使い道を考えておけば部屋を無駄にせずに済むでしょう。
使い道がなければ、ただの物置場になる恐れがあります。

また将来的に、高齢の親世帯と同居する可能性がある人もいるかもしれません。
スペースに余裕があれば、中庭のある間取りを検討しましょう。中庭が各世帯の緩衝地帯として機能するため、程よい距離感で暮らせます。

ライフスタイルの変化に対応できる3LDKの平屋を建てよう

水色の壁紙が映えるファミリークローゼット

3LDKの平屋は、4人家族に最適な間取りです。最低でも30坪、できれば40坪程度の居住スペースを確保したうえで、ランドリールームやファミリークローゼットのように暮らしを快適にしてくれる間取りを検討しましょう。

ライフスタイルに合う間取りが分からない方は、平屋の施工実績が豊富な住宅会社に相談してみると、長く暮らせるためのアイデアを提案してくれる可能性があります。

山根木材は、広島・東広島・福山にて、お客さまの憧れをかなえる注文住宅づくりをお手伝いしてきました。

広島で永く住み継がれる家づくりを目指し、手がけた注文住宅は累積1万棟を超えます。平屋の注文住宅を建てたい方は、お気軽に山根木材にご相談ください。
お問い合わせ・資料請求は、下記お問合せフォームからお気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人
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山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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