「シンプルモダンな外観の家にしたいけれど、具体的にどんなデザインがあるんだろう?」 「おしゃれにしたいけど、シンプルすぎて地味にならないか心配…」
新築で注文住宅をお考えの方の中には、飽きのこない洗練されたデザインとして人気の「シンプルモダンな外観」に憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。
しかし、理想のイメージを設計士に伝えたり、数ある選択肢の中から最適なものを選んだりするのは、なかなか難しいものです。
この記事では、広島で多くの注文住宅を手がけてきた私たち山根木材が、そんなお悩みを解決するために、おしゃれなシンプルモダン外観の実例写真を30選ご紹介します。
さらに、記事の後半では、
- そもそもシンプルモダンな外観とは何か
- おしゃれに見せるための5つの構成要素
- 先輩たちの失敗談に学ぶ後悔しないための注意点
- 気になる費用相場
など、デザインのイメージ固めから具体的な家づくりまで、失敗しないための知識をプロの視点から徹底的に解説します。
この記事を読めば、あなただけの理想のシンプルモダンな外観がきっと見つかるはずです。
テイスト別に見るシンプルモダンな外観の実例30選

まずは、百聞は一見に如かず。
さまざまなシンプルモダンな家の外観実例を見て、ご自身の理想のイメージを膨らませていきましょう。
今回は「配色」「家の形」「派生スタイル」の3つのテーマに分けて、合計30の事例をご紹介します。
配色で魅せる人気の外観事例 グレー・黒・白
シンプルモダンの基本となるのが、洗練された印象を与える配色です。
特に人気のグレー、黒、白を使った外観は、色の選び方や組み合わせ方で大きく印象が変わります。
グレーの外観事例
グレーは、都会的で落ち着いた印象を与える人気のカラーです。
明るいライトグレーから重厚感のあるチャコールグレーまで色調の幅が広く、他の色や素材とも調和しやすいのが魅力です。
例えば、明るいグレーの塗り壁に、アクセントとして木目調のサイディングを玄関周りに使うと、無機質な中に温かみが生まれます。
また、濃いグレーのガルバリウム鋼板は、シャープでスタイリッシュな印象を際立たせます。
汚れが比較的目立ちにくいという実用的なメリットも、多くの方に選ばれる理由の一つです。
黒い外観事例
黒を基調とした外観は、重厚感と高級感を演出し、存在感のある佇まいが魅力です。
黒いガルバリウム鋼板や塗り壁を使った家は、周囲の景観から際立ち、非常にモダンな印象を与えます。
ただし、黒は太陽の熱を吸収しやすいため、断熱性能をしっかり確保することが重要です。
また、単色だと圧迫感が出やすいため、窓の配置を工夫したり、バルコニーや玄関ポーチで凹凸をつけたり、植栽の緑を加えたりすることで、バランスの取れた美しい外観になります。
白い外観事例
白は、清潔感と明るさを感じさせ、シンプルさを最も表現できる色です。
どんな街並みにも馴染みやすく、光の当たり方によって表情が変わるのも魅力。
白い塗り壁やサイディングは、青空とのコントラストが美しく、開放的な印象を与えます。
一方で、雨だれなどの汚れが目立ちやすいという側面もあるため、汚れがつきにくい光触媒コーティングが施された外壁材を選ぶ、軒を深くして壁に雨が当たりにくくするなど、設計上の工夫が求められます。
形で差がつく人気の外観事例 四角い家・片流れ屋根
シンプルモダンの美しさは、その形状によって大きく左右されます。
ここでは、象徴的な「四角い家」と「片流れ屋根」の実例を見ていきましょう。
四角い家(キューブ型)の事例
四角い家、いわゆるキューブ型の住宅は、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインがシンプルモダンの思想と非常にマッチします。
凹凸の少ない箱型のフォルムは、それ自体が美しい造形物のような印象を与えます。
構造がシンプルなため、建築コストを抑えやすいというメリットもあります。
窓の配置や大きさ、数をリズミカルに変えることで、単調にならず表情豊かな外観をデザインできます。
外から室内が見えにくい設計にすれば、プライバシーを確保しつつ、都市部でも開放的な暮らしが実現可能です。
片流れ屋根の家の事例
片流れ屋根は、一方向にだけ傾斜を持つ屋根の形状で、その非対称なシルエットがシャープでモダンな印象を強く与えます。
デザイン性が高いだけでなく、屋根の面積が広いため太陽光パネルを効率的に設置できるという実用的なメリットもあります。
高い方の壁面に高窓を設ければ、プライバシーを守りながら室内の奥まで光を届けることが可能です。
屋根の傾斜や軒の出し方によっても印象が大きく変わるため、設計士の腕の見せ所ともいえる形状です。
人気の派生スタイル事例 和モダン・ナチュラルモダン
無機質でクールなだけがシンプルモダンではありません。
日本の伝統美や自然の温かみを取り入れた「派生スタイル」も非常に人気があります。
和モダンの外観事例
和モダンは、シンプルモダンの洗練されたデザインに、格子や塗り壁、深い軒といった「和」の要素を融合させたスタイルです。
直線的なデザインの中に木の格子を取り入れることで、上品なアクセントと目隠しの効果が生まれます。
落ち着いた色合いの塗り壁やガルバリウム鋼板に、玄関周りだけ無垢材の羽目板を張るなど、異素材の組み合わせも美しく映えます。どこか懐かしく、心安らぐ雰囲気を持ちながらも古さを感じさせない、長く愛せるデザインです。
ナチュラルモダンの外観事例
ナチュラルモダンは、シンプルモダンの無機質な空間に、木や石、植栽といった自然素材をふんだんに取り入れ、温かみをプラスしたスタイルです。
例えば、白いシンプルな外壁をベースに、バルコニーの腰壁や玄関ドアに木材を使用するだけで、ぐっと優しい印象になります。
外構にウッドデッキやシンボルツリーを計画し、建物と庭を一体でデザインすることで、自然との繋がりを感じられる豊かな暮らしが実現します。
シャープすぎず、温かみのあるモダンな家を求める方におすすめです。
シンプルモダンな外観の定義と3つの特徴

たくさんの実例を見ていただきましたが、ここで改めて「シンプルモダンな外観」とは何か、その基本的な特徴を3つのポイントで整理してみましょう。
この定義を理解することで、デザイン選びの軸が定まります。
特徴1 直線的で凹凸の少ないフォルム
シンプルモダンな外観の最も大きな特徴は、直線で構成されたシャープなシルエットです。
曲線的な装飾や複雑な屋根の形状を避け、建物全体を「箱」のように捉えることで、無駄のない洗練された美しさが生まれます。
「キューブ型」や「箱型の家」と呼ばれる凹凸の少ないフォルムは、まさにその象徴です。
このデザイン思想は、20世紀初頭のドイツのデザイン学校「バウハウス」に源流があり、「形態は機能に従う」という考え方に基づいています。
つまり、見た目の美しさだけでなく、機能的で合理的な設計が根底にあるのです。
このシンプルさが、何十年経っても色褪せない普遍的な魅力に繋がっています。
特徴2 白・黒・グレーを基調とした配色
シンプルモダンな外観では、色数を極力抑え、特に白、黒、グレーといった「無彩色」をベースカラーに使用するのが基本です。
これらの色は、主張が強くない分、建物の形状や素材感を際立たせる効果があります。
都会的でスタイリッシュな雰囲気を演出し、周囲のどんな環境にも調和しやすいのが特長です。
色を使わないことで、かえって高級感や非日常感が生まれます。
もちろん、すべての色を排除するわけではありません。
ベースとなる無彩色の中に、玄関ドアや外壁の一部に木目調などのアクセントカラーを加えることで、建物に深みと個性を与えることができます。
重要なのは、あくまでシンプルさを基本とし、色を効果的に使うことです。
特徴3 金属・ガラス・コンクリート等の素材感
装飾を排したシンプルなデザインだからこそ、建物の「素材感」そのものが重要なデザイン要素となります。
シンプルモダンな住宅では、ガルバリウム鋼板のような金属、大きな窓に使われるガラス、そしてコンクリート打ちっぱなしなど、無機質でクールな印象の素材が好まれます。
これらの素材は、それ自体が持つ質感や光沢が、建物にシャープさとモダンな雰囲気を与えます。
また、塗り壁のコテ跡や、窯業系サイディングのタイル調・石調のテクスチャなど、異なる素材を組み合わせる「異素材ミックス」も人気のテクニックです。
異なる質感を対比させることで、シンプルな中にも表情豊かなオリジナリティあふれる外観が生まれるのです。
おしゃれなシンプルモダン外観を構成する5つの要素
理想の外観を実現するためには、デザインを構成する要素を一つひとつ理解し、こだわっていくことが大切です。
ここでは、外観の印象を決定づける5つの重要な要素について、選び方のポイントを解説します。
外壁の色 人気のグレー・黒・白の配色ルール
外壁の色は家の第一印象を決める最も重要な要素です。
失敗しないためには、配色の基本ルールを知っておくと良いでしょう。
一般的に「ベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%」の比率が美しいとされています。
例えば、壁面の大部分を占めるベースカラーをライトグレー、バルコニー部分などのアソートカラーをチャコールグレー、玄関ドアなどのアクセントカラーを木目調にすると、まとまりのあるおしゃれな外観になります。
ツートンカラーにする場合は、1階と2階で色を分ける、建物の凹凸で色を分ける、縦のラインで色を分けるなど、さまざまなパターンがあります。
色の組み合わせに迷った際は、同系色で濃淡をつけると失敗が少なく、洗練された印象に仕上がります。
家の形 四角い家・片流れ屋根のメリット
家の形(フォルム)は、外観の骨格となる部分です。
シンプルモダンで人気の四角い家(総二階建てなど)は、デザインが美しいだけでなく、壁の面積が少なく済むため建築コストを抑えやすいという機能的なメリットがあります。
また、耐震性の確保や断熱性能の向上にも有利です。
一方、片流れ屋根は、シャープなデザイン性に加え、屋根の勾配を活かして室内に吹き抜けや高天井の開放的な空間を作りやすいのが魅力です。
また、屋根の面積を広く確保できるため、太陽光パネルの設置を検討している方にも最適です。
どちらの形状も、シンプルながら機能的なメリットを兼ね備えており、現代の家づくりに適したスタイルといえるでしょう。
外壁材 サイディング・ガルバリウム・塗り壁の比較
外壁材は、色だけでなく素材の質感によっても家の印象を大きく変えます。
代表的な3つの外壁材の特徴を比較してみましょう。
- 窯業系サイディング 現在、日本の住宅で最も多く採用されている外壁材です。
工場生産のため品質が安定しており、デザインのバリエーションが非常に豊富。
石調、木目調、タイル調など、好みのテイストを手軽に実現できます。
比較的コストが安価なのも魅力ですが、ボードのつなぎ目(シーリング)のメンテナンスが10年〜15年程度で必要になります。 - ガルバリウム鋼板 金属ならではのシャープでモダンな質感が特徴で、シンプルモダンな外観と非常に相性が良い素材です。
軽量で建物への負担が少なく、耐久性も高いのがメリット。
黒やシルバー、グレーなどのスタイリッシュな色が人気です。
デメリットとしては、傷がつくと錆びやすい点や、断熱性が低いため断熱材との組み合わせが重要になる点が挙げられます。 - 塗り壁 職人が手作業で仕上げるため、つなぎ目のないシームレスで美しい外観が実現できます。
漆喰やジョリパットなど様々な種類があり、コテの仕上げ方によって独特の温かみや質感を表現できるのが最大の魅力です。
デザインの自由度が高い反面、職人の技術力によって仕上がりが左右され、ひび割れ(クラック)が発生する可能性や、汚れが付きやすいという注意点もあります。
窓の配置 開放感とプライバシーを両立する設計
窓は、外観デザインのアクセントであると同時に、室内の明るさや快適さを左右する重要なパーツです。
シンプルモダンな外観では、窓の形や配置で遊び心を加えるのがポイントです。
例えば、縦に細長いスリット窓をリズミカルに並べることで、シャープでスタイリッシュな印象を与えられます。
また、開閉できないFIX窓(はめ殺し窓)は、フレームが細く景色を絵画のように切り取ることができ、デザイン性を高めます。
外からの視線が気になる道路側にはスリット窓や高窓(ハイサイドライト)を配置し、プライバシーを守りつつ採光を確保。
庭に面した側には大きな掃き出し窓を設けて開放感を演出するなど、場所によって窓の種類と配置を使い分けることで、デザイン性と暮らしやすさを両立できます。
屋根の種類 片流れ屋根・陸屋根のデザイン性
屋根の形状も外観の印象を大きく変える要素です。
片流れ屋根は、そのアシンメトリーな形状がモダンでダイナミックな印象を与えます。
屋根材が見える面積が広いため、屋根材の色や素材がデザインの重要な一部となります。
一方、陸屋根(ろくやね)は、屋根が平らで勾配がほとんどない形状です。
建物をよりシンプルでミニマルな「箱」に見せることができ、キューブ型の住宅と相性抜群です。
屋上をバルコニーや庭園として有効活用できるという大きなメリットもあります。
ただし、どちらの屋根も雨漏り対策が非常に重要です。
特に陸屋根は水が溜まりやすいため、防水工事の技術力が高く、実績の豊富な施工会社を選ぶことが不可欠です。
シンプルモダン外観でよくある後悔ポイントと対策
憧れのシンプルモダンな家を建てたものの、「こんなはずじゃなかった…」と後悔するケースも残念ながら存在します。
ここでは、よくある失敗談とその対策を3つご紹介します。
外壁の汚れや色褪せ問題
「真っ白な外壁に憧れたけど、窓サッシからの雨だれが黒い筋になって目立つ…」 「かっこいい黒い外壁を選んだら、数年で色が褪せて古びた印象になってしまった…」 これは非常によくある後悔ポイントです。
特に白や黒といった単色の外壁は、汚れや色褪せが目立ちやすい傾向にあります。
対策としては、まず汚れにくい外壁材を選ぶことが重要です。
雨で汚れを洗い流すセルフクリーニング機能を持つサイディングや、耐久性・耐候性の高いフッ素系塗料で仕上げられたガルバリウム鋼板などを検討しましょう。
また、設計段階で軒や庇(ひさし)を設けることも有効です。
壁に直接雨が当たるのを防ぎ、雨だれによる汚れを大幅に軽減できます。
単調でのっぺりした印象になる問題
「無駄を削ぎ落としたら、ただの面白みのない箱になってしまった」 シンプルさを追求するあまり、単調でのっぺりとした外観になってしまうのも失敗例の一つです。
特に凹凸の少ないキューブ型の家で起こりがちです。
対策としては、意図的に「変化」をつけることが効果的です。
例えば、玄関周りやバルコニー部分だけ外壁材の種類や色を変えることで、立体感と奥行きが生まれます。
木目調のサイディングや塗り壁などを部分的に取り入れる異素材ミックスは、簡単におしゃれ度をアップできる人気のテクニックです。
また、窓の大きさや形に変化をつけたり、リズミカルに配置したりすることも、単調さを回避するのに役立ちます。
建物だけでなく、門柱やアプローチ、植栽といった外構と一体でデザインすることも非常に重要です。
断熱性・気密性の確保
「大きな窓や吹き抜けがおしゃれだと思って採用したら、夏は暑くて冬は寒く、光熱費が大変なことに…」 デザイン性を優先するあまり、住宅の基本的な性能である断熱性や気密性がおろそかになってしまうケースです。
シンプルモダンなデザインでは、大きな窓や吹き抜けを取り入れることが多いため、特に注意が必要です。
対策としては、まず窓の性能にこだわることです。
断熱性の高い樹脂サッシや、ガラスを3枚重ねたトリプルガラスなどを採用することで、窓からの熱の出入りを大幅に抑えられます。
また、建物全体の断熱性・気密性を高める施工技術も欠かせません。
デザインの希望を叶えつつ、一年中快適に過ごせる温熱環境を両立させるには、高い技術力と提案力を持つハウスメーカーや工務店を選ぶことが何よりも大切です。
シンプルモダンな外観にかかる費用相場
デザインや仕様がある程度固まってきたら、次に気になるのは費用ではないでしょうか。
ここでは、外観にかかる費用の目安と、コストを抑えるためのポイントを解説します。
外壁材別の費用目安 サイディング・ガルバリウム・塗り壁
外観の費用は、主に外壁材の種類と面積によって決まります。
あくまで一般的な目安ですが、材料費と工事費を含めた1平方メートルあたりの単価は以下のようになります。
- 窯業系サイディング 約4,000円〜8,000円 / ㎡
- ガルバリウム鋼板 約5,000円〜9,000円 / ㎡
- 塗り壁(ジョリパットなど) 約6,000円〜10,000円 / ㎡
これに加えて、10年〜15年後にはシーリングの打ち替えや再塗装などのメンテナンス費用がかかります。
初期費用だけでなく、将来的なメンテナンスコストも考慮して外壁材を選ぶことが、長期的に見て賢い選択といえるでしょう。
正確な費用は、建物の形状や仕様によって大きく変動するため、必ず施工会社に見積もりを依頼してください。
費用を抑えるための3つのポイント
予算内で理想の外観を実現するためには、コストをかける部分とかけない部分のメリハリをつけることが大切です。費用を抑えるための具体的なポイントを3つご紹介します。
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家の形をシンプルにする 建物の形状は、外壁の面積に直結します。
凹凸が多い複雑な形よりも、総二階建てのようなシンプルな箱型の方が外壁面積が少なくなり、コストを抑えられます。
これは、足場の設置費用や施工の手間を減らすことにも繋がります。 -
外壁材のグレードを使い分ける 建物全体に高価な外壁材を使うのではなく、人目につきやすい正面(ファサード)だけグレードの高いものにし、側面や裏面は標準的なサイディングにする、といった使い分けも有効なコストダウン手法です。
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窓の数とサイズを最適化する 窓は、数が増えたりサイズが大きくなったりすると、当然コストも上がります。
デザイン上どうしても必要な窓以外は、数を絞ったりサイズを標準的なものに見直したりすることで、費用を調整することが可能です。
理想の外観を実現するハウスメーカー・工務店の選び方
ここまで様々なポイントを解説してきましたが、最終的に理想のシンプルモダンな外観を実現できるかどうかは、パートナーとなる住宅会社の力量にかかっています。
元記事にもあるように、シンプルモダンな住宅は「シンプルだからこそ、高い施工技術が求められる」のです。
信頼できる会社を選ぶために、以下の3つの点を確認しましょう。
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シンプルモダンの施工実績が豊富か 会社のウェブサイトやカタログを見て、これまでに手掛けた住宅の中に、自分の好みに合うシンプルモダンな家の事例がどれだけあるかを確認しましょう。
実績が多ければ、デザインの引き出しも豊富で、こちらの要望を的確に汲み取ってくれる可能性が高いです。 -
施工精度(仕上がりの美しさ)は高いか 可能な限り、完成見学会やモデルハウスに足を運び、実際の建物を確認してください。
特に、外壁のつなぎ目(シーリング)の処理、塗り壁の仕上げ、サッシ周りの収まりなど、細かい部分の仕上がりの美しさを自分の目で確かめることが重要です。
細部にこそ、その会社の技術力と家づくりへの姿勢が現れます。 -
設計提案力があるか こちらの漠然としたイメージに対し、「それなら、こんな素材の組み合わせはどうですか?」「この窓の配置なら、もっと光が入りますよ」といったように、プロの視点から具体的な提案をしてくれる設計士がいるかどうかも大切なポイントです。
こちらの要望をただ聞くだけでなく、プラスアルファの提案をしてくれる会社なら、きっと期待以上の家を建ててくれるでしょう。
まとめ
今回は、おしゃれなシンプルモダンな外観を実現するためのヒントを、たくさんの実例と共にお届けしました。
最後に、この記事の重要なポイントを振り返ります。
まずはたくさんの実例を見て理想のイメージを固める
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シンプルモダンは「直線」「無彩色」「素材感」の3つが特徴
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「色・形・素材・窓・屋根」の5要素にこだわるとおしゃれになる
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「汚れ・単調さ・断熱性」という後悔ポイントを事前に知っておく
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デザイン性と施工技術、両方を満たす会社選びが成功のカギ
理想の外観デザインは、これからの暮らしを豊かにしてくれる大切な要素です。
この記事が、あなたの家づくりの一助となれば幸いです。
広島・東広島・福山で理想の注文住宅を建てたいとお考えなら、私たち山根木材にぜひご相談ください。 累積1万棟を超える注文住宅を手がけてきた経験と実績を基に、お客様一人ひとりの思いに耳を傾け、ライフステージの変化も見据えた最適なプランをご提案します。
デザイン性はもちろん、快適で長持ちする家づくりなら、私たちにお任せください。







