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吹き抜けとは?メリット・デメリットや 注文住宅の建築事例も紹介

  • 作成日:2024/01/17
  • 更新日:2025/07/31
  • 編集者:山根木材メディア編集部
吹き抜けとは?メリット・デメリットや 注文住宅の建築事例も紹介
目次

注文住宅を建てるなら、誰しも開放感があり明るくおしゃれな家に暮らしたいと憧れるもの。そんな暮らしを叶えてくれる間取りの代表格が「吹き抜け」です。 しかし、その美しいデザインに惹かれる一方で、「吹き抜けは冬寒いって本当?」「光熱費が高くなるのでは…」「後悔しないかな?」といった不安を感じて、採用に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。

確かに、吹き抜けにはデメリットがあることも事実です。しかし、現代の家づくりでは、設計や設備の工夫によって、そのデメリットの多くが解消できることもまた事実です。

この記事では、吹き抜けの基本的な知識から、メリット・デメリット、そして後悔しないための具体的な対策までを徹底解説します。自分たちのライフスタイルに吹き抜けが本当に合っているのか、この記事を読んでじっくりと判断してください。

吹き抜けとは?

明るいリビングダイニングで団らんする家族

吹き抜けとは、下階の天井と上階の床板を設けずに上下階をつないだ空間のことです。
玄関ホールやリビングに採用されるケースが多く見られ、1階の天井がなくなることで空間が縦に広がり、視線が抜けて視覚的な広さを感じやすくなります。
また、3階建て住宅で1階から3階までの吹き抜けを採用すると、建坪が小さくても圧倒的な開放感を得られます。

具体的な数字で表すと、一般的な天井高は約2.2~2.5mですが、吹き抜けにすると天井高はその倍の5~6mほどです。
吹き抜けの広さは4畳半や6畳くらいの規模が一般的ですが、間取りや要望、敷地条件に合わせてサイズの調整ができます。

吹き抜けのメリット

明るいリビングダイニングでくつろぐ夫婦の写真2枚

住まいに吹き抜けを取り入れると、視覚的な開放感だけでなく生活利便性も向上します。
主なメリットを5つピックアップして解説します。

開放感のある空間になる

天井が高く縦に伸びる空間は、開放感を得られます。吹き抜けを設置して1階部分の天井がなくなれば、圧迫感が薄れて実際の面積以上に広さを感じやすいでしょう。
どのようなタイプの住宅でも吹き抜けの設置によって開放感は向上しますが、特に効果的なのは狭小住宅のように床面積が限られている住まいです。
横に空間を広げられなくても縦に伸ばせるのであれば、狭小住宅ならではの圧迫感をカバーできます。

吹き抜けの設置場所に迷う場合は、リビングなど人が多く集まる場所への採用がおすすめです。
吹き抜けによって快適性が高まれば自然と家族が集まりやすくなり、家族団らんの時間も増えるでしょう。

家族の気配を感じやすくなる

吹き抜けでリビングと上階をつなげれば、遮るものが少なくなる分だけ2階で過ごす家族の気配を感じやすくなります。
2階の居室にいる子どもに声をかけやすかったり、子どもも1階にいる親の気配を感じやすくなったりするなど、円滑なコミュニケーションができる住まいを実現できます。

子どもは成長するにつれて自分の時間を大事にするようになり、自室にこもりがちです。
しかし縦の空間でつながる吹き抜けがあれば、子どものプライバシーを尊重しつつ、適度な距離感でコミュニケーションが取れます。

自然光を1階まで取り入れられる

吹き抜け部分に窓を設置すると、高い位置から1階まで自然光が届きやすくなります。
吹き抜けに設置する窓は主に以下の2種類です。

  • 天窓(トップライト):屋根に設置する窓
  • 高窓(ハイサイドライト):天井に近い壁面に設置する窓

天窓(トップライト)は真上から、高窓(ハイサイドライト)は斜めから光が入り込む特徴があり、それぞれ家の中を明るくしたり、風通しがよくなったりする効果を期待できます。
ただし天窓は直射日光が入るため、季節によっては暑く感じるかもしれません。

天窓や高窓の設置は、住宅密集地ほど有効です。「周辺の建物で採光が難しい」「外からの視線が気になって大きな窓を設置しにくい」などのケースでは、吹き抜け付近に窓を設置することでそれらを解消できます。

プライバシーを確保しながら採光するなら、高窓がおすすめです。
高窓の設置する場所によっては空が窓越しに見えて、室内の開放感も生み出すことができます。
自然光によって明るい空間になれば、日中に電気を点ける必要もありません。

空気の流れ道が生まれ、風通しのいい家になる

吹き抜けに窓を設置すると、1階から取り入れた風が吹き抜け窓から抜ける流れ道が自然と生まれ、風通しが良くなります。

自然換気によって風の通り道を生み出すには、窓を2カ所開けて風の入口と出口を作ることが基本です。特に離れた対角の窓を開けると、換気効率が高まります。
新鮮な空気を取り込みやすくなり、部屋の空気がきれいになったり、部屋の温度や湿度を調整して結露防止に役立ったりするなどの効果も期待できます。

また吹き抜けに窓を設置すると、空気の性質を活かした換気が可能です。
空気は暖かいと軽く、冷たいと重いという性質があります。
この性質を活かして吹き抜けと1階部分の窓が対角線上になるように設計すると、より効率性の高い空気の入れ替えができます。

空間のデザイン性が高まる

吹き抜けを作ることで、空間設計のバリエーションが幅広くなります。
住まいのデザイン性を高められるので、理想とする形がある人にとっては見逃せないメリットです。
例えばリビングに吹き抜けによって生まれた大空間は、アイデア次第でデザイン性が大きく向上します。

特に梁をむき出しにする「見せ梁」は、吹き抜け空間のアクセントとなり、人気のあるデザインです。
通常は天井に隠れて見えない梁をあえて見せることで、ダイナミックな印象に仕上がります。
照明選びもペンダントライトやスポットライト、ダウンライト、ブラケットライトなど自由度が高く、好みに合わせた空間デザインが可能です。

吹き抜けのデザイン性を更に高めるための勾配天井や照明については、こちらでまとめています。

後悔しないために知るべき5つのデメリットと具体的な解消法

3人が打ち合わせしている手元

吹き抜けのデメリットは、設計段階での工夫や最新の住宅性能によって、その多くが解消・軽減できます。
吹き抜けを諦める前に、具体的な対策を知っておきましょう。

デメリット1:「冬は寒く、夏は暑い」の解消法

「吹き抜けは寒い」というのは、家の断熱性能が低かった時代の話です。
この最大のデメリットを解消する鍵は、家の「高気密・高断熱」性能を最大限に高めることです。
壁や天井に高性能な断熱材を隙間なく施工し、熱の出入りが最も大きい窓には外気の影響を受けにくい樹脂サッシや、断熱性の高い複層ガラス(ペアガラス・トリプルガラス)を採用することで、家全体を魔法瓶のように包み込みます。

これにより、冷暖房で快適にした室内の空気が外に逃げにくくなり、光熱費を抑えながら一年中快適な室温を保つことができます。
さらに、天井にシーリングファンやサーキュレーターを設置して空気を強制的に循環させれば、冬は暖かい空気を下に、夏は涼しい空気を家中に届け、上下階の温度ムラをなくすことができます。
床暖房や全館空調システムを導入することも、快適な温熱環境を維持するための有効な手段です。

デメリット2:「音や匂いが2階に広がる」の解消法

吹き抜けを通じて音や匂いが広がりやすいのは事実ですが、これも間取りの工夫で対策が可能です。
例えば、2階の寝室や書斎といった静かに過ごしたい部屋を、吹き抜けから一番遠い位置に配置することが有効です。
廊下を挟んで配置するだけでも、音の伝わり方は大きく変わります。

また、各部屋のドアを防音性の高いものにしたり、壁の中に吸音材を入れたりすることでも、音漏れを軽減できます。 キッチンの調理の匂い対策としては、パワフルな同時給排気型の換気扇(レンジフード)を設置することが最も重要です。調理中の油や煙を強力に排気できるものを選びましょう。
さらに、家全体の空気を効率的に入れ替える24時間換気システムを適切に計画することで、家全体の空気が常に新鮮に保たれ、匂いがこもりにくくなります。

デメリット3:「照明の交換や窓掃除が大変」の解消法

高い位置のメンテナンス問題は、計画段階での工夫で大きく負担を減らせます。
照明については、一度設置すれば10年以上交換の手間がかからない長寿命のLED照明を選ぶのが基本です。
デザイン性の高いペンダントライトを吊るしたい場合は、電動で昇降するタイプの照明器具を採用すれば、手元まで降ろして簡単に掃除や交換ができます。

高い位置にある窓(高窓)の掃除については、内側に開くタイプの滑り出し窓や、窓が回転して外側を室内から拭ける窓を選ぶと、業者に頼まなくても安全に掃除ができます。
また、吹き抜けに面してキャットウォーク(室内通路)を設けるのも一つの手です。
メンテナンス通路としてだけでなく、室内干しスペースやインテリアを飾る場所としても活用でき、デザインのアクセントにもなります。

デメリット4:「2階の床面積が減ってもったいない」の解消法

吹き抜けを設けると、その分2階の床面積が減るため、「部屋や収納が減ってもったいない」と感じる方もいます。
これは、「床面積」と「開放感・明るさ」のどちらを優先するかという価値観のトレードオフになります。
この問題を解決するためには、家全体を吹き抜けにするのではなく、リビングの一部だけを「部分吹き抜け」にするという選択肢が非常に有効です。

例えば、リビングの広さは20畳確保しつつ、そのうちの4畳分だけを吹き抜けにする、といった方法です。これだけでも視線が縦に抜けるため、十分に開放感を得ることができます。
また、2階の廊下やホールを吹き抜けに面して作り、「フリースペース」として活用するのも良いアイデアです。
床面積を完全に失うことなく、読書やスタディカウンターとして使える、家族の共有スペースが生まれます。

デメリット5:「耐震性が心配」の解消法

吹き抜けを設けると2階の床面が少なくなるため、地震の揺れに対して水平方向の剛性が弱くなるのでは、と耐震性を心配される方もいます。
確かに、何の工夫もなければ耐震性は低下します。

しかし、これも現代の建築技術と適切な構造計算によって十分に解決できる問題です。
吹き抜けのある家を設計する場合、建設会社は床が少なくなる分、建物の四隅に耐力壁をバランス良く配置したり、梁を太くしたり、火打ち梁などの補強金物を追加したりすることで、家全体の強度を確保します。

これらの構造計算をしっかり行うことで、吹き抜けがあっても国の定める最高ランクの「耐震等級3」を取得することは十分に可能です。
吹き抜けを希望する場合は、耐震等級3を標準仕様としている、実績豊富なハウスメーカーや工務店を選ぶことが安心に繋がります。

耐震等級3のメリット・デメリットについては、こちらの記事をご覧ください。

吹き抜けリビングの間取り計画で失敗しないポイント

無垢のフローリングと一枚板の机が特徴的な吹き抜けのリビング

デメリットを解消する方法を理解したら、次は吹き抜けをより魅力的で快適な空間にするための、具体的な間取り計画のポイントを見ていきましょう。
計画段階での少しの工夫が、住み始めてからの満足度を大きく左右します。

最適な広さ(4畳・6畳)と天井高の決め方

吹き抜けの広さに決まりはありませんが、一般的に20畳前後のLDKであれば、4.5畳~6畳程度の吹き抜けを設けると、開放感と2階の床面積のバランスが取りやすいと言われています。
あまりに吹き抜けが大きすぎると、2階のスペースが圧迫されてしまいますし、逆に狭すぎると、縦に細長い「井戸」のようになってしまい、期待したほどの開放感が得られないこともあります。
リビング全体の広さとのバランスを見ながら、心地よいと感じる広さを検討することが大切です。

天井高は通常の倍である5m以上を確保することで、縦への広がりを十分に感じられます。
一部吹き抜け小さい吹き抜けでも、視線が抜けるポイントを効果的に作ることで、空間全体を広く見せることは十分に可能です。

明るさを最大限に引き出す窓の配置計画

吹き抜けの大きなメリットである「採光」を最大限に活かすためには、窓の配置が非常に重要です。
高い位置に設ける窓には、壁面の上部に設置する**「高窓(ハイサイドライト)」と、屋根に直接設置する「天窓(トップライト)」があります。

高窓は、安定した明るさを一日中取り入れやすく、夏の直射日光が入りにくい北側に設置すると、室温の上昇を抑えつつ柔らかな光で空間を照らすことができます。
一方、天窓は真上から光を取り入れるため非常に明るいですが、夏の日差し対策として遮熱性能の高いガラスを選ぶことが必須です。
周辺の建物の状況も考慮し、プライバシーを確保しながら、どの時間帯にどこから光を取り入れたいかを設計士とよく相談しましょう。

吹き抜けとリビング階段を組み合わせる際の注意点

吹き抜けとリビング階段は、デザイン性が高く開放感をさらに高める人気の組み合わせです。
踏み板と骨組みだけで構成された「スケルトン階段」にすれば、光を遮ることなく、より空間が広く感じられます。

ただし、採用する際にはいくつか注意点があります。
まず、小さいお子さんがいるご家庭では、落下防止の対策が不可欠です。
手すりの隙間を狭くしたり、ネットやパネルを設置したりといった安全への配慮が必要です。

また、リビング階段は1階と2階の音や匂いの通り道にもなりやすいため、寝室の配置を工夫するなどの対策がより重要になります。
温熱環境の面でも、暖かい空気が階段を通じて上昇しやすいため、シーリングファンを設置して空気を循環させることが一層効果的になります。

吹き抜けの設置場所

リビングを正面から見た様子

吹き抜けの設置場所は、リビング・階段・玄関など複数の選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
実際の暮らしをイメージしながら、どこに設置するべきか考えてみましょう。

リビング

リビングと吹き抜けの組み合わせは人気があり、多くの注文住宅に採用されています。
その理由は、開放感があり快適な空間になることです。快適で居心地のよいリビングには家族が集まりやすく、コミュニケーションも活発になりやすいでしょう。

ちなみに吹き抜けは、寝室や書斎など落ち着きたい部屋に向いていません。
食事を楽しむダイニング上部の吹き抜けも人によっては、落ち着かないと感じるケースがあるようです。

リビングに吹き抜けを作ると生活音はどうしても響きやすいので、部屋の配置や音漏れの対策は入念に検討しましょう。

階段

リビング階段と組み合わせて吹き抜けを設ける間取りも人気があります。
見た目のおしゃれさに加え、奥行きと縦の広がりが生まれて実際の面積以上の広さを感じられます。
空間が広く感じるため、狭小住宅のように床面積が限られている住宅にも適しています。

またリビング階段を階段の骨組と踏み板のみで構成された「スケルトン階段」にすれば、吹き抜け窓から取り入れた日差しがより1階フロアに届きやすくなります。
より明るく開放的な住まいになるでしょう。

玄関

玄関に吹き抜けを作ると開放感があり、デザイン性の高い住宅になります。
外観は狭小住宅に見える住まいでも、玄関に入った途端に大空間が広がっていればギャップが生まれ、家全体が広い印象になるでしょう。

ただし、玄関は外気が出入りしやすい場所ですから、冷たい空気や暖かい空気が吹き抜けを通して他の居住スペースに流れやすいデメリットがあります。
玄関に吹き抜けを設置する場合には、特に高気密・高断熱の施工を得意とする施工会社を選びましょう。

吹き抜けの建築費用

水色の背景に家の模型が3つ並ぶ写真

吹き抜けのメリット・デメリットを押さえたところで、気になるのが吹き抜けの建築費用です。
吹き抜けを作ると2階部分の床がなくなるため、建築費用が抑えられると思う人も多いでしょう。

しかし、吹き抜け周辺に手すりや腰壁を作る必要があり、工事の難易度も上がります。
特に2階の床がない分、構造を安定させる必要があるので、建築費用は逆に増えると考えておきましょう。

建築費用は吹き抜けの大きさによっても変わり、およそ100~200万円が相場です。
ただし施工会社によって、吹き抜けを作っても建築費用が変わらないケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

吹き抜けは本当に必要か?あり・なしの最終判断基準

吹き抜けの天井にシーリングファンがついている

ここまで解説したメリット・デメリット、そして対策を踏まえた上で、自分たちの家づくりに吹き抜けが本当に必要か、その判断基準を考えてみましょう。

吹き抜けがおすすめな人・暮らし

  • 開放感や自然光あふれる明るいLDKを最優先したい人
  • 階が違っても、常に家族の気配を感じていたい人
  • 住宅密集地など、隣家の影響で1階の日当たりが悪い土地に家を建てる人
  • 家の断熱・気密性能にしっかりコストをかけ、快適性を追求できる人
  • デザイン性の高い、家のシンボルとなるような空間を求めている人

吹き抜けが不要な人・暮らし

  • 部屋数や収納スペースなど、2階の床面積を最大限に確保したい人
  • 家族それぞれのプライバシーや、静かな時間を重視する人
  • 光熱費をとにかく抑えたい、温熱環境に非常に敏感な人
  • 将来のメンテナンスの手間や費用を、できるだけ減らしたい人
  • 建築費用を少しでも抑え、シンプルな家づくりをしたい人

吹き抜けのある住宅の建築事例

最後に、山根木材が手掛けた吹き抜けのある住まいの建築事例を紹介します。

家族が集うリビングに光を当てる吹き抜けのある住まい

吹き抜けのあるリビングで家族四人が談笑している様子

リビングの一角に吹き抜けを設け、明るく開放的な空間を実現した間取りです。
吹き抜けの上部に設置した高窓とシーリングファンにより、採光と換気性能が高まっています。
ナチュラルカラーを基調とした屋内に自然光が降り注ぐことで、落ち着いた印象が感じられる空間に仕上がりました。
リビング階段を設け、階段下は子どもの秘密基地としても活用できます。

吹き抜け+スケルトン階段でより開放感な住まい

吹き抜けのあるモダンなリビングで夫婦が談笑している様子

リビング全体を吹き抜けにして大空間を生み出した住まいです。
壁紙を白色にしたことで、大開口窓と吹き抜けの高窓から入り込む自然光が反射して明るい室内になりました。
見せ梁がアクセントになってデザイン性が高まっているうえ、2階の手すりをスケルトンにしたことで、より開放的な空間に仕上がりました。

丸太梁とキャットウォークが引き立つ吹き抜けのある住まい

丸太のキャットスルーがおしゃれな吹き抜け

吹き抜けに設置した、存在感のある丸太梁が目を引く住まいです。
天井はクロスではなく板張りにしているため、丸太梁と相まって木のぬくもりが引き立つ住まいになりました。
吹き抜け部分の高窓は、リビングの掃き出し窓と同じ大きさにしたことで、十分な明るさを確保できています。
さらにキャットウォークを設置し、高所のメンテナンスにかかる負担も軽減できます。

吹き抜けを作るなら高気密・高断熱の家づくりを!

吹き抜けは、開放感や明るさといった大きな魅力がある一方で、「寒い」「音が響く」などのデメリットも存在します。
しかし、後悔しないための鍵は、デメリットを正しく理解し、高気密・高断熱化やシーリングファンの設置といった対策を、設計段階からセットで計画することです。
ポイントを押さえた適切な対策により、暮らしやすさは格段にアップします。

広島・東広島・福山で憧れの注文住宅を建てるなら、山根木材にご相談ください。
山根木材の注文住宅はZEHが標準仕様、高断熱の家づくりでお財布にも地球にも優しい住まいが手に入ります。
しかも耐震等級1(建築基準法における耐震基準と同等レベル)の1.5倍の地震力に耐える「耐震等級3」が標準仕様です。吹き抜けのある家でも、安心の耐震性能を実現します。

お問い合わせ・資料請求は、下記お問合せフォームからお気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人
yamane_mktg
山根木材メディア編集部

ヤマネホールディングス株式会社マーケティング課が、住まいの検討やより良い暮らしに向けたお役立ち情報などを発信しています。

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