【ニュースリリース】広島ランバーテック㈱が新事務所をオープン
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木構造・プレカットの技術をリードしてきた『広島ランバーテック株式会社』が新事務所をオープン
ヤマネホールディングス株式会社(広島市南区・代表取締役社長 山根誠一郎)のグループ会社で、住宅木材の構造計算・加工・プレカットを行う広島ランバーテック株式会社(広島市南区・代表取締役社長 山根誠一郎)が、広島市南区出島本社内の事務所を改修・リニューアルオープンしたことをお知らせします。
【新オフィスの特徴】
①「対話」と「共創」を促す執務空間
全体を見渡せる「円形テーブル」と「立ちテーブル」を執務空間の中心に配置。メンバー間の相談や簡単なミーティングが実施しやすくなり、よりコミュニケーションを深めやすくなりました 。
オフィス改修のテーマであった「対話し、ともに成長し〝どうやったら想いを形にできるか〟を一緒に考える場でありたい」という想いを具現化しています。
② 「木」を活かす、デザインコンセプトの継承
最先端の加工技術を用いた木組みのパーティションや、異なるサイズの木ルーバーを配置。木の多孔質な特性や豊かな表情を活かしたデザインとなりました。
これらのデザインは、本社ショールーム『納得すまいる館』や、グループ会社『山根木材ホーム㈱福岡支社』の設計コンセプトを継承し、さらに進化させたものとなっています。
③持続可能性への取り組み
プレカット工場で木材を加工する際に出る端材を、9m近い大きなテーブルの制作や書棚に活用。
木材の有効活用を提案し、持続可能な社会への貢献を目指しています。広島県産材や端材の活用促進を通して、山根木材グループは広島の森を活かす活動に取り組み続けます。
【設計協力】 『株式会社杉田三郎建築設計事務所』杉田 宗 氏
〈コメント〉
プレカット技術や構造設計などを扱う広島ランバーテックのオフィス設計にあたり、みんなが大きなテーブルに集まって仕事する空間をデザインしました。プレカット工場で3×6板の半分程度の端材が多く出ることを知り、これをCNCでひとつひとつ加工することで直径が9mになる円形テーブルを制作しました。また『納得すまいる館』の特徴となっている木ルーバーをここにもつくり、木材に覆われるような働く環境をデザインしました。
【広島ランバーテック株式会社について】
住宅木材・工業木材の加工を行う会社。1985年にいち早くプレカット工場を新設し、1989年に全自動機を導入。2000年からは次世代の金物プレカットに対応した機械を導入し、加工技術の向上を目指してきました。さらに安全な構造体製品提供のため、木造住宅の許容応力度計算専門の構造設計事務所「木構造設計 一級建築士事務所」を2007年に開設しています。