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イタリア:アルベロベッロの「石の家」

イタリア:アルベロベッロの「石の家」

フランコ編30秒

Italia : la casa fatta di pietra ad Alberobello / Franco

イタリア南部のアルベロベッロにある「石の家」、トゥルッロ。世界遺産でもあるその家は、灼熱の夏には涼しく、厳しく寒い冬にはあたたかい。痩せた土地に鍬を入れれば出てくるキアンカレッレ(石灰岩)石を使った家づくりは、結果としてそこに暮らす人々に快適をもたらしている。アルベロベッロに暮らす「フランコ」と「パスクァーレ」が、そんな自慢の「トゥルッロ」を紹介してくれている。

イタリア:アルベロベッロの「石の家」

パスクァーレ編30秒

Italia : la casa fatta di pietra ad Alberobello / Pasquale

イタリア:アルベロベッロ

Ltalia : Alberobello

いくつものトゥルッロ(部屋一つに屋根一つという意味)が連なり、一つの「家」として形成されているイタリア南部にあるアルベロベッロの石の家。その歴史は15世紀末のナポリ王国時代、この地を統治していた伯爵が、「家の数」によって決められる税金を逃れるため、役人の視察の時だけ解体できる簡易な家を造るよう農民に命じたのがはじまりだそう。1996年に世界遺産に登録されている。

円錐型の「とんがり屋根」が連なるアロベロベッロの街並みは、世界遺産にふさわしく美しい。また郊外にも、農場や丘の上にトゥルッロが並んでいる。今でもこれらトゥルッロで生活している人は多く、空いているトゥルッロは綺麗に改装され、別荘として活用されているという。

アルベロベッロ一帯の痩せた土地は、鍬を入れるとキアンカレッレ(石灰岩)が出てくる。これを平らに積み上げ、独特の「とんがり屋根」を作り上げている。クリーム色の石灰岩を積み上げた改修後のトゥルッロの屋根は、キアンカレッレそのままのクリーム色をしている。

トゥルッロの壁は二重構造になっており、外壁と内壁の間に砂利が詰められている。この砂利が壁の中を伝う雨水を濾過し、地下の貯水槽に生活用水として蓄えられるという。そのため、水道が普及した現在ではあまり活用されていないらしいが、トゥルッロの室内には井戸が設置されている。

世界遺産として多くの観光客が行き交うアルベロベッロの夏は40℃を超える。漆喰を塗った白い壁は外気を遮断し、夏の厳しい暑さからこの地方に暮らす人々を守ってくれる。家の前を掃除していたおばあさんが「それでも夏は暑いよ」と笑っていた。

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